概要
Google検索結果の冒頭に出てくるAI概要を非表示にする方法を探る。
動機
AI概要が不要なので消そうと思った。
グチグチ…
そもそも検索エンジンにAIは必要だろうか。 検索エンジンの目的は正確な情報を提供することであり、その発信源に速やかに参照できるようにすることだろう。サイトに載っているそのままの情報を得られてこそ、検索に意味がある。求められるのはAIによる切り張りされた文章ではなく、情報源へのリンクの方なのだ。
決してAIを否定しているわけではない。AIを全面に押し出すという構造に反対したい。万一AIの生成結果が全く事実に基づかないなどという場合があれば、あらゆる情報にアクセス・閲覧できる検索システムがあろうことか「嘘を吐き出す信用ならないもの」という捉え方をされても仕方がないのではないだろうか。
…正直言って先のたとえは少々言い過ぎだと思う。
それでも生成AI―LLMが、場合によっては誤解を招くような文章を吐き出す可能性については否定しようがない。それを検索エンジンと組み合わせるというのは、利用者の目的に対して非常に迷惑なことだと思う。
文章の要約や一般的な情報についてAIのようなしくみを利用したいのであれば専用サービスを使えばいい。Googleユーザー、Geminiがあるではないか。
いずれにせよ、Google検索をはじめとした検索エンジン( 「かつての」 と言うべきなのであろうか、、はなはだ疑問である)と生成AIの行う処理というものは非常に相性が悪い。 LLMは文脈を理解しない。勝手に文章を作らないでくれ― いや、素直にリンクを出してくれ。読解はこっちでやる。
AIにはぜひAIのプラットフォームで頑張ってほしい。
開発環境
「ショートカット」App(iPhone、iPad標準)
仕様
起動することで、AI概要が表示されないページに自動的に遷移する
実装
Google検索でURLに特定のパラメーターを付与すれば、AI概要を非表示(正確には表示しないようなページに切り替わる)にすることができる
まずはシンプルに入力クエリに基づいてパラメーターありのURLを組んで開かせれば、通常の検索と同じような形で利用することができる
今回は、すでに検索結果ページを開いている場合にも非表示にする処理をしたいので、JavaScriptで実装していく
Before
|
After
|
|---|
単体で実行させる
ユーザーの入力を受け付ける
入力に空白が入る場合、そのままURLに組み込むとうまく開けない場合があるので一旦URLエンコードを挟んでアクションに渡すことに

検索クエリに追加する前にエンコードすることで、URLにとって有害な空白文字の混入にも対処できる
Webページ上で実行させる
JavaScriptでページのURLを取得し、既存のパラメーターを参照して追加する
検索結果以外(トップページなど)で実行した場合、ユーザー入力から検索クエリも追加して遷移
作ってみて
JavaScriptで記述した部分の処理があきれるほど重かったのでいろいろ実験して確かめた所、どうやら「余計な」空白や改行が悪さをしているようだ…
人間的には多少読みづらくても、ときには実行のしやすさを最優先に設計しなければいけないなと思った。学び。

使い方
「ショートカット」内か、"www.google.com/"以下のページで実行
① ダイアログに検索ワードを入力し、続行するだけ
検索結果が表示されている状態で共有シートから実行すれば、ページでAI概要を非表示にすることも可
ダウンロード
以下のリンクからダウンロードできます。実行には、「ショートカット」アプリが必要です。
「AI概要に邪魔されないGoogle検索」
1.0.0
1.0.1
1.1.0
① リンクを開いて、「ショートカットを追加」を押す
(・・・)を押してアップデートログを確認可能です



