Splunk Advent Calendar 2023 19日目です!
この記事では、Playstation4のゲームソフトF1 2023のプレイデータをSplunkで可視化します。
※この記事はhttps://splunk.github.io/f1-simulator/ に記載されている手法を試しています。詳細はgithubの情報をご確認ください。
Playstation側の設定
F1 2023の設定画面で、UDP telemetry dataをexportできます。
データ転送用のサーバー構築
PS4からのtelemetryデータを受信するサーバーを立てます。
UDPのデータをこのサーバーで受けた後、splunk observability cloud、およびsplunk enterprise/cloudへ転送する仕組みです。
(このサーバーの仕組みは後日解説するかもしれません)
この記事ではEC2インスタンス上にubuntuを構築し、dockerをインストールしimageをpullします。
インスタンス情報
- AWS/EC2 (Ubuntu 22.04 or above)
- t2.large (2 vCPU, 8GB RAM)
- External IP address
- Inbound access ports 8501/tcp, 20777/udp
docker run --name f1_2023 -d -p 8501:8501/tcp -p 20777:20777/udp ghcr.io/splunk/f1_2023-amd64:latest
サーバーが起動できたら http://<EC2 instance IP>:8501にアクセスします。
Observability CloudとSplunk CloudのAccess Tokenを入力します。
(Access Tokenの入手方法は下記で説明します)
Splunk Observability Cloudの設定
サイドバーにある Setting > Access Tokens > [New token]からtokenを作成します。
適当な名前をつけ、Ingest Tokenを作成します。
Access token一覧から該当のTokenを選択し、[show token]をクリックするとtokenが確認できます。
Splunk Enterpriseの設定
設定 > データ入力 > HTTPイベントコレクター[新規追加] を選択し下記を入力します。
ソースタイプ:自動
インデックス:(任意)
いざ可視化
まずは、Splunk Observability Cloudにてbrakeとspeedをグラフ化します
dashboardのJSONファイルをこちらからダウンロードし、dashboardにimportして可視化します。real timeでデータが取り込まれることがわかりました。
Splunk Enterpriseでもこんな可視化ができます (今回時間がなく以前作ったdashbordを表示しています)
Dashboardの作成、および取り込んだデータの形式説明は次の記事で説明しようと思います。
終わりに
今回はゲームのデータを可視化してみました。皆さんもぜひお試しください。
Happy Splunking!