はじめに
2024年1月にAI-102を受験し、合格した者の体験記とまとめです。
Azureの中でも特にAIの分野については、更新が早いと思うので受験時期にはどうかお気をつけください。
私の考えるこの資格の勉強のコツ
1. 勉強を始める前に、絶対公式の学習ガイドを参照すること!
時期によって試験範囲が変わります。試験勉強中もこまめに確認するといいと思います。次は2024年2月7日に更新があるみたいですね。
2. Microsoft Learnにある演習(Lab)はやる
Microsoftが無料で試験勉強者のために仮想環境を用意してくれているので、これは試験前に触ってみることを強くおススメします!
例えば、このようなページの演習です。
3. ChatGPTを活用する
よくわからない単語や、似たようなサービス名称だけどなんとなく違いがわからなくて腑に落ちない時などに使ってました。
質問例:
「Azure AI Custom Vision サービスの画像分類" モデルのトレーニングと "物体検出" モデルのトレーニングの違いを表にまとめて、分かりやすく教えて。」
4. 英語でもサービス名称を覚えておく
過去問や他のブログ、また案外Microsoft公式の方でも翻訳が若干異なる場合もあるので、英語でもサービス名称を覚えていたほうが無難だなと感じました。
※本番の試験では、日本語での受験を指定していたとしても、各問題で英語バージョンを確認することもができます。
先輩に教えてもらったおススメの拡張機能もここに貼っておきます。
私の場合は、Edgeでこの拡張機能を活用させていただいております。
試験勉強と同時進行でおススメしたいこと
1. オブジェクト指向の理解
試験ガイドの視聴者プロフィールの中に、下記引用のような指定がありますが、特にオブジェクト指向の理解が大切だなと感じました。
Azure AI エンジニアとして、次のような言語を使用するソリューションを開発した経験があること。
演習(Lab)でもSDKでAIサービス構築の練習ができるので、詳しくはそこでご確認いただければと思いますが、パッケージをinstall → 名前空間(namespace)の設定 → メソッド の流れを理解していたほうが、試験でコード穴埋め問題が出た時も安心です。
2. AI-900の学習
AI-102については、AI-900の上位互換の試験のため、わざわざ資格を取得する必要はないのですが、責任ある AI の原則は、たまに出るボーナス問題!みたいなものなので、絶対に失点できない問題だと思います。
3. コンテナー(特にDocker)の理解
MS Learnでもコンテナーに Azure AI サービスをデプロイする方法を学ぶことができますが、初心者にとってこのページはハードルが高いので、Youtubeなどで「コンテナ技術 入門」などと検索してという知識があると安心です。
(筆者はよく理解していなく、当日の試験でDockerのデプロイの手順の問題が出て焦りました…。)
さいごに
試験のための勉強としておすすめのサイトをまとめておきます。
Microsoft公式演習問題(プラクティス評価)
私の場合は。この練習問題だけでは、不十分だと感じたので、他のものも併せて学習することをお勧めします。
MeasureUp
かなり本番に近い形で勉強ができるため、強くおススメします!全部英語なので、Edgeの翻訳機能をかなり使って学習しました。
ExamTopic
ロボットではないことが確認できれば、無料で閲覧できるページがかなりあり、試験と同じ問題も結構あるような印象です。ただ、このサイトの答えが間違っていることも多々あるので、Discussionを確認しながら勉強することがおススメです。
Udemyの問題集
私の場合は、こちらを購入しましたが、古い問題も少しあるので、最新のもの(更新された日が新しいもの)を、ご購入されるのがいいかなと思います。
Youtube
こちらは教えていただいたサイトになります。字幕で"日本語"に設定して、流し見しました。内容も濃くておススメです。
学習内容もいつかかけたら書こうと思います。。。おわり。