問題発生
FLASHがAnimateへと名称を変え、寂しい思いをしている一方、機能も増え、AME(Adobe Media Encoder)との連携も強くなって使い勝手が良くなった。できることなら、動画作成でAnimateをもっと活用したい。
のだが!
そこでめちゃくちゃつまづいたのが「半透過状態のグラフィックが黒くなる」問題。
上記の画像の通り、透過movの半透過部分(エフェクトの周囲や透明度が変化するアニメーション等)が黒くなってしまう。
解決策
解決できないのでAnimateでの動画書き出しは諦める。
代わりに、AfterEffectsで書き出す。
解説
Animateの動画書き出し設定を色々変えてみたり、AMEで書き出す際にどうにかできないかと色々やってみたけどダメ。
Google先生でも検索してみたけれど、行き着くのは**"AfterEffectsの場合"の透過部分黒くなる問題について対策している記事のみ**。
幸い、AfterEffectsはCC 2019バージョンから「flaファイルの読み込み」が可能になっているので、色々諦めて書き出しはAEで行う。
手順
- flaデータをAEに読み込ませる。
「環境設定を読み込み」のウインドウが開くので、フォルダーを選択して「OK」
読み込まれたデータのコンポジションを開くとこんな状態に。
- 動画書き出し設定
ファイル>書き出し で「レンダーキューに追加」を選択。
出力モジュールの設定を下記の内容に変更。
- チャンネル:RGB+アルファ
- カラー:ストレート(マットなし)
これで書き出す。
この設定が(自分が試した限りでは)Animateで出来なかった・・・
書き出したmovを試しに重ねてみる。
よし、バッチリ。
あとがき
もっと良い対処方法(Animateでもマットなし状態で書き出せるよ!っていう情報)があれば教えてください。。。