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【AWS】AWS認定資格はどちらから取得するべきか【CLF】【SAA】

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はじめに

本ページを開いて下さりありがとうございます。
こちらではAWSの認定資格を取得する際にクラウドプラクティショナー(以下CLF)とソリューションアーキテクト(以下SAA)のどちらから取るべきかの指針と、自分が触れたオススメの学習教材をまとめた記事になります。
どちらから取得すべきか迷っている方の判断の一助になれば幸いです。

筆者スペック

・Webエンジニア(6年目)
・CLF、SAA取得済み

CLFから取るべき人

・クラウドやAWSに関する知識がゼロ
・各サービスを包括的に知りたい
・比較的学習に時間が取れる

筆者所感
CLFは出題問題の傾向的に各サービスの特徴とAWS Well-Architectedに関する設問が多く、クラウドやAWSの知識がない方が最初に取得するのに最適な資格です。
一方でCLFでの設問レベルだと業務では訳者不足なため、AWSで仕事したい場合はSAAを目指す必要があると思います。
筆者はひと月程度でCLFを取得しましたので、一ヶ月程度の学習時間が目安になるかと思います。

CLFオススメ学習教材

教材名 説明
AWS認定資格試験テキスト AWS認定 クラウドプラクティショナー いわゆる緑本です。CLFの概要を掴むのに最適です。
一方で試験で問われる一部サービスの記述がない、古い情報が載っているなどこれだけで対策ができない特徴もあるため、あくまで概要を掴むために使用するのが良いと思います。
【2023年版】この問題だけで合格可能!AWS 認定クラウドプラクティショナー 模擬試験問題集(6回分390問) 対策問題として非常に質が良いです。こちらの問題集を周回し、分からない部分を重点的に対策するだけでもかなり合格に近づくと思います。
また、分からないサービス、理解しづらいサービスに関しては公式サイトを確認することで後々のSAA対策時に楽ができるかと思います。
【SAA-C03版】これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座 タイトル的にSAA向けの講座ですが、筆者的には正直CLF対策時から使用すればよかったと後悔しています。
内容としてはAWSの主要サービスのハンズオン形式の講座になっており、手を動かして学べるためテキストベースの学習よりも知識がより定着しやすいです。
ただ量が多くかなり時間が掛かるので、倍速再生で受けるのがオススメです。

SAAから取るべき人

・ある程度AWSや他のクラウドサービスを触ったことがある
・AWSに関する業務経験がある
・直近でAWSに関する業務的な知識が求められる

筆者所感
SAAはユースケースから各サービスの組み合わせを選択する設問が中心なため、幅広い範囲から深い知識が問われ、完全にゼロベースからの学習だと厳しいかと思います。一方で過去に経験があるなど、知識の取っ掛かりがある人やAWSの業務予定がある人などはSAAから始めるべきかと思います。
実際の業務でもSAAの知識が必要最低限であるケースも多いので、AWSを用いて仕事したい人は最低でもSAA取得を目指すべきかと思います。

SAAオススメ学習教材

教材名 説明
AWS認定資格試験テキスト AWS認定ソリューションアーキテクト - アソシエイト 改訂第2版 いわゆるオレンジ本です。CLFの緑本と同じく概要を掴むのに適しています。
以前のバージョンの試験を元に作成されているので、あくまで概要を知る程度に使うのが良いと思います。
Ping-t 無料で利用できる問題集サイトです。問題数も多く設定も細かくできるため、大変オススメです。
実試験ではこのサイト内で出てこない範囲からも出題されるため、出題範囲を確認しつつ利用するのがオススメです。
【SAA-C03版】AWS 認定ソリューションアーキテクト アソシエイト模擬試験問題集(6回分390問) 比較的難しい問題が揃っている問題集です。分からない部分は見直し、不明点を一個ずつ潰すのが良いと思います。
また5,6回目の高難度問題は触れなくても問題ないです。
【SAA-C03版】これだけでOK! AWS 認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト試験突破講座 CLFの学習教材としても紹介した講座です。ハンズオン形式のため、テキストベースの学習とは違う形で学習できます。
全体を通そうとすると非常に時間が掛かるので、倍速再生がオススメです。

まとめ

・CLFはAWS等のクラウドサービスを触ったことがなく、学習時間が取れる人にオススメ
・SAAはAWSやクラウドサービスの業務経験等があったり、できるだけ早く最低限の知識を身につけたい人にオススメ

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