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Rails Tutorialの知識から【ポートフォリオ】を作って勉強する話 #15 投稿機能, Active Storage編

Last updated at Posted at 2019-12-01

こんな人におすすめ

  • プログラミング初心者でポートフォリオの作り方が分からない
  • Rails Tutorialをやってみたが理解することが難しい

前回:#14 ユーザ投稿表示, ページネーション編
次回:#16 線グラフ, Chartkick編

今回の流れ

  1. ルーティングと各アクションを整える
  • 投稿フォームをつくる
  • 画像を投稿できるようにする
  • 投稿編集・削除機能をつくる
  • 投稿時の不具合を解消する
  • テストをつくる

この記事は、動画を観た時間を記録するアプリのポートフォリオです。
今回は投稿機能を実装します。
(投稿のためのモデルが必要なので未読の方は#14を参照下さい。)

1. ルーティングと各アクションを整える

投稿フォームはshow.html.erbと同じビューを使用します。
投稿編集と削除の際には別途ビューを生成します。
以上から必要なアクションはcreate、edit、update、destroyとなります。
よって、ここでの手順は以下の通りです。

  • ルーティングを行う
  • 作成済みのメソッドを移動する
  • 各アクションを整える

ルーティングを行う

まずはルーティングを行いましょう。

config/routes.rb
Rails.application.routes.draw do
  # 中略
  resources :microposts, only: [:create, :edit, :update, :destroy]
end

作成済みのメソッドを移動する

各アクションを整える前に、1つ変更を加えます。
logged_in_userメソッドはMicropostsコントローラでも使用します。
先にこちらはApplicationコントローラに移動しましょう。

app/controllers/application_controller.rb
class ApplicationController < ActionController::Base
  protect_from_forgery with: :exception
  include SessionsHelper
  
  private
    def logged_in_user
      unless logged_in?
        store_location
        flash[:warning] = 'ログインしてください'
        redirect_to login_url
      end
    end
end

各アクションを整える

create、edit、update、destroyといった4つのアクションを整えましょう。

app/controllers/microposts_controller.rb
class MicropostsController < ApplicationController
  before_action :logged_in_user, only: [:create, :edit, :update, :destroy]
  before_action :correct_user, only: :destroy
  
  def create
    @user = current_user
    @micropost = current_user.microposts.build(micropost_params) if logged_in?
    @microposts = @user.microposts.page(params[:page]).per(10)
    
    if @micropost.save
      redirect_to current_user
    else
      render 'users/show'
    end
  end
  
  def edit
    @micropost = current_user.microposts.find_by(id: params[:id]) || nil
    if @micropost.nil?
      flash[:warning] = "編集権限がありません"
      redirect_to root_url
    end
  end
  
  def update
    @micropost = current_user.microposts.find_by(id: params[:id])
    @micropost.update_attributes(micropost_params)
    if @micropost.save
      flash[:success] = "編集が完了しました"
      redirect_to current_user
    else
      render 'microposts/edit'
    end
  end
  
  def destroy
    @micropost.destroy
    flash[:success] = "ログが削除されました"
    redirect_to current_user
  end
  
  private
    def micropost_params
      params.require(:micropost).permit(:memo, :time, :picture)
    end
    
    def correct_user
      @micropost = current_user.microposts.find_by(id: params[:id])
      redirect_to root_url if @micropost.nil?
    end
end

このポートフォリオはTutorialと異なり、user_pathにフォームを置いています。
この場合、フォーム入力失敗時のパスがmicroposts_pathとなります。

その結果、フォーム入力失敗時に/user/show.html.erbをrenderするため、Micropostsコントローラのcreateアクションにuserとmicroposts変数を渡す必要があります。

