1
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?

CodeXのRateLimitの制限強化に関して

1
Last updated at Posted at 2026-04-18

はじめに

2026/4/9 の OpenAI 公式リリースノートでは、Plus における Codex 利用について、一時的な promotion の終了と、「単日の高強度利用」よりも「週を通じた複数回利用」を支える方向への再調整が案内されました。

この変更以降、Codex の利用感はかなり変わったように感じます。
特に、以前よりもRate Limit に到達しやすくなったと感じる場面が増えました。

この記事では、なぜ Codex の利用感が変わったのかを、公式情報・Community 上の観測・自分の検証結果を分けて整理します。

アップデート後に機能改修を一つ頼んだところ、一発で Rate Limit でした。
どうしてしまったんだCodexちゃん😭

利用感の変化はどこから来ているのか

1. 公式に確認できる変化は「利用枠の最適化方向」の変更

公式に確認できるのは、利用枠の算出式そのものではなく、利用枠をどの方向に最適化したかです。
4/9 の説明では、Plus は “more sessions across the week” を支えるよう再調整されたとされています。

この文面から読み取れるのは、少なくとも以前よりも、

  • 1日に長く粘る使い方
  • 重い作業を連続で回す使い方

が、相対的に不利になっている可能性です。
つまり、単に「総量が減った」というより、向いている使い方が変わったと見る方が自然です。

2. Community では「reasoning にかかった時間」が体感を説明しやすいと語られている

OpenAI Community では、4/9 以降の新しい利用感について、次のような説明が共有されています。

“the longer the agent spends reasoning, the more of your 5-hour limit it consumes.” OpenAI Developer Community

同じ投稿では、実務上の理解として、

“Cost of a request = reasoning time × percentage cost per minute” penAI Developer Community

という見方も提示されています。

つまり、少なくとも Community では、メッセージ回数よりも“タスクの重さ”で体感が決まっているように見えるという観測がかなり有力視されています。

こちら公式にアナウンスされている内容ではない為ご注意を

検証で見えたこと

今回、私が実際に遭遇した条件は以下です。

  • リクエスト内容: モバイルアプリの機能追加依頼
    • 実装済み機能の改修
    • 改修内容の UX への影響の定性的なレビュー
  • モデル: GPT-5.4
  • タスク実行時間: 40m
  • Reasoning effort: extra high

この条件で使ったとき、1タスクで90%(5h)近くのトークンを利用しました。

ここで重要なのは、この依頼が単なるコード修正ではなかったことです。
実際には、次の仕事を一度にやらせています。

  • 既存実装の読解
  • 改修方針の判断
  • 変更影響の整理
  • UX 観点でのレビュー

つまり、実装だけではなく、計画,評価レビューまで一体化した依頼です。
さらに extra high を使っているため、モデル側にかなり深い推論を要求していた可能性があります。

何も考えずにReasoning Effortを設定していましたが、こちらも使途に応じた戦略が必要になりそうです。

変化とどのようにして向き合うか

今回の変化を踏まえると、Codex の reasoning 時間を短縮するうえで重要なのは、単にコンテクストを増やすことではなく、必要なコンテクストに最短で到達できるようにすることだと考えています。

OpenAI の公式ベストプラクティスでも、難しいタスクではまず計画を立てさせること、そして AGENTS.md を使ってプロジェクト固有の前提やルールをあらかじめ共有することが推奨されています。さらに AGENTS.md は、グローバル・リポジトリ・サブディレクトリ単位で重ねて管理でき、短く正確に保つ方が有効だとされています。

実際に同様のタスクをPlanモードにて計画→実装の流れにするだけで、使用量は約半分程度にまで半減しました!

また、GPT-5.4 は complex professional work 向けのモデルであり、reasoning.effortnone / low / medium / high / xhigh をサポートしています。しかし、先ほどの実例でもあったようにxhighを用いることはRateLimitに直結してしまうため、どのようにReasoning負荷を低減させていくかが焦点になっていくと考えています。
そのため、

  • AGENTS.md で前提・制約・設計思想を明示する
  • 触る範囲と完了条件をプロンプトで先に固定する
  • 「実装」「調査」「レビュー」を一発でやらせず分割する

といった基本的なAI向けのリポジトリ整備が、以前より明らかに重要になってくるのではないでしょうか?

参考文献

  1. OpenAI, ChatGPT — Release Notes
    https://help.openai.com/en/articles/6825453-chatgpt-release-notes

  2. OpenAI Developers, Codex changelog
    https://developers.openai.com/codex/changelog

  3. OpenAI Community, Understanding the New Codex Limit System After the April 9 Update
    https://community.openai.com/t/understanding-the-new-codex-limit-system-after-the-april-9-update/1378768

  4. OpenAI Community, Codex Rate Limits Discussion Thread
    https://community.openai.com/t/codex-rate-limits-discussion-thread/1378553

1
1
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
1
1

Delete article

Deleted articles cannot be recovered.

Draft of this article would be also deleted.

Are you sure you want to delete this article?