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CCT Day1 復習ログ まず押さえる脅威 脆弱性 攻撃手法 防御の基礎

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CCT Day1 復習用まとめ

Day1のゴール

  • 「脅威」「脆弱性」「リスク」「攻撃プロセス」「防御の基本」「アクセス制御」「ポリシーと物理」の基礎語彙を固める
  • 暗記よりも、概念の関係性を説明できる状態にする
  • ラボに出る概念は「ツール名」ではなく「何をしているか」を言語化できるようにする

受講戦略(復習の軸)

試験の前提

  • スライド問題 + ラボ問題が半々
  • ラボは「シナリオの再現」ではなく「概念を別角度で問う」前提で対策する

復習でやること

  • 暗記ではなく「定義」「違い」「例」「対策」をセットで言えるようにする
  • ラボは「何が入力で」「何が出力で」「何を判断して」「次に何をするか」を説明できるようにする

Module 1 情報セキュリティの脅威と脆弱性

1. 脅威と脆弱性

定義

  • 脅威(Threat)
    • サイバー攻撃の原因になりうる存在や状況
    • 動機や能力を含む
  • 脆弱性(Vulnerability)
    • 悪用される可能性のある弱点

関係

  • 攻撃は「脅威が脆弱性を悪用」して成立する
  • 脅威だけでも脆弱性だけでも攻撃は成立しない
  • 実務の基本線
    • 脅威はゼロにできない
    • 脆弱性は減らせる
    • よって「脆弱性を潰し続ける設計と運用」が現実的な勝ち筋

復習チェック

  • 「脅威と脆弱性の違い」を具体例で説明できるか
  • 「なぜ脆弱性対応が優先されるのか」を説明できるか

2. 脅威の出所(Threat Sources)

大分類

  • 自然の脅威
    • 火災 停電 災害など
  • 人に関する脅威
    • 意図的(悪意)
      • 外部攻撃者
      • 内部犯行(インサイダー)
    • 非意図的(過失)
      • うっかりミスで業務影響を出す

重要ポイント

  • 「脅威=外部攻撃者」だけでは不十分
  • 内部も脅威になり得る
    • 退職者の持ち出し
    • 権限の濫用
  • 非意図的も脅威
    • 事故でもCIAに影響が出るなら対策対象

復習チェック

  • 脅威の出所を「自然」「人(意図/非意図)」「人(内部/外部)」で整理できるか
  • インサイダー対策が技術だけで完結しない理由を言えるか

3. 脅威アクター(Threat Actors)

目的

  • 「誰がどんな動機で何をするか」を分類するための語彙

ハット分類

  • ブラックハット:攻撃者
  • ホワイトハット:防御者
  • グレーハット:状況により攻撃/防御どちらも行う

よく出る分類

  • スーサイドハッカー
    • 身バレを恐れず、予測しづらい行動を取り得る
  • スクリプトキディ
    • 既存ツールで突破を試みる
    • 技術力より好奇心が先行しがち
  • サイバーテロリスト
    • 宗教/政治信念による活動
  • 国家支援ハッカー
    • 国家が関与/支援
  • ハクティビスト
    • 政治的課題を推進する個人
  • 産業スパイ
    • 企業情報を狙う(APTや標的型につながる)
  • インサイダー
    • 内部犯行

復習チェック

  • それぞれ「動機」を一言で言えるか
  • インサイダーと外部攻撃者で「前提が変わる防御」を説明できるか

4. 脅威ベクトル(Threat Vectors)

位置づけ

  • 攻撃者が「どこから」「何を使って」攻撃するかの観点
  • 列挙暗記ではなく、攻撃の入口を洗い出すための言葉

復習チェック

  • 自社のシステムで脅威ベクトルを3つ挙げられるか
    • 例:メール Web公開面 VPN 端末 物理入室など

5. マルウェア

5.1 侵入経路と拡散

  • 侵入経路の代表
    • メール
      • フィッシング(添付/リンク)
      • マルウェアは添付ファイルが多い
  • 拡散
    • 初期侵入も、感染拡大(横展開)も含む

復習チェック

  • 「侵入」と「拡散」を分けて説明できるか
  • メール経由の典型パターンを説明できるか

5.2 マルウェアのコンポーネント

  • クリプタ(Cryptor)
    • 暗号化/難読化で解析や検知を避ける
  • ドロッパ(Dropper)
    • ペイロードを投下する役
  • オブファスケータ(Obfuscator)
    • 難読化の役割(解析阻害)

