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Google Cloud Platform ブログの膨大な情報を自分なりに整頓してみた

Last updated at Posted at 2018-12-11

この記事について

Google Cloud Platform Japan Blog では日々様々な情報が発信されています。新サービスの発表、事例紹介だけでなく、ポイントを分かりやすく説明した資料、網羅的で重厚な資料、Google の謎テクノロジーについての紹介など、役立つ情報が豊富! ただ、情報量がとてつもなく多いので、分野ごと、項目ごとに整頓して、後で目当ての記事をすぐ見つけられるようにしたいと思い、この記事を書きました。

今年は Google Cloud Platform 10 周年と節目の年。改めて記事を掘り起こしてみると、新たな発見があるかも知れません。

また、時代ごとの変遷を感じ取れる資料として、記事後半にはサービスが公開された時期を年表にしたもの、Google が公開している論文リンク集も付録として作成しました。

各分野の記事

サービス全体を俯瞰する記事

Google Cloud Platform の概要がわかる記事

Google Cloud では、多くの方に各サービスの勘所をわかりやすく紹介するために、オンラインの番組を毎週木曜に放映しています。生で見るだけでなく、後で見返すこともできます。

放映内容は後日 Google Cloud Platform Japan Blog にもアップされます。特に全体の概要がわかる放映回は次のものです。

また、数多くのサービスの概要を PDF 2 ページでまとめた資料もあります。

東京リージョンの開設

リージョンの開設も記事になることがあります。東京リージョンの開始は2016年11月8日です!

GCP の特徴、強み

他社クラウドと比較した違いや、GCP の特徴・強みについて書かれた記事です。強みとしては、ライブマイグレーションやプレウォーミングの必要のないロードバランサ、インスタンス起動時間、グローバルな SDN ベースの高速なネットワークなどについて書かれています。

マルチクラウド

一方で、単一のクラウドだけでなく複数のクラウドを使う時代にもなってきました。その時代での対応方針について書かれたのが次の記事です。(2016年の記事なので少し古いかもしれませんが・・)

オンプレミスからの移行

移行にあたってはプロセスに従って、抜け・漏れなく手堅く進めたいです。そのためのガイドラインも提供されています。

クラウドの利点を活かす

単に VM を移行するだけだとインフラの運用コストが残ったままです。マネージドサービスを活用することで運用コストを低減しつつ、開発に集中でき、スケーラビリティも手に入れることができます。その紹介がこちら。

実際に試してみる

技術は実際に手を動かして試してみないと、手にしっかり馴染まないです。まず、試してみるためのガイドが用意されています。

GCPUG

ディベロッパーコミュニティの活動も盛んです。私もお邪魔させていただき、多くのことを学ばせていただきました。最新情報や便利なオープンソースソフトウェア、組織内でどう回しているかなど、生きた知見を学べる場です。主催者の方たちは大変だと思うのですが、本当に感謝です。

Podcast

Podcast もあります。英語を聞く練習にもなります。。

GCP のアイコンとアーキテクチャ図

プレゼンや設計図の作成に利用できるアイコンとアーキテクチャ図のサンプルも提供されています。

事例

事例も紹介されています。いくつかピックアップさせていただきました。

セキュリティ

Google のセキュリティを俯瞰する記事

セキュリティに関する Google の取り組みや GCP で利用できるサービスを網羅的に俯瞰するには Cloud OnAir が便利です。

セキュリティはクラウドをためらう理由ではなく、導入する理由に

アジリティと経費削減だけではなく、今やセキュリティがクラウド選定の理由となる時代です。

クラウドの安全性、Google が取得している認証

エンタープライズでの選定に耐えうるには、第三者機関による認証が欠かせません。主要な認証を取得していると書かれているのが次の記事です。

Google 内部のセキュリティ設計

Google 内部でどのようなセキュリティ設計を行なっているかが書かれた記事です。階層的、網羅的に厳重な対策が行われています。

また、カスタムチップの Titan により、ハードウェアベースの “信頼の基点”(Root of Trust)が確立されています。その紹介記事がこちら。

GCP 利用におけるセキュリティのガイドライン

GCP を利用してサービスを構築する際、自組織内のポリシーをどのように設計するか、またどのように GCP のサービスを組み合わせてセキュリティを確立するかのガイドラインがこちらです。

