1. 本記事の目当て
生成AIを単に使うだけであればWeb上の情報もあり、書籍は不要と思います。本記事の対象読者は
- 生成AIの組織導入を検討している方
- 一歩進んだ・踏み込んだ使い方を模索している方
- 生成AI開発・運用のために理論を知る必要がある方
- 生成AI開発・運用のために開発方法や運用法を知る必要がある方
などです。
- 内容につきまして
- 生成AI活用全般をご紹介しておりますが、本記事著者青木は最近は動向調査などがメインでAI開発・運用はあまりしておりません
- 開発・運用周りは生成AIの動向を知るために最低限押さえておくべきことは押さえておこう、というスタンスです
- 開発・運用についての書籍も定番のものと思いますが、認識ずれなどございましたら遠慮なくご指摘ください
- 紹介書籍を元に基礎固めをし、Qiitaに多数良記事がございますのでそれらで補強するといいと思います!
- あくまでもIT企業のエンジニア視点です。アカデミア視点ではないのでご容赦
- 基本Amazon Kindle版へのリンクとしております
- Kindle版は固定レイアウトとリフロー型があり、固定レイアウトはKindleなど小さめの画面ですと読みにくい場合がありお気をつけください
- 紙版のみの場合は紙版へ
- 生成AI活用全般をご紹介しておりますが、本記事著者青木は最近は動向調査などがメインでAI開発・運用はあまりしておりません
- 記事作成につきまして
- 記事構成、候補選定、文章案にChatGPTを用いております
- ただChatGPTが生成したままのところはありません
- 基本全ての本を読んだ上でのリストです
- 一部の本は出たばかりのことや私が購入したばかりなどもあり、読みかけのものがありますがその旨明記しております
- 毎回「こういうリストを作るやつは読んでないアフィリエイト目的だ」という根拠のない悪口を言われますがこうお返しいたしましょう「読まないでこのレベルのリストを作れますか?このレベルのリストが他にありますか?」
- 類書の洪水に正直追いつけていません。ここに挙げた本には自信がありますが、これら以外にも良書がたくさんあると思います。あくまでもご参考として
1.1. 昨年度からのUpdate
2025年版の記事はこちらです。
2025年から直近までの生成AI動向の概要は、
-
プロンプトだけでは足りなくなった
-
RAGやAIエージェントが実用段階に入った
-
作るだけでなく評価と運用が重要になった
-
個人利用だけでなく組織導入が課題になった
-
関連記事:直近の生成AI関連の動向(この記事も8月ないし9月時点の動向記事として鋭意作成中です)
これらを踏まえ、2026年版の本記事は以下方針です。
- 2025年版は、生成AIの使い方やLLMの仕組みを学ぶ記事でした
- 2026年版では、直近までのLLMの仕組みのUpdateとともに、生成AIを使うだけでなく、AIエージェントや組織導入まで視野を広げ、AIアプリケーションとして設計・評価し、安全に運用するための書籍を紹介します
- 1-2年の流行で終わるようなものではなく基礎固めとなる本が中心です
- 類似記事とは全然違う本もあるでしょう!自信ありです!
1.2. 関連記事
生成AIの基盤となる深層学習や、AIエージェント・意思決定とも関連の深い強化学習などは別途、機械学習・データ分析の本紹介記事としています。2026年版も鋭意作成中でまもなく公開いたします(それまでは2025年版をご参照ください)。
その他以下項目内に、関連記事をリンクいたします。
2. 書籍紹介
2026年に生成AIを学ぶとはどういうことかを考え、生成AIを学ぶ領域として以下の分野に整理しました。
参考まで、昨年度記事からの差異も示しております。
| 書籍紹介章 | 冊数 | 既存 | New |
|---|---|---|---|
| 2.1. 活用・仕事術 | 5 | 3 | 2 |
| 2.2. モデル・基盤技術 | - | - | - |
| 2.2.1. 生成AI全般 | 3 | 3 | 0 |
| 2.2.2. 自然言語処理 | 5 | 5 | 0 |
| 2.2.3. LLM | 4 | 3 | 1 |
| 2.2.4. 画像・音声・動画/マルチモーダル | 6 | 4 | 2 |
| 2.2.5. 発展・数理基礎 | 1 | 1 | 0 |
| 2.3. AIエンジニアリング | - | - | - |
| 2.3.1. 全体像 | 1 | 0 | 1 |
| 2.3.2. プロンプト・コンテキスト | 3 | 2 | 1 |
| 2.3.3. AIアプリケーション開発 | 3 | 1 | 2 |
| 2.3.4. RAG | 3 | 3 | 0 |
| 2.3.5. AIエージェント | 4 | 1 | 3 |
| 2.3.6. 評価 | 2 | 0 | 2 |
| 2.3.7. LLMOps | 1 | 0 | 1 |
| 2.3.8. 安全性・AI倫理 | 2 | 0 | 2 |
| 2.4. Physical AI | 4 | 0 | 4 |
| 2.5. 組織導入・事業 | 3 | 1 | 2 |
| 2.6. Extra | 1 | 0 | 1 |