復習チェック

  • 各コンポーネントの目的を説明できるか
    • 解析回避か
    • 投下か
    • 検知回避か

5.3 マルウェアの種類(特徴で覚える)

  • トロイの木馬
    • 潜伏型、必要なときに動く
  • ウイルス
    • 宿主が必要、感染して拡散する
  • ワーム
    • ネットワークや共有を利用して自己増殖
  • ランサムウェア
    • 暗号化や脅迫で身代金を要求
  • スパイウェア
    • 情報収集(キーロガー含むことがある)
  • ボットネット
    • 多数端末を束ねてDDoSなどに利用
  • ファイルレスマルウェア
    • 正規ツール悪用、痕跡が残りづらい(Living-off-the-land)

復習チェック

  • 「ウイルス」と「ワーム」の違いを説明できるか
  • 「トロイ」と「RAT」の関係を説明できるか
  • ファイルレスがなぜ厄介か説明できるか

5.4 トロイの木馬(特にRAT)

  • RAT(Remote Access Trojan)
    • 遠隔操作型トロイ
    • 重要、ラボにも出る
  • C2(Command & Control)
    • 攻撃者が遠隔指示する仕組み

CTIとIoC

  • CTI(Cyber Threat Intelligence)
    • 脅威情報を元に防御へ活かす考え
  • IoC(Indicator of Compromise)
    • 侵害の兆候
    • 特殊ポート等の兆候も含む

復習チェック

  • RATが成立する構造を説明できるか
    • 侵入 → 常駐/維持 → C2 → 目的実行
  • IoCの例を3つ言えるか
    • 例:不審な通信 不審プロセス 不審なポートなど

5.5 ランサムウェア(近年の変化)

  • 初期:暗号化 → 復号鍵と引き換えに金銭要求
  • 近年:バックアップ前提が進んだ結果、手口が複合化
    • 事前にデータを窃取してリーク脅迫(恐喝)
    • バックアップ削除
    • 鍵を渡さない
    • 被害者本人へ連絡しクレーム誘発

復習チェック

  • なぜ暗号化だけでは成立しづらくなったか説明できるか
  • 二重恐喝の流れを説明できるか

5.6 ボットネットとPUA

  • ボットネット
    • DDoSに使われる
    • デフォルト設定や弱いパスワードで侵入されやすい
  • PUA(Potentially Unwanted Application)
    • 望まれていないアプリ
    • リソースを勝手に消費
    • 例:アドウェア クリプトマイニング

復習チェック

  • PUAが「マルウェア扱いされることがある理由」を説明できるか
  • IoTがボットネットにされやすい理由を言えるか

脆弱性(Module 1内の続き)

1. 脆弱性の定義

  • 悪用される可能性のある弱点

2. 例(ネットワークセキュリティの脆弱性)

  • 平文通信(TCP/IPの性質)
    • 対策:TelnetではなくSSH
  • OS脆弱性
    • 公開されることで攻撃にも利用される
    • 対策:速やかなパッチ適用
  • 設定ミス
  • デフォルトパスワード
  • アカウント運用の弱さ

3. 対策の原則

  • 最小の原則(減らす)
    • 使っていないものは止める
    • アカウント/サービスは必要最小限
    • アタックサーフェスを小さくする
  • 最新の原則(追随する)
    • アップデート
    • セキュリティパッチ
    • 定期運用で維持

4. 「脆弱性は対応しやすい」理由

  • 既知の脆弱性は自分たちの手元で潰せる
  • 脅威(悪意)は消せない
  • よってパッチ適用は優先度が高い

5. リスク

  • 脅威と脆弱性が大きいほどリスクが増える
  • 資産の価値もリスクに影響する
  • 計算式の暗記より「構成要素」を理解する

6. 脆弱性の種類(試験で言い換えが来るので分類で覚える)