Cloud IAM

IAM により権限の管理ができます。全体的なことについて書かれた記事がこちら。

より限定的な内容についての、プラクティスが書かれた記事がこちらです。

GCP では日々新機能がリリースされていますが、Compute Engine のより細かなリソースであったり日時でコントロールできる機能がリリースされています。

Cloud Identity-Aware Proxy

App Engine などの HTTPS でアクセスするアプリケーションに対して、アクセス制御ポリシーを組み込めるサービスです。ウェブサービスの前段にプロキシを配置して、そこにアクセス制御のコントロールを一任させるものです。

Cloud Endpoints

API 呼び出しの認証、認可を行うサービスです。

Cloud Armor

Cloud Armor は DDoS 攻撃への防御や IP アドレスベースのフィルタリングを設定できるサービスです。SQL インジェクション対策もアルファリリースで提供されているので、将来的にはアプリケーションレイヤも防護できるようになる?

Cloud KMS

暗号化、復号処理を行う鍵の管理を行うサービスです。

Cloud Audit Logging

監査ログを残すサービスです。

Cloud Security Command Center

自分の GCP プロジェクトに対してセキュリティの診断をし、可視化してくれるサービスのようです。

Cloud DLP API

リアルタイムに機密データの検出、分類、編集をしてくれるサービスのようです。定義済みの検出器があるほか、自分でカスタム検出器を定義することもできるようです。

技術的な対策の知見

クラウドの利用者としては知らなくてもいい知識も多いですが、勉強になる記事です。

コンピューティング

App Engine

歴史

App Engine は最古から存在する GCP のサービスで誕生から 10 周年になります。エンタープライズ向けのサーバインフラからではなく、開発にフォーカスした PaaS からスタートしているのが GCP らしいですね。ブログでは時々歴史に関する記事もポストされます。

概要を学ぶための資料

gVisor ベースの第二世代ランタイム

今年に入ってからのトピックとしては、gVisor ベースの第二世代ランタイムがサポートされるようになりました。

ランタイム

各言語のランタイムは新しいバージョンに対応していっています。

セキュリティ面の機能強化

事例

Compute Engine

概要をおさえる資料

マネージドインスタンスグループ

VM のデプロイ時にカナリアテストを行うなど、デプロイ方法の制御方法が豊富に用意されています。

管理に便利な機能

稼働中の VM インスタンスからイメージが作成できたり、削除からの保護といった有用な機能について書かれた記事です。

ディスクの高速データコピーには、スナップショットが便利という記事です。

起動高速化

プロファイリング方法や起動時間短縮方法について書かれた記事です。

ライブマイグレーション

謎の超技術の一つ。ゲスト VM に影響を与えず行われるマイグレーションについての記事です。

大規模利用

巨大なサイズの VM インスタンスは複数ノードに分散させるよりは一台に全て乗せたいケースに有用です。Intel Distribution for Python の scikit-learn を使用したときのパフォーマンス向上についても性能比のグラフが載せられています。

22 万コアて。。すごいです(小並感)。

Market Place

様々なオープンソースがプレインストールされた VM イメージが提供されています。なお、Cloud Launcher は現在は Market Place に改名されています。

Kubernetes Engine

歴史

Google が大きく関わっているプロダクトということもあり、歴史的な記事もいくつか掲載されています。

概要をおさえる資料

Cloud OnAir をはじめとして概要を知るための記事がこちら。

ソリューションガイド

マイクロサービスから、継続的デリバリのパイプラインまで、ソリューション設計に関するガイドです。

コンテナのセキュリティ

上記のガイドライン以外にもセキュリティに関する記事も公開されています。

Container Registry

Container Registry の脆弱性スキャン機能。イメージに脆弱性があるかどうかをスキャンし、結果をレポートしてくれるサービスです。

Spinnaker

継続的デリバリと継続的デプロイの違いは、本番環境へのデプロイに人手を介するかどうかです。Spinnaker は人による承認プロセスを挟むこともできます。継続的デリバリを実現するプロダクトです。