2. 投稿フォームをつくる

投稿フォームをつくりましょう。
パーシャルを生成し、そこに投稿フォームを作ります。

bash
$ touch app/views/layouts/_micropost_form.html.erb
app/views/layouts/_micropost_form.html.erb
<div class="container micropost-container">
  <h1>Form</h1>
  <%= form_with(model: @micropost, url: microposts_path, local: true) do |form| %>
    <%= render 'shared/error_messages', object: form.object %>
    <div class="form-group">
      <%= form.number_field :time, class: 'form-control', placeholder: "時間(分)を入力してください" %>
    </div>
    <div class="form-group">
      <%= form.text_area :memo, class: 'form-control', placeholder: "メモを加えてください" %>
    </div>
    <div class="form-group">
      <%= form.file_field :picture %>
    </div>
    <div class="form-group">
      <%= form.submit "記録する", class: 'btn btn-info btn-lg form-submit' %>
    </div>
  <% end %>
</div>

lantern_form.png

まず説明する点は、このような記述についてです。

<%= render 'shared/error_messages', object: form.object %>

renderにobjectオプションを使うことにより、error_messages.html.erbで、userやmicropostなどを引き渡すオブジェクト名としてobjectを使用できます。
エラーを表示する他のビューに対しても、同様に記述しましょう。

加えてerror_messages.html.erbはこのように変更しましょう。

app/views/shared/_error_messages.html.erb
<% if object.errors.any? %>
  <div id="error_explanation">
    <div class="alert alert-danger alert-form-extend" role="alert">
      <%= object.errors.count %>個のエラーがあります
    </div>
    <ul>
      <% object.errors.full_messages.each do |msg| %>
        <li><%= msg %></li>
      <% end %>
    </ul>
  </div>
<% end %>

参考になりました↓
form_for の f.object って何だ?(Rails)

続いてこの部分ですが、現状では動作しません。

<%= form.file_field :picture %>

こちらは下記の画像投稿を可能にすることで動作します。

3. 画像を投稿できるようにする

画像投稿にはRails5.2から対応のActive Storageを使用します。
また画像をアップロードするストレージとしてS3を使用します。
まずはActive Storageについて理解しましょう。

Active Storageを理解する

Active Storageとはファイルをアップロードする機能のことです。
以下の記事が分かりやすいですので一読してみましょう。
【Rails 5.2】Active Storageの使い方

加えて今回はアップロード時の保存先にS3を使用します。
S3とはAWSが提供するストレージのことです。
S3の使用にはGemの追加と設定の編集が必要です。

以上を踏まえてActive Storageを使用するにはこのような手順が必要です。

  • S3(バケット)を作成する
  • Active Storageを用意する
  • Active StorageとS3を紐づける

S3(バケット)を作成する

まずはS3(バケット)を作成しましょう。
ここでの手順は以下の通りです。

  • IAMユーザに権限を与える
  • アクセスキーを作成する
  • バケットを作成する

IAMユーザに権限を与える

ポートフォリオ用のユーザにS3を使用する権限を与えます。
以下の手順を行いましょう。

  1. ルートユーザでAWSにログインする
  2. IAMを開く
  3. ポートフォリオ用ユーザを選択する
  4. 「アクセス権限の追加」を押す
  5. 「既存のポリシーを直接アタッチ」からS3を検索する
  6. 「AmazonS3FullAccess」をチェックし確認する

分からない場合はこちらをご覧ください↓
【AWS】【S3】作成手順 & アップロード手順 & アクセス権限設定手順

アクセスキーを作成する

続いて後述で必要になるアクセスキーを作成します。
このキーを作成することでRailsとS3を紐づけることが可能です。
以下の手順を行いましょう。

  1. ルートユーザでAWSにログインする
  2. IAMを開く
  3. ポートフォリオ用ユーザを選択する
  4. 「認証情報」タブから「アクセスキーの作成」を押す
  5. アクセスキーとシークレットアクセスキーをメモする
    (一度しか表示されないので注意)

