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eve-ngv5.0.xをGoogleCloudに導入した際のイメージ化に関する注意点

Last updated at Posted at 2023-06-15

1.はじめに

以前にeve-ng CE(CommunityEdition) v2.0.xをGoogleCloud(旧GoogleCloudPlatform)Compute Engine上に導入する記事を書いていましたが、
2022/05にリリースされたEVE-NG CE v5.0.xだと
BaseのOSがUbuntu 16.04からUbuntu20.04に変わった影響からか
公式のCookbookに従ってeve-ngをGCE上のVMにインストールした後イメージ化して、
イメージからeve-ngのVMを作成するとEVE-NGのブラウザでのログイン時にapiエラーを吐くようになっていたので
対応方法をまとめた備忘録になります。
network周りに時間がかかるのかインスタンスの起動に5m分弱かかるという問題があるけどまあ動くからいいか

2.対応手順

公式のCookbook p44記載の3.4 Google Cloud Platformに従ってインストールをしていき、
p49にある3.4.5 EVE-NG-Community installatio内のStep 3: Update and upgrade your new EVE-COMMの後に以下のコマンドを実行する。

sudo apt-mark hold ntp
sudo apt-mark hold eve-ng

上記のコマンドを実行後Step 5. Reboot EVE. Allow some time for reboot and then press “Reconnect”のrebootの手順を実施する。
上記コマンドで解決する理由と原因はいかに書いておきます。

3.原因

GCEのコンソールログを見てみる以下のGCEの仕様?が理由でイメージからの起動がうまくいかなかったようです。

  • NTPの機能がEVE-NGの依存パッケージであるNTPからchronyに変更されている。
    • Compute EngineのVM初回起動時のcloud-initでapt update&apt upgrade&apt autoremoveされるようでVMの初回起動時にchronyがinstallされて,ntpとntpを依存パッケージとしているeve-ngがuninstallされる。

4.対応

apt-holdコマンドでntpとeve-ngを削除されないように変更する。

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