GitLab、GitHub からのデプロイ

GitLab から GKE にデプロイする方法が紹介されている記事です。

こちらの記事は Google Cloud Platform Japan Blog の記事ではないのですが、GitHub からも連携できるようになっています。

Cloud Services Platform

今年の 7 月に発表された Managed Istio、GKE On-Prem、Knative などに関する記事です。

マイクロサービスの開発例

API の公開にはマイクロサービスがぴったりです。この記事では、Kubernetes を使って構築した例が紹介されています。

事例

サーバレス

サーバレスと一言で言っても Function as a Service にとどまる話ではありません。Cloud OnAir の放送では Cloud Function を中心に据えつつも、幅広い観点から紹介しています。

こちらは Google のサーバレスに対する目指す姿、方向性が書かれた記事です。

Deployment Manager

インフラをコードで定義し、自動的に構築できるサービスです。

Infrastructure as Code

データ

Google では、ビッグをつけずに単にデータというらしいです。

データ分析基盤

全体像については Cloud OnAir が分かりやすいです。

データベースセキュリティ

Cloud Storage

ストレージクラスについての記事。長期アーカイブデータ用の Coldline でも瞬時にデータにアクセスできるのは驚きです。

パフォーマンス向上に関する Tips 集です。

データ保護のため、権限のチェック、機密データのチェック、対策のための行動、そしてこれらの行動を日常的に回すことについて、書かれた記事です。

Pub/Sub と連携できます。

Cloud SQL

今は第 2 世代が提供されています。競合サービスとの性能比較のデータも載っています。

こちらは 2014 年の記事です。

PostgreSQL も正式リリースを迎えています。

Spanner

サービスの概要

理論面の解説

従来の常識を覆すサービスということもあり、理論面の解説記事もあります。

事例

Bigtable

概要をおさえる資料

サービスの公開アナウンス

Google 社内での歴史からユースケースまで書かれています。

事例

Datastore

BigQuery

概要をおさえる資料

便利な機能や使い方

理論面の解説

事例

Data Studio

BigQuery のデータをダッシュボードで可視化

Dataflow

Dataproc

Pub/Sub

ネットワーク

概要

設計ガイド

海底ケーブル

ネットワークインフラの技術

HTTP/2

ロードバランサ

VPC

Cloud NAT

Dedicated Interconnect

CDN Interconnect

Network Service Tiers

機械学習

機械学習プロジェクトの進め方

要件定義からモデルの構築、運用までのライフサイクル全体に渡って、全体的な視点を提供してくれる資料です。

こちらは「機械学習とは何か、ディープラーニング、AI との違いは何か」のとっかかりの部分から理解するのに適した資料です。

他にも様々なガイドが提供されています。

AutoML

概要をおさえる資料

技術記事

事例

TensorFlow

GCP のサービスではないですが、Google の主要ソフトウェアということで・・

技術記事

事例

TPU

専用のプロセッサを用いることで、特定用途の計算を低消費電力で、高速に解くことができます。コストに対する性能比も高くなります。なお、Colaboratory でも無料で TPU を使うことができます。

技術面を掘り下げた記事が多いです。

Publickey の記事ですが、TPU 3.0 は液冷のようです。冷却効率が高く、かつ消費電力を抑えることができるので、電気代削減だけでなく、環境負荷にも考慮されたソリューションだと言えます。

また、Edge TPU はエッジ用の TPU です。エッジ側では使える電力や設置スペースが限られるなどの制約がありますが、それらの制約を克服しつつ高速な推論処理を行うことができます。

