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homebrewでインストールしたパッケージ全部削除する

Last updated at Posted at 2020-11-21

使用していたMacBook Proを他の人に譲渡する必要があり、その際なるべくクリーンアップしてから譲渡したいものですが、アプリ関連/Applications以下の不要なアプリをアンインストールしても、まだ使用済み領域がだいぶ残っていたので、思い当たる領域をいくつか探していました。

その一つとして、Macを開発環境としても利用していたため、アプリ一覧には出てこないhomebrewでインストールしたパッケージ(Formula)などが残っているのを思い出しました。

そこで、思い切ってここも全部削除することにしました。

インストール済みパッケージの削除

brew installでインストールしたパッケージはuninstallremoveまたはrmのサブコマンドで削除できます。よく使われる系の単語でエイリアスされてて便利。

brew uninstall  <パッケージ名>

または

brew remove <パッケージ名>

<パッケージ名> は任意のパッケージ名を入れますが、ここは複数一括で指定可能です。

インストール済みパッケージを取得

上記で削除方法は分かりました。では何のパッケージがインストールされていたかを取得するにはlistサブコマンドを利用します。

brew list

これでインストール済みパッケージが一覧で表示されます。
listの結果は、単純にインストール済みパッケージ名のみが羅列されるのでこの結果をそのまま使用することができます。

adns			gh			libass			lzlib			python@2
aom			giflib			libassuan		lzo			python@3.7
apr			git			libbluray		mas			python@3.8
apr-util		git-flow		libev			mcrypt			python@3.9
argon2			git-lfs			libevent		mhash			rav1e
aspell			glib			libffi			mosh			readline
augeas			gmp			libgcrypt		mysql			rtmpdump
autoconf		gnupg			libgpg-error		ncurses			rubberband
aws-sam-cli		gnutls			libidn			nettle			sdl2
bdw-gc			go			libidn2			nghttp2			snappy
brotli			gobject-introspection	libksba			nginx			speex
...

ワンライナーで削除する

上記を組み合わせて、下記のコマンドで全パッケージを一括削除できます。

brew uninstall --force $(brew list)

--forceオプションを指定しているのは、1つのパッケージで複数バージョンを含む際に、パッケージに含まれる全バージョンを削除するためです。--forceまたは-fを付けず実行し、上記のケースに該当する場合はその旨の警告が出ます。

削除実行時の注意点

必ずインストール時のユーザーで

brewコマンドでインストールしたユーザーの権限で実行する必要があります。
他のユーザーで実行すると、権限の関係でエラーとなり、削除に失敗します。

homebrew含め全部削除する

実はこんなことしなくても公式アンインストーラーが用意されているので、それを利用するだけでも良かったりします。

/bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/uninstall.sh)"

一部パーミッションの関係や他のアプリケーションからのインストールなどで、素直に削除できないこともありますが、それらもすべてリストアップして教えてくれます。
それをみて一つ一つ確認して削除すれば綺麗にクリーンアップできます。

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