概要
Linuxサーバにおける基本的なユーザ作成・削除方法について忘備録として記載する。
前提
基本的にはrootユーザかつbashで各コマンドを実行している前提です。
ユーザの作成(ホームディレクトリも同時に作成)
# ユーザ作成にはuseraddコマンドを使用する
# -mオプションは、同時にホームディレクトリを作成 -sオプションはログインシェルを指定
useradd -m {ユーザ名} -s {ログインシェル(フルパス)}
# 例:ユーザ「sample_user」の作成
useradd -m sample_user -s /bin/bash
# /homeディレクトリ配下を確認
ls /home/
# => 作成したユーザ名のディレクトリが作成されている
ユーザのパスワードを設定
# ユーザのパスワード設定にはpasswdコマンドを使用する
passwd {ユーザ名}
# 例:ユーザ「sample_user」のパスワードを設定
passwd sample_user
# => 新しいパスワードの入力が求められる
ユーザの削除(ホームディレクトリも同時に削除)
# ユーザ削除にはuserdelコマンドを使用する(-rオプションは、同時にホームディレクトリを削除)
userdel -r {ユーザ名}
# -rオプションはユーザ削除と同時にユーザのホームディレクトリを削除する
userdel -r sample_user
# /homeディレクトリ配下を確認
ls /home/
# => 作成したユーザのホームディレクトリが削除されている