GPU

機械学習や HPC をはじめとして、GPU のコンピュータクラスタは需要が高まっています。GPU も利用可能です。

Dialogflow

事例

学習済みモデルの API

特定用途のモデルを作成するには自前で訓練する必要がありますが、学習済みモデルで事足りることもあります。

事例

Datalab

IoT

Develop

Cloud Shell

Cloud Source Repositories

API Design

gRPC

Stackdriver

SRE、CRE

SRE = Site Reliability Engineering(サイト信頼性エンジニアリング)、CRE = Customer Reliability Engineering(顧客信頼性エンジニアリング)です。実は、Google Cloud Platform Japan Blog にも多くの記事が投稿されています。また、書籍『SRE サイトリライアビリティエンジニアリング
――Googleの信頼性を支えるエンジニアリングチーム
」という分厚い本も出版されており、エラーバジェットをはじめとした様々な概念、そして信頼性を高めたりコントロールするためのプラクティスを学ぶことができます。

その他

データセンター

HPC

リリース時期

GCP の各サービスのリリース時期を並べた表です。

サービス名 リリースレベル 日付 記事
Google App Engine - 2008/04/07 Introducing Google App Engine + our new blog
Cloud Storage preview 2010/05/19 Google Storage for Developers: A Preview
BigQuery preview 2010/05/19 BigQuery and Prediction API: Get more from your data with Google
GA 2011/11/14 Google BigQuery Service: Big data analytics at Google speed
Cloud SQL preview 2011/10/06 Google Cloud SQL: your database in the cloud
GA 2014/02/11 Google Cloud SQL now Generally Available with an SLA, 500GB databases, and encryption
第2世代 2016/08/17 Cloud SQL Second Generation performance and feature deep dive
Google Compute Engine preview 2012/06/28 Google Compute Engine launches, expanding Google’s cloud offerings
GA 2013/12/2 Google Compute Engine is now Generally Available with expanded OS support, transparent maintenance, and lower prices
Cloud Datastore beta 2013/05/15 Ushering in the next generation of computing at Google I/O
GA 2016/08/16 Google Cloud Datastore serves over 15 trillion queries per month and is ready for more
Google Container Engine(現: Google Kubernetes Engine) alpha 2014/11/04 Unleashing Containers and Kubernetes with Google Container Engine
GA 2015/08/26 Google Container Engine is Generally Available
Cloud DNS GA 2015/04/13 Google’s network edge: presence, connectivity and choice for today’s enterprise
Cloud BigTable beta 2015/05/06 Announcing Google Cloud Bigtable: The same database that powers Google Search, Gmail and Analytics is now available on Google Cloud Platform
GA 2016/08/18 Google Cloud Bigtable is generally available for petabyte-scale NoSQL workloads
Cloud VPN GA 2015/05/20 -
Container Registry GA 2015/06/22 Container Engine & Container Registry Updates - New Features & Pricing
Deployment Manager GA 2015/07/22 -
Cloud Dataflow GA 2015/08/12 Announcing General Availability of Google Cloud Dataflow and Cloud Pub/Sub
Cloud Pub/Sub GA 2015/08/12 同上
HTTP(S) Load Balancing GA 2015/10/29 Bringing you more flexibility and better Cloud Networking performance, GA of HTTPS Load Balancing and Akamai joins CDN Interconnect
Cloud Dataproc GA 2016/02/23 Google Cloud Dataproc managed Spark and Hadoop service now GA
Cloud IAM beta 2016/03/24 How Google is bringing cloud computing innovation to the enterprise
Cloud Shell GA 2016/08/03 Cloud Shell now GA, and still free
Stackdriver Logging GA 2016/10/20 Google Stackdriver is now generally available for hybrid cloud monitoring, logging and diagnostics
Cloud Natural Language API GA 2016/11/15 Google Cloud Machine Learning family grows with new API, editions and pricing
Internal Load Balancing GA 2016/12/08 Building scalable private services with Internal Load Balancing
Cloud Spanner beta 2017/02/14 Introducing Cloud Spanner: a global database service for mission-critical applications
GA 2017/05/16 Cloud Spanner is now production-ready; let the migrations begin!
Cloud Container Builder(現: Cloud Build) GA 2017/03/06 Google Cloud Container Builder: a fast and flexible way to package your software
Cloud Functions beta 2017/03/09 Google Cloud Functions: a serverless environment to build and connect cloud services
GA 2018/07/19 Bringing the best of serverless to you
Cloud Datalab GA 2017/03/10 100 announcements (!) from Google Cloud Next '17
Cloud Machine Learning Engine GA 2017/03/08 同上
Cloud KMS GA 2017/03/16 Cloud KMS GA, new partners expand encryption options
Translation API GA 2017/04/06 -
Cloud Speech-to-Text API GA 2017/04/18 Cloud Speech API is now generally available
Cloud Vision API GA 2017/05/18 -
Cloud Source Repositories GA 2017/05/25 Cloud Source Repositories: now GA and free for up to five users and 50GB of storage
Cloud Identity-Aware Proxy GA 2017/08/31 Cloud Identity-Aware Proxy: a simple and more secure way to manage application access
Cloud Firestore beta 2017/10/03 Introducing Cloud Firestore: Our New Document Database for Apps
Cloud Interconnect GA 2017/10/23 Google Cloud Dedicated Interconnect gets global routing, more locations, and is GA
Video Intelligence API GA 2017/11/30 -
Cloud AutoML alpha 2018/01/17 Cloud AutoML: Making AI accessible to every business
beta 2018/07/19 -
Cloud TPU beta 2018/02/12 Cloud TPU machine learning accelerators now available in beta
GA 2018/06/27 -
v2 GA
v3 alpha
2018/08/31 What makes TPUs fine-tuned for deep learning?
v3 beta 2018/10/10 -
Cloud IoT Core GA 2018/02/21 The thing is . . . Cloud IoT Core is now generally available
Cloud Armor beta 2018/03/19 Introducing new ways to protect and control your GCP services and data
Cloud Data Loss Prevention (DLP) API GA 2018/03/21 Take charge of your sensitive data with the Cloud Data Loss Prevention (DLP) API
Dialogflow Enterprise Edition GA 2018/04/17 Dialogflow Enterprise Edition is now generally available
Cloud Composer GA 2018/07/19 What a week! 105 announcements from Google Cloud Next '18
Managed Istio alpha 同上 同上
Cloud Talent Solution GA 2018/08/03 -
Cloud Text-to-Speech API GA 2018/08/28 Announcing updates to Cloud Speech-to-Text and the general availability of Cloud Text-to-Speech
Cloud Memorystore for Redis GA 2018/09/19 Announcing general availability of Cloud Memorystore for Redis
Data Studio GA 2018/09/21 Unlock insights with ease: Data Studio and Cloud Dataprep are now generally available
Cloud Dataprep GA 2018/09/21 同上
Cloud Security Command Center beta 2018/12/05 Cloud Security Command Center is now in beta and ready to use