| 合計 | 51 | 27 | 24 |
- 去年から24冊を新たに追加いたしました
- また下記3冊は削除いたしました
-
面倒なことはChatGPTにやらせよう
- 私はこの本から本格的に生成AIに取り組み出したので思い入れのある本ですが当時のChatGPTの機能に特化した内容ですので流石に古くなったかなと思います。2が出るといいんですけれどね
- ありがとうこの本のおかげです
-
生成AIスキルとしての言語学
- プロンプトの上部のテクニックから一歩踏み込んだ内容なのですが、LLM側の内部構造が変わっている現在その「言語学」もアップデートされるべきかなと思うので、本書も2期待しています
-
深層学習 生成AIの基礎
- 類書が増え、そちらを採用
-
面倒なことはChatGPTにやらせよう
2.1. 活用・仕事術ー生成AIを仕事で使うー
プロンプトとは何かから、データ分析に使うには、壁打ち・ブレスト相手として、あるいは一緒に仕事をする相棒としてどう付き合うか。
| 書名 | 内容 |
|---|---|
深津式プロンプト読本
|
|
AI時代の質問力 プロンプトリテラシー 「問い」と「指示」が生成AIの可能性を最大限に引き出す
|
|
外資系コンサルのデータ分析技法―生成AIを使いこなすデータスキル
|
New
|
AIを使って考えるための全技術
|
|
これからのAI、正しい付き合い方と使い方 「共同知能」と共生するためのヒント
|
New
|
2.2. モデル・基盤技術
生成AIの理論などを知るための本。
2.2.1. 生成AI全般
| 書名 | 内容 |
|---|---|
大規模言語モデルは新たな知能か ChatGPTが変えた世界
|
|
ゼロから作るDeep Learning ❺ ―生成モデル編
|
|
原論文から解き明かす生成AI
|
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2.2.2. 自然言語処理
大規模言語モデルを知るためには言語をどう処理するかが必要なので、というところですね。
| 書名 | 内容 |
|---|---|
放送大学 自然言語処理入門
|
|
自然言語処理の教科書
|
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IT Text 自然言語処理の基礎
|
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ゼロから作るDeep Learning ❷ ―自然言語処理編
|
|
統計的テキストモデル──言語へのベイズ的アプローチ
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|
2.2.3. LLM
大規模言語モデル(LLM)の理論について。
| 書名 | 内容 |
|---|---|
ゼロから作るDeep Learning ❻ ―LLM編
|
New
|
大規模言語モデル入門![]() |
|
大規模言語モデル入門Ⅱ〜生成型LLMの実装と評価
|
|
直感 LLM ハンズオンで動かして学ぶ大規模言語モデル入門
|
|
2.2.4. 画像・音声・動画/マルチモーダル
テキスト以外の画像・音声・動画を扱う生成モデルと、テキスト+画像など複数のモダリティを組み合わせて扱うマルチモーダル技術について。
| 書名 | 内容 |
|---|---|
生成AIのしくみ 〈流れ〉が画像・音声・動画をつくる
|
|
Pythonで学ぶ画像生成 機械学習実践シリーズ
|
|
生成 Deep Learning 第2版 ―絵を描き、物語や音楽を作り、ゲームをプレイする
|
|
直感 生成AI ―ハンズオンで動かして学ぶ拡散モデル入門
|
New
|
深層学習からマルチモーダル情報処理へ
|
New
|
拡散モデル データ生成技術の数理
|
|
2.2.5. 発展・数理基礎
LLMではTransformerが中心ですが、画像・動画生成では拡散モデルも重要です。また、拡散モデルや状態空間モデルなどを数理的に理解するには、確率過程や確率微分方程式、ベイズモデルなどの知識も役立ちます。
| 書名 | 内容 |
|---|---|
機械学習のための確率過程入門(増補改訂版): 確率微分方程式からベイズモデル,拡散モデルまで
|
|
2.3. AIエンジニアリング
では、AIを使って、役にたつ仕組みを作ろうというところ。
2.3.1. 全体像
| 書名 | 内容 |
|---|---|
AIエンジニアリング
|
New
|
2.3.2. プロンプト・コンテキストープロンプトからコンテキストエンジニアリングへー
良い回答を得るための指示つまりプロンプトをどう設計・実装するかというプロンプトエンジニアリングから、良い回答をさらに得るためには目的に対する文脈を正しく与えようぜというコンテキストエンジニアリング、と発展してきていますね。
| 書名 | 内容 |
|---|---|
LLMのプロンプトエンジニアリング —GitHub Copilotを生んだ開発者が教える生成AIアプリケーション開発
|
|
生成AIのプロンプトエンジニアリング ―信頼できる生成AIの出力を得るための普遍的な入力の原則
