はじめに

今週の月曜日から日曜日の日付を指定し、データを取得する方法を実装しました。

読書を習慣化を促すアプリにて、今週の読書状況を表すためです。
調べたことをもとに自分で実装してみたので投稿します。

環境

Rails 6.1.3
Ruby 2.7.2

実装

Date#prev_occurringとDate#next_occurringを使用して実装します。

<手順>

今日の曜日を取得
今週の月曜日と日曜日の日付を取得し、変数from toに代入
今日の曜日によって条件分岐
データを取得

1. 今日の曜日を取得

task.rb

today = Date.today
day_of_the_week = today.wday

RubyのTimeクラスのwdayメソッドを利用してます。
曜日を0を日曜日とし、6(土曜日)までの整数を返してくれます。
(日：0, 月:1, 火:2, 水:3, 木:4, 金:5, 土:6)

2. 今週の月曜日と日曜日の日付を取得し、変数`from` `to`に代入

task.rb

from = today.prev_occurring(:monday)
to = today.next_occurring(:sunday)

prev_occurring で過去の今週の月曜日の日付を、
next_occurringで未来の今週の日曜日の日付を取得しています。

ちなみにこんな感じに返ってきます。すごい！

irb(main)> today = Date.today
=> Wed, 29 Sep 2021
irb(main)> from = today.prev_occurring(:monday)
=> Mon, 27 Sep 2021
irb(main)> to = today.next_occurring(:sunday)
=> Sun, 03 Oct 2021

3. 今日の曜日によって微調整

上記だけだと、

今日が月曜日のとき、先週の月曜日の日付
今日が日曜日のとき、来週の日曜日の日付

をそれぞれ取ってきてしまいます。
必要なのはあくまで今週の日付ですので、上記2点だけ条件分岐をします。

task.rb

if day_of_the_week == 1 # 今日が月曜日
  from = today
elsif day_of_the_week == 0 #今日が日曜日
  to = today
end

4. データを取得

from...toでDate型のカラムの範囲を指定できます。

task.rb

tasks = Task.where(read_on: from...to)

完成

task.rb

today = Date.today
day_of_the_week = today.wday

from = today.prev_occurring(:monday)
to = today.next_occurring(:sunday)

if day_of_the_week == 1
  from = today
elsif day_of_the_week == 0
  to = today
end

tasks = Task.where(read_on: from...to)

あとはデータを使って処理を書いたり、
from...toを使って日付ごとに処理したりできます。

以上、初投稿でした！
より良い方法等ありましたら是非コメントお願い致します。

参考

Date#prev_occurringとDate#next_occurringの使い方
https://qiita.com/hotu_ta/items/4bd67c085cd46d71999b
Time#wdayリファレンス
https://docs.ruby-lang.org/ja/2.7.0/class/Time.html#I_WDAY