論文

いくつかのプロダクトについては論文で詳細が公開されています。なお、一部の論文のポイントはグーグル合同会社の中井さんが連載で紹介してくださっています。

また、論文の一覧を表にしました。

プロダクト名 発行年 論文
Google File Sysytem 2003 The Google File System
Bigtable 2006 Bigtable: A Distributed Storage System for Structured Data
Chubby 2006 The Chubby lock service for loosely-coupled distributed systems
Dremel 2010 Dremel: Interactive Analysis of Web-Scale Datasets
FlumeJava 2010 FlumeJava: Easy, Efficient Data-Parallel Pipelines
Megastore 2011 Megastore: Providing Scalable, Highly Available Storage for Interactive Services)
Spanner 2012 Spanner: Google's Globally-Distributed Database
MilWheel 2013 MillWheel: Fault-Tolerant Stream Processing at Internet Scale
Borg 2015 Large-scale cluster management at Google with Borg
Borg 2016 Borg, Omega, and Kubernetes
Maglev 2016 Maglev: A Fast and Reliable Software Network Load Balancer

Google の方の資料

Google の歴史やテクノロジーの掘り下げには Google の方が作成された資料もあります。その一部を紹介させていただきます。

最後に

記事が膨大で力尽きつつあります。。

なお、筆者は Google の回し者ではありません。(というより、仕事でクラウドを使ったことがありません・・。使いたいです!)

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