|
|
LLMの原理、RAG・エージェント開発から読み解く コンテキストエンジニアリング
|
New
|
2.3.3. AIアプリケーション開発
ではアプリを作るにはどうしたら良いかのお話。
| 書名 | 内容 |
|---|---|
生成AIアプリ開発大全――Difyの探求と実践活用
|
|
実践 LLMアプリケーション開発 ―プロトタイプを脱却し、実用的な実装に迫るための包括的な手引き
|
New
|
初めてのLangChain ―LangChainとLangGraphによるAI/LLMアプリケーションの構築
|
New
|
2.3.4. RAG
汎用のLLMだけではなく、自社などの固有の情報をどう生成AIで扱うかの一つの回答としてのRAGについて。
生成AIの機能としてのRAGだけではなく、従来の情報検索のノウハウをもっと見直そうぜというところが言われ出していますね。
| 書名 | 内容 |
|---|---|
LangChainとLangGraphによるRAG・AIエージェント[実践]入門
|
|
はじめての知識グラフ構築ガイド
|
|
検索システム 実務者のための開発改善ガイドブック
|
|
2.3.5. AIエージェントーAIエージェントを設計・開発するー
今年のビジネスそしてITのバズワードは完全に「エージェント」ですね。定義が曖昧なまま溢れていて、「DX」「データサイエンティスト」「AI」と同じく混乱しています。
別記事に少し書きましたが、
「AIエージェント」という言葉は現在かなり広く使われています。本記事では、LLMを中心に、ツール利用・計画・記憶などを組み合わせ、一定範囲で自律的にタスクを遂行するAIシステムをAIエージェントとして扱います。
| 書名 | 内容 |
|---|---|
現場で活用するためのAIエージェント実践入門
|
|
意思決定のためのアルゴリズム I 確率的推論と逐次意思決定の基礎
|
New
|
意思決定のためのアルゴリズム II モデル・状態の不確実性とマルチエージェント
|
New
|
エージェントアプローチ人工知能 原著第4版
|
New
|
2.3.6. 評価ー生成AIを評価するー
生成AIの結果を確認や評価するのって大変じゃないですか。生成AI自体にやらせたらと思いますよね。実際やりますし。でもその方法をちゃんと方法論とする研究ないのかなと思ってましたら
- LLM-as-a-Judge
ってあるのですね。
| 書名 | 内容 |
|---|---|
生成AIアプリケーション評価入門
|
New
|
Human-in-the-Loop機械学習
|
New機械学習の100冊2025より、移動させました
|
2.3.7. LLMOpsー生成AIを本番運用するー
作っておしまいではなく、運用でまた新たな課題がありそれをうまくこなす方法論があるのはAI以外のITと同じ。でも方法が違うから学ぼうという。
| 書名 | 内容 |
|---|---|
MLflowで実践するLLMOps
|
New
|
2.3.8. 安全性・AI倫理ー生成AIを安全に使うー
有害出力、情報漏洩、攻撃への耐性など生成AIシステムの安全性と、AIを社会の中でどのように設計・利用すべきかという倫理について。
| 書名 | 内容 |
|---|---|
生成AIの安全性入門
|
New
|
AI・ロボットからの倫理学入門
|
New
|
その他AI x 倫理関連にご関心があれば、
2.4. Physical AIーデジタル世界から物理世界へー
本記事では「生成AI・基盤モデルが物理世界へ拡張する領域」という観点からPhysical AIを扱います。
| 書名 | 内容 |
|---|---|
基盤モデルとロボットの融合 マルチモーダルAIでロボットはどう変わるのか
|
New
|
実践 フィジカルAIの教科書
|
New
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ロボットはもっと賢くなれるか
|
New
|
ロボットに心は生まれるか
|
New
|
もう一歩先、エージェントが世界を認識するための「世界モデル」について、
2.5. 組織導入・事業ー生成AIを組織と事業に導入するー
生成AI導入の成否は、モデル性能だけではなく、業務設計と組織設計で決まる。
| 書名 | 内容 |
|---|---|
実践 生成AIの教科書
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|
AI AND INNOVATION
|
New
|
エージェント型AI
|
New
|
2.6. Extra
| 書名 | 内容 |
|---|---|
記号創発システム論 来るべきAI共生社会の「意味」理解にむけて (ワードマップ)
|
New機械学習の100冊2025より、移動させました
|
3. 書籍以外の情報
動向がはやいAIについて書籍はどうしても情報が遅れがちになります。本で足腰を固め、最新の情報は論文・Webサイトで得るというところでしょうか。
Webサイトのリンク集をご参考まで。


















































