Splunk Advent Calendar 2023 24日目です!
ykoeさんの記事に反応してSplunkとF1に関連する情報を調べてみました。
まずはクリスマスの話から始まるTED2022のセッションから。
Esports, virtual Formula 1 and the new era of play
Splunkに勤めているJamesさんは、クリスマスプレゼントにもらったFIFA'96がきっかけでゲームにはまって以来、現実世界とそっくりなF1ゲームが大のお気に入りだとか。データドリブンな世界のおかげでF1ドライバーになるチャンスが誰にでも訪れるという話をされてました。内容はざっくり次のような感じです。
- マクラーレンのF1ドライバーであるランド・ノリス選手に言わせると、F1ゲームは本当にリアル。路面の凹凸も感じることができる。違いは走行中の風を感じられないことくらい。
- カートの世界で無敵だったルディ・ファン・ビューレン(Rudy Van Buren)は資金不足のためF1ドライバーになる夢をあきらめた。
- 数年後、ルディはドライビングシミュレーターの大会で優勝、マクラーレンのシミュレーターチームとプロ契約を結んだ。これがきっかけで、後に本物のレーシングドライバーになった。(マクラーレンではなかったのが残念)
- テクノロジーの進化によって、地理的・社会的・経済的な壁を越えることもできる時代になった。F1ドライバーになることだって夢ではない。
Splunkと関係ありそうな話は少しだけで、「勝つためにはデータを集めて分析する必要があるんだよ」という次のような内容でした。
- 現実のレースでは約300個のセンサーを使って走行中のテレメトリデータを集めている。
- 集めたデータをリアルタイム分析してドライバーにフィードバック。
- ゲームでも処理してるデータ数は同じくらい。
- 現実もゲームも優勝するにはデータを分析して改善を行うサイクルが必須。
- どのタイミングでブレーキを踏めばコーナーを最速で曲がれるか、などなど、改善していくにはデータの分析が必要不可欠。
これだけだとよく分からないので探してみたところ、いろいろ見つかりました↓
Art of Data ~データ活用術:マクラーレンの「第3のF1マシン」
日本語の翻訳ブログ があります。マクラーレンチームは会場にSplunkなどが稼働するサーバーをラックまるごと持ち込んでるようです。F1マシンが2台あるから、このラックは3番目ということらしいです。ブログに埋め込まれていたYoutubeの動画から3つほどピックアップしました。
個人的にはデータを分析するコントロールセンターのインパクトが強かったです。動画の3分45秒あたりから紹介が始まります。
こちらのリンクカードからどうぞ。
その他のダッシュボード
マクラーレンのサイトにもSplunkのダッシュボードを紹介しているページがありました。
これらのダッシュボードがどう使われているのかについては、Splunkのページにある日本語字幕付きビデオが参考になりそうです。
F1でもHappy Splunking!