バケットを作成する

最後にポートフォリオ用ストレージとなるバケットを作成します。
以下の手順を行いましょう。

  1. IAMユーザでAWSにログインする
  2. S3を開く
  3. 「バケットを作成する」を押す
  4. バケット名を入力し東京リージョンを選択する
  5. 「次へ」を押し続け「バケットを作成」を押す

分からない場合はこちらをご覧ください↓
【AWS】【S3】作成手順 & アップロード手順 & アクセス権限設定手順
以上でS3(バケット)の作成は完了です。

Active Storageを用意する

次にActive Storageを用意しましょう。
ここでの手順は以下の通りです。

  • Active Storageをインストールする
  • モデル(今回はMicropostモデル)を編集する

Active Storageをインストールする

まずはインストールを行いDBをマイグレートします。

bash
$ rails active_storage:install
$ rails db:migrate

モデル(今回はMicropostモデル)を編集する

モデルの編集はいたって簡単です。
app/models/micropost.rbに以下を加えるだけで成立します。

app/models/micropost.rb
has_one_attached :picture

ここで宣言した名前(今回はpicture)がモデルのカラムとして機能します。
以上でActive Storageの用意は完了です。

Active StorageとS3を紐づける

最後にActive StorageとS3を紐づけましょう。
ここでの手順は以下の通りです。

  • 必要なGemを追加する
  • 設定を編集する

必要なGemを追加する

S3との紐づけにはaws-sdk-s3が必要です。
Gemfileに追加しましょう。

gemfile
+ gem 'aws-sdk-s3'

設定を編集する

Active Storageの保存先をS3にするため:localから:amazonに変更します。

config/environments/development.rb
  # 中略
  # Store uploaded files on the local file system (see config/storage.yml for options)
  config.active_storage.service = :amazon
config/environments/production.rb
  # 中略
  # Store uploaded files on the local file system (see config/storage.yml for options)
  config.active_storage.service = :amazon

続いてstorage.ymlにてamazon:の部分をこのように変更します。

config/storage.yml
# Use rails credentials:edit to set the AWS secrets (as aws:access_key_id|secret_access_key)
amazon:
  service: S3
  access_key_id: <%= Rails.application.credentials.dig(:aws, :access_key_id) %>
  secret_access_key: <%= Rails.application.credentials.dig(:aws, :secret_access_key) %>
  region: ap-northeast-1
  bucket: #S3で作成したバケット名(今回はlantern-lantern-s3)

最後に、先ほどメモしたアクセスキーとシークレットアクセスキーを入力します。
この2つはセキュリティ上Rails Credentialsを使用します。
この機能により直接キーを入力することを回避し暗号化します。

それではRails Credentialsを編集しましょう。
エディターにはVimを使用します。

bash
$ EDITOR=vim rails credentials:edit

Vimは癖があるので、下記に簡単な操作を載せておきます。

  • 入力開始:i
  • 入力終了:esc
  • 保存終了:ZZ
  • 保存せず終了::q!
aws:
 access_key_id: # ここにアクセスキーを入力
 secret_access_key: # ここにシークレットアクセスキーを入力

以上で紐づけは完了です。

画像をリサイズする

このままではユーザが投稿する画像サイズに制限がありません。
画像のリサイズにはMiniMagickというGemを使用しましょう。
ここでの手順は以下の通りです。

  • Gemを追加する
  • ImageMagickをインストールする
  • リサイズのメソッドを定義する
  • ビューで表示する

Gemを追加する

gemfile
+ gem 'mini_magick'
bash
$ bundle install

ImageMagickをインストールする

MiniMagickの使用にはImageMagickのインストールが必要です。
こちらも加えて行いましょう。

bash
$ sudo yum install -y ImageMagick

リサイズのメソッドを定義する

画像のリサイズを行うよう、モデルにメソッドを定義します。

app/models/micropost.rb
def resize_picture
  return self.picture.variant(resize: '100x100').processed
end

ビューで表示する

リサイズされた画像を表示するにはこのように記述します。

app/views/layouts/_log.html.erb
<% @microposts.each do |micropost| %>
<!-- 省略 -->
  <% if micropost.picture.attached? %>
  <div class="log-picture">
    <%= image_tag micropost.resize_picture %>
  </div>
  <% end %>
<!-- 省略 -->
<% end %>

