はじめに
ServiceNowで作業していると、操作手順書やテストエビデンスを作成する場面がよくあります。
ただ、毎回スクリーンショットを撮って、説明文を書いて、ExcelやPowerPointに貼り付ける作業はかなり手間がかかります。
そこで、ServiceNow上の操作を記録し、画面キャプチャ付きのドキュメントとして出力できるChrome拡張を作成しました。
Chrome拡張
以下からインストールできます。
ServiceNow Recorder Pro - Chrome ウェブストア
使い方動画
YouTubeに使い方動画を投稿しています。
できること
このChrome拡張では、ServiceNowの操作を記録して、以下の形式で出力できます。
- HTML
- PowerPoint
- Excel
また、操作対象が分かりやすいように、画面キャプチャ上に赤枠ハイライトを付けることもできます。
主な利用シーン
主に以下のような用途を想定しています。
- ServiceNowの操作手順書作成
- テスト実施時のエビデンス取得
- 画面キャプチャ付きのレビュー資料作成
- 操作内容の共有
- ナレッジ化、引き継ぎ資料の作成
特にテストエビデンスでは、操作ごとのスクリーンショットを残す必要があるため、手作業での取得・貼り付けを減らせる点が便利です。
使い方
1. ServiceNow画面を開く
まず、ChromeでServiceNowの対象画面を開きます。
2. Chrome拡張のパネルを開く
拡張機能のアイコン、またはサイドパネルからツールを開きます。
3. 「記録開始」をクリック
記録開始ボタンを押すと、ServiceNow上での操作記録が始まります。
4. ServiceNow上で操作する
通常通りServiceNowを操作します。
クリック、入力、選択などの操作を記録し、必要に応じて画面キャプチャも取得します。
5. 「記録停止」をクリック
操作が完了したら、記録停止ボタンを押します。
6. 必要な形式で出力
記録した内容を、以下の形式で出力できます。
- HTML/PDF
- PPT
- Excel
Excel出力では、操作内容の一覧に加えて、画像付きのテストエビデンスとしても利用できます。
工夫した点
画面キャプチャ付きで記録できる
操作内容だけでなく、実際の画面キャプチャも一緒に保存することで、手順書やテストエビデンスとして使いやすくしました。
赤枠ハイライトを付けられる
操作対象が分かりやすいように、クリックした箇所や入力対象に赤枠を付けられるようにしています。
PDF / PPT / Excelのファイルサイズを抑える
画像をそのまま出力するとファイルサイズが大きくなりやすいため、出力時に画像サイズを圧縮するようにしています。
画質をなるべく保ちながら、PDF、PowerPoint、Excelのファイルサイズを小さくすることを意識しました。
Chromeサイドパネルと別ウィンドウ表示に対応
通常はChromeのサイドパネルで利用できます。
また、必要に応じて別ウィンドウで開くこともできるため、画面サイズを調整しながら操作できます。
注意点
このツールは、表示中の画面をキャプチャします。
そのため、ページ全体の縦長キャプチャではなく、現在ブラウザに表示されている範囲が対象になります。
また、短時間に連続して操作した場合や、対象タブが非アクティブになった場合は、スクリーンショットが取得できないことがあります。
今後やりたいこと
今後は、以下の改善も検討しています。
- 出力テンプレートのカスタマイズ
- Excel出力レイアウトの改善
- テストケース単位でのエビデンス整理
- 画像圧縮設定のUI化
- 出力ファイル名のカスタマイズ
- ServiceNowの特定画面に合わせた記録精度の向上
まとめ
ServiceNowの操作手順書やテストエビデンス作成は、地味に時間がかかる作業です。
このChrome拡張を使うことで、操作を記録しながら、画面キャプチャ付きのHTML、PDF、PowerPoint、Excelを出力できるようになります。
手順書作成やテストエビデンス取得の作業を少しでも効率化できればと思っています。
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関連キーワード
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