ServiceNowの設定作業をしていると、
「便利だけど、手作業が多くて少し面倒」
と感じる場面がよくあります。
たとえば、以下のような作業です。
- リスト列を毎回手で追加・並び替えする
- Workspace画面にテストデータを入力する
- 現在表示しているリスト条件のデータをすぐ出力したい
- Record Producer / Catalog Item の変数順を確認したい
こういった小さな手間を減らすために、Chrome拡張 SN Helper を作成しました。
Chrome Web Storeはこちらです。
操作イメージの動画はこちらです。
SN Helperとは
SN Helper は、ServiceNowの設定画面での手作業を減らすためのChrome拡張です。
ServiceNowにログインした状態で利用する前提で、現在開いているServiceNow画面に対して補助機能を提供します。
現時点では、主に以下の機能があります。
主な機能
1. リスト列の設定補助
Personalize List / Configure List 画面で、設定したい列をテキストで入力し、まとめて適用できます。
カンマ、Tab、改行区切りで列を指定できます。
たとえば、以下のような入力ができます。
Number
Short description
Priority
State
Assigned to
リスト列を毎回1つずつ選択して移動する手間を減らせます。
2. Workspace入力補助
ServiceNow Workspaceのフォーム画面に、CSV / JSON の内容を入力できます。
検証作業やテストデータ入力で、同じような入力を何度も行う場合に便利です。
また、現在画面に表示されているラベル名を取得する機能もあります。
CSVのヘッダー作成時に、画面上の項目名を確認しやすくなります。
3. データ出力
現在開いているリスト条件をもとに、CSVまたはExcelでデータを保存できます。
主なオプションは以下です。
- 表示値で出力する
- 現在の表示列だけ出力する
- Excel出力時にCSVも保存する
リスト画面でフィルター条件を作ったあと、その条件のままデータを出力したい場合に使えます。
4. カタログ変数の確認補助
Record Producer / Catalog Item の Variables リスト画面で、変数の順序確認を補助します。
変数のOrderを確認したり、順序の抜け・重複に気づきやすくするための機能です。
なぜ作ったか
ServiceNowには標準機能として多くの便利な画面がありますが、実際の設定作業では細かい手作業が残りがちです。
特に、以下のような作業は地味に時間がかかります。
- リスト列を複数環境で揃える
- Workspace画面にテスト値を入力する
- 現在の検索条件のデータをすぐ保存する
- カタログ変数のOrderを目視確認する
1回あたりは小さい作業でも、繰り返すと意外と時間を使います。
SN Helperは、こうした「少し面倒だけど毎回発生する作業」を減らすことを目的にしています。
利用時の注意
この拡張機能は、ServiceNowのインスタンスにログインしている状態で利用します。
また、機能によっては現在開いているServiceNow画面のDOMやリスト画面の状態を利用します。
そのため、ServiceNowのUI変更や環境差によって、一部の画面では期待通りに動作しない可能性があります。
現時点では、個人利用・管理者作業の補助ツールとして使う想定です。
インストール
Chrome Web Storeからインストールできます。
操作動画
簡単な操作イメージはこちらにまとめています。
まとめ
SN Helperは、ServiceNowの設定作業で発生する細かい手作業を減らすためのChrome拡張です。
まだ改善したい点はありますが、以下のような作業が多い方には役立つかもしれません。
- ServiceNowのリスト列設定をよく変更する
- Workspace画面で検証データを入力する
- リスト条件のデータをすぐ出力したい
- Catalog Item / Record Producer の変数をよく確認する
もし使ってみて気になる点や改善案があれば、コメントなどで教えていただけるとうれしいです。