フォーム入力↓
lantern_input_form.png
ログ表示↓
lantern_output_form.png
以上で画像のリサイズは完了です。

4. 投稿編集・削除機能をつくる

編集と削除のためのアクションはすでに終えました。
よって、ここでの手順はビューをつくるのみです。

bash
$ touch app/views/microposts/edit.html.erb
app/views/microposts/edit.html.erb
<% provide(:title, 'メモ編集') %>
<div class="container micropost-edit-container">
  <div class="edit-titles">
    <%= image_tag 'edit_02.png', class: 'edit-img' %>
    <h1 class="title edit-micropost-title">メモ編集</h1>
  </div>
  <%= form_with(model: @micropost, url: micropost_path, local: true) do |form| %>
    <%= render 'shared/error_messages', object: form.object %>
    <div class="form-group">
      <%= form.label :time, '時間' %>
      <%= form.number_field :time, class: 'form-control', placeholder: @micropost.time %>
    </div>
    <div class="form-group">
      <%= form.label :memo, 'メモ' %>
      <%= form.text_area :memo, class: 'form-control', placeholder: @micropost.memo %>
    </div>
    <div class="form-group">
      <%= form.label :picture, '画像' %>
      <%= form.file_field :picture, class: 'form-control-file', placeholder: @micropost.picture %>
    </div>
    <div class="row">
      <div class="col">
        <div class="form-group">
          <%= link_to "削除", micropost_path, method: :delete, data: { confirm: "本当に削除しますか?" }, class: 'btn btn-lg btn-danger btn-edit-user' %>
        </div>
      </div>
      <div class="col">
        <div class="form-group">
          <%= form.submit "編集", class: 'btn btn-info btn-lg btn-edit-user' %>
        </div>
      </div>
    </div>
    <div class="form-group">
      <%= link_to "戻る", current_user, class: 'btn btn-lg btn-edit-user btn-back' %>
    </div>
  <% end %>
</div>

メモ編集画面↓
lantern_edit_micropost.png

5. 投稿時の不具合を解消する

このままではフォームの時間が空の時、ログが「分」のみで出力されてしまいます。
それを避けるために簡単な条件を書き、ログを正しく出力しましょう。

app/views/layouts/_log.html.erb
<!-- 省略 -->
<% @microposts.each do |micropost| %>
    <li id ="micropost-<%= micropost.id %>">
      <span class="row log-list">
        <span class="col-2 log-timestamp d-none d-md-inline-block log-timestamp-block">
          <span class="log-timestamp"><%= time_ago_in_words(micropost.created_at) %></span>
        </span>
        <span class="col-md-10 col-log-memos">
          <div class="log-time-and-edit">
            <div class="row">
              <span class="log-time col-3">
                <% if micropost.time.nil? %>
                  0分
                <% else %>
                  <%= micropost.time %><% end %>
              </span>
              <span class="col-7 log-timestamp log-timestamp-inline"><%= time_ago_in_words(micropost.created_at) %></span>
              <span class="log-edit col-2"><%= link_to image_tag('edit.png', class: "log-edit-image"), edit_micropost_path(micropost) %></span>
            </div>
          </div>
          <% if micropost.memo.present? %>
            <div class="log-memo"><%= micropost.memo %></div>
          <% end %>
          <% if micropost.picture.attached? %>
            <div class="log-picture"><%= image_tag micropost.resize_picture %></div>
          <% end %>
        </span>
      </span>
    </li>
<% end %>
<!-- 省略 -->

時間が空の場合「0分」と表示↓
(少々デザインも変更しています)
lantern_log_correction.png

6. テストをつくる

残るはテストのみです。
ここではModel specとRequest specのテストを行います。

Model specでのテスト

このテストでは以下を確認します。

  • pictureのみ存在するMicropostモデルは有効か
  • 5MBを超える画像は無効か
  • 画像以外のファイルは無効か

その前に5MB以上の画像、画像以外のファイルを以下のフォルダに準備しましょう。

bash
$ mkdir spec/fixtures/images
# 実際にファイルを追加する

その後、テストを記述します。

spec/models/micropost_spec.rb
require 'rails_helper'

RSpec.describe Micropost, type: :model do
  
  let(:user) { create(:user) }
  let(:micropost) { user.microposts.build(time: 240, memo: "Lorem ipsum", user_id: user.id) }

