FlutterアプリにOSSライセンス表記は必要?
Flutterでアプリを作り始めると、
こんな疑問を持つ方は多いのではないでしょうか?
Flutterアプリって、OSS(オープンソースソフトウェア)の
ライセンス表記をしないといけないの?
結論から言うと、ほぼ必ず必要です。
この記事では、Flutter開発者向けに「なぜ必要なのか」「何をすればいいのか」をできるだけわかりやすく解説します。
結論:FlutterアプリはOSSライセンス表記が「原則必要」
Flutterアプリそのものに義務があるというより、
使っているOSSのライセンス条件によって表記が求められます。
そして重要なポイントはこれです👇
- Flutter SDK は OSS
- pub.dev のパッケージもほぼ OSS
- 多くの OSS ライセンスでは 著作権表示・ライセンス文の掲載が必須
👉 つまり Flutterを使ってアプリを作る時点で、基本的にライセンス表記が必要になります。
そもそも OSS ライセンスって何?
OSS(Open Source Software)には、
「自由に使っていいけど、守ってほしいルール」があります。
そのルールを書いたものが ライセンス です。
よくある条件
- 著作権表示を消さないこと
- ライセンス文を利用者に見える形で掲載すること
- 場合によってはソースコード公開が必要
Flutterアプリでよく使われる OSS は、
表記さえすればOKなライセンスがほとんどです。
Flutterでよく出てくるライセンス例
Flutter SDK
-
ライセンス:BSD 3-Clause
-
必要なこと:
- 著作権表示
- ライセンス文の掲載
➡️ ライセンス表記が必要
pub.dev のパッケージ
多くのパッケージは以下のようなライセンスです。
| ライセンス | ライセンス表記 |
|---|---|
| MIT | 必要 |
| BSD | 必要 |
| Apache License 2.0 | 必要 |
| LGPL | 必要(条件あり) |
| GPL | 要注意(商用では特に) |
👉 ほとんどのパッケージで何らかの表記が必要
「無料アプリ」「個人開発」でも必要?
はい、関係ありません。
よくある誤解👇
- ❌ 無料アプリだから不要
- ❌ 個人開発だから不要
- ❌ 小規模だから不要
- ❌ 学習用だから不要
👉 OSSは「使ったかどうか」がすべてです。
Flutterではどうやってライセンス表記するの?
安心してください。
Flutterには 公式で用意された簡単な方法があります。
showLicensePage を使う(おすすめ)
showLicensePage(
context: context,
applicationName: 'My App',
applicationVersion: '1.0.0',
);
これだけで👇
- Flutter SDK
- pubspec.yaml に書かれた依存パッケージ
の OSSライセンス一覧を自動で表示してくれます。
よくある実装場所
- 設定画面
- このアプリについて(About)
- 利用規約の近く
Google公式もこの方法を前提にしています。
表記しないとどうなる?
正直、すぐに問題になるケースは多くありません。
ただし…
- ストア審査で指摘される
- 法務チェックで差し戻される
- 企業案件でトラブルになる
といったリスクがあります。
👉 最初から入れておくのが一番安全でラクです。
まとめ
- ✅ Flutterアプリは OSSライセンス表記が原則必要
- ✅ Flutter SDK / pub パッケージが OSS だから
- ✅
showLicensePageを使えば簡単 - ⚠️ GPL / LGPL 系のパッケージは特に注意
おわりに
FlutterはiOS/Androidでも素早くアプリを作れる反面、
ライセンスまわりは意外と見落とされがちです。
ですが、
showLicensePage を1画面追加するだけで
ほぼすべて解決します。
「知らなかった」で後悔しないためにも、最初から入れておきましょう。
👍 この記事が役に立ったら嬉しいです!
📱 Flutter開発者向けの記事も今後書いていく予定です。