  # 中略

  describe "picture" do
    it "should be valid if all columns are nil except picture" do
      micropost.update_attributes(time: nil, memo: nil, user_id: user.id)
      expect(micropost).to be_invalid
      micropost.picture.attach(io: File.open(Rails.root.join('spec', 'fixtures', 'images', 'test.jpg')), filename: 'test.jpg', content_type: 'image/jpg')
      expect(micropost).to be_valid
    end
    
    it "should not be over than 5MB" do
      micropost.picture.attach(io: File.open(Rails.root.join('spec', 'fixtures', 'images', 'test_5mb.jpg')), filename: 'test_5mb.jpg', content_type: 'image/jpg')
      expect(micropost).to be_invalid
    end
    
    it "should be only images file" do
      micropost.picture.attach(io: File.open(Rails.root.join('spec', 'fixtures', 'images', 'test.pdf')), filename: 'test.pdf', content_type: 'application/pdf')
      expect(micropost).to be_invalid
    end
  end
end

参考にさせていただきました↓
Active Storageの簡単なバリデーションの実装とテスト
ActiveStorageでattachできるものについて調べてみた
Ruby IOクラスについて学ぶ
Railsのファイルパスの操作のメモ

Request specでのテスト

このテストでは以下を確認します。

  • ログインしていないユーザの投稿が無効か
  • フォームが全て空欄のユーザ投稿が無効か
  • ログインしているユーザの投稿が有効か
  • ログインしていないユーザの投稿削除が無効か
  • 他ユーザの投稿削除が無効か
  • ログインしているユーザの投稿削除が有効か
  • ログインしていないユーザの投稿編集が無効か
  • 他ユーザの投稿編集が無効か
  • フォームが全て空欄の投稿編集が無効か
  • ログインしているユーザの投稿編集が有効か
spec/requests/microposts_spec.rb
require 'rails_helper'

RSpec.describe "Microposts", type: :request do
  
  let(:user) { create(:user) }
  let(:other_user) { create(:other_user) }
  
  def post_valid_information
    post microposts_path, params: { micropost: { memo: "aaa" } }
  end
  
  def post_invalid_information
    post microposts_path, params: { micropost: { memo: nil } }
  end
  
  def patch_valid_information
    patch micropost_path, params: { micropost: { memo: "bbb" } }
  end
  
  def patch_invalid_information
    patch micropost_path, params: { micropost: { memo: nil } }
  end
  
  describe "POST /microposts" do
    it "does not add a micropost when not logged in" do
      expect{ post_valid_information }.not_to change(Micropost, :count)
      follow_redirect!
      expect(request.fullpath).to eq '/login'
    end
    
    it "does not add a micropost when the form has no information" do
      log_in_as(user)
      get user_path(user)
      expect{ post_invalid_information }.not_to change(Micropost, :count)
    end
    
    it "succeeds to add a micropost" do
      log_in_as(user)
      get user_path(user)
      expect(request.fullpath).to eq '/users/1'
      expect{ post_valid_information }.to change(Micropost, :count).by(1)
      follow_redirect!
      expect(request.fullpath).to eq '/users/1'
    end
  end
  
  describe "DELETE /micropost" do
    it "does not destroy a micropost when not logged in" do
      delete micropost_path(1)
      follow_redirect!
      expect(request.fullpath).to eq '/login'
    end
    
    it "does not destroy a micropost when other users logged in" do
      log_in_as(user)
      get user_path(user)
      post_valid_information
      follow_redirect!
      delete logout_path
      log_in_as(other_user)
      get user_path(other_user)
      expect(request.fullpath).to eq '/users/2'
      post_valid_information
      expect{ delete micropost_path(1) }.not_to change(Micropost, :count)
      expect{ delete micropost_path(2) }.to change(Micropost, :count).by(-1)
    end
    
    it "succeeds to destroy a micropost" do
      log_in_as(user)
      get user_path(user)
      expect{ post_valid_information }.to change(Micropost, :count).by(1)
      follow_redirect!
      expect{ delete micropost_path(1) }.to change(Micropost, :count).by(-1)
      follow_redirect!
      expect(request.fullpath).to eq '/users/1'
      expect(flash[:success]).to be_truthy
    end
  end
  
  describe "GET /microposts/:id/edit" do
    it "does not edit a micropost when not logged in" do
      log_in_as(user)
      get user_path(user)
      post_valid_information
      follow_redirect!
      delete logout_path
      follow_redirect!
      get edit_micropost_path(1)
      follow_redirect!
      expect(request.fullpath).to eq '/login'
    end
    
    it "does not edit a micropost when other users logged in" do
      log_in_as(user)
      get user_path(user)
      post_valid_information
      follow_redirect!
      delete logout_path
      follow_redirect!
      log_in_as(other_user)
      get edit_micropost_path(1)
      follow_redirect!
      expect(request.fullpath).to eq '/'
    end
    
    it "does not edit a micropost when the form has no information" do
      log_in_as(user)
      get user_path(user)
      post_valid_information
      follow_redirect!
      get edit_micropost_path(1)
      expect(request.fullpath).to eq '/microposts/1/edit'
      patch_invalid_information
      expect(request.fullpath).to eq '/microposts/1'
    end
    
    it "succeeds to edit a micropost" do
      log_in_as(user)
      get user_path(user)
      post_valid_information
      follow_redirect!
      get edit_micropost_path(1)
      expect(request.fullpath).to eq '/microposts/1/edit'
      patch_valid_information
      follow_redirect!
      expect(request.fullpath).to eq '/users/1'
    end
  end
end

以上でテストは終了です。
お疲れさまでした。

備考:Active Storageを伴うテストにFactoryBotを使いたい

Micropostモデルを検証する際、FactoryBotを使ったテストを行いたかったのですが、断念しました。一応調べた分を共有します。

Active Storageを伴うFactoryBotを使う手順は以下の通りです。

  1. 環境設定を行う
  2. FactoryBotを整える
  3. テストを書く

環境設定を行う

まずは、ダミーでアップロードを行うfixture_file_uploadメソッドを使うために、環境設定をしましょう。

spec/rails_helper.rb
# 中略
RSpec.configure do |config|
  # 中略
  # factoryBot内での呼び出し
  FactoryBot::SyntaxRunner.class_eval do
    include ActionDispatch::TestProcess
  end
  # fixtureのパス指定(テスト時のパスをfixtures以下から省略できる)
  config.fixture_path = "#{::Rails.root}/spec/fixtures"
# 中略
end

参考にさせていただきました↓
parperclipでファイルアップロードをRspecでテスト w/ factory_girl
Factory Bot trait for attaching Active Storange has_attached

FactoryBotを整える

続いてFactoryBotを整えます。

spec/factories/microposts.rb
FactoryBot.define do
  factory :micropost do
    trait :memo_1 do
      time { 240 }
      memo { "I just ate an orange!" }
      user_id { 1 }
      created_at { 10.minutes.ago }
      picture { fixture_file_upload('/images/test.jpg', 'image/jpg') }
    end
    # 中略
    association :user
  end
end

参考にさせていただきました↓
Factory Bot trait for attaching Active Storange has_attached

テストを書く

残るはletでMicropostモデルを定義するだけです。

spec/models/micropost_spec.rb
require 'rails_helper'

RSpec.describe Micropost, type: :model do
  let(:micropost) { create(:micropost, :memo_1) }
  # 中略
end

しかしテスト時に画像を追加・削除する際、Active Storageで生成される他の2つのモデルとの関連づけがないためエラーが発生します。

# どれもエラーが発生する
micropost.picture = nil
micropost.save!

micropost.update_attribute(:picture, nil)

micropost.picture.attach(nil)
ActiveRecord::RecordNotSaved:
       Failed to save the new associated picture_attachment.

強引に2つのクラスを生成するという方法もあるのですが、断念しました。
シンプルにテストを通す方法をご存知の方は、ご教示お願いします。

参考にさせていただきました↓
ruby on rails 画像 fixture_file_uploadに{file}が存在しないというエラーがあります
ruby on rails rails_blob_path ActiveStorageでモデルテストを正しく行うには?


前回:#14 ユーザ投稿表示, ページネーション編
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