  • 設定ミス/脆弱な設定
    • 必要設定をしていない
    • デフォルトのまま
  • パッチマネジメント不備
    • 適用が遅れる仕組み、管理がない
  • 設計上の欠陥
    • 認証がない
    • アクセス制御不足
    • 排他制御不足で見えてはいけない情報が見える
  • オペレーションの欠陥
    • 脆弱性は内在しているが未発見なだけ
  • ゼロデイ
    • 公開/悪用が先、パッチが間に合わない状態
    • 緩和策が出る場合もあるが、基本はパッチ待ち
  • レガシー
    • パッチ自体が出ない
  • スプロール/未把握資産(シャドーIT)
    • 認識されないためパッチ対象外になる
  • 証明書と鍵管理不備
    • 鍵が漏れたら暗号化は意味がない
  • サードパーティリスク
    • 依存コンポーネントの脆弱性が自分たちにも波及

復習チェック

  • ゼロデイとレガシーの違いを説明できるか
  • シャドーITがなぜ危険かを説明できるか
  • サードパーティリスクを「自社の例」で説明できるか

Module 2 情報セキュリティ攻撃

1. 攻撃の成立要素

  • 攻撃 = 動機 + 方法 + 脆弱性
    • 動機:目標
    • 方法:技術
    • 脆弱性:穴
  • 脅威 = 動機 + 方法
    • やる気と技術

復習チェック

  • 「脅威」と「攻撃」の違いを要素分解で説明できるか

2. 攻撃の分類

  • パッシブ攻撃
    • 盗聴など、改変せず観察中心
  • アクティブ攻撃
    • 送信/改ざん/妨害など能動的
  • 近接攻撃
    • 物理的に近づく
  • インサイダー攻撃
    • 内部不正
  • 配布攻撃
    • マルウェア配布など

復習チェック

  • パッシブとアクティブの違いを例で言えるか

3. 攻撃方法論(フレームワーク)

3.1 EC-Councilのハッキングメソッド(5フェーズ)

  1. フットプリンティング/偵察
    • 断片情報からターゲット情報を収集
    • アクティブ偵察:パケットを投げる
    • パッシブ偵察:観察のみ
  2. スキャニング
    • IP × Portで稼働しているものを探索
    • 反応がないものは攻撃者からは非アクティブに見える
  3. アクセス権限の取得
    • サービスやバージョンを把握(Nmapなど)
    • 脆弱性が顕在化していれば侵入可能
    • 侵入しただけでは攻撃成立ではない
  4. アクセス維持
    • 再侵入できる状態にする
  5. 痕跡消去
    • ログ削除/改ざんで身元特定を回避

重要な注意点

  • 攻撃が成立しなければ問題が表面化しない場合もあるが
  • 脆弱性が残っているとフェーズが進む可能性がある
  • だから脆弱性を放置しない

復習チェック

  • 各フェーズで攻撃者が「何を得たいか」を言えるか
  • 防御側が各フェーズで「何を観測できるか」を言えるか

3.2 サイバーキルチェーン

一般的な攻撃の流れの共通言語

  • 偵察
  • 武器化(マルウェア準備など)
  • 配送(メール/リンクなど)
  • 攻撃
  • インストール
  • C2(遠隔操作)
  • 目的実行(奪取など)

復習チェック

  • キルチェーンを「RATの例」で一周説明できるか

3.3 TTP

  • Tactics:戦術(目的の大枠)
  • Techniques:技術(手段)
  • Procedures:手順(具体的なやり方)

復習チェック

  • TTPを「具体例」で説明できるか
    • 例:Credential Access がTactic、PhishingがTechnique、メール文面や手順がProcedure

3.4 MITRE ATT&CK

  • 過去の攻撃を整理したデータベース
  • 一般的な攻撃の流れが記載されている
  • 対策の抜け漏れ(網羅性)を上げるために使う

復習チェック

  • ATT&CKを使うと「何が嬉しいか」を一言で言えるか
  • キルチェーンとATT&CKの関係を説明できるか

3.5 侵入解析のダイヤモンドモデル

  • 攻撃を4要素に分解して考えるフレームワーク
  • 何か起きたときに「整理して調査する」ための型

復習チェック

  • 4要素の名前を思い出せるか(復習で正式名称を確認して固定する)

4. ネットワークレベルの攻撃

偵察の基本

  • 攻撃者は「知れば知るほど有利」
  • 公開されている情報(DMZのサーバなど)も入口になる

代表的手法

  • ネットワークスキャン
    • ICMPやTCPで反応を見る
    • TCPは3-way handshakeなどを使う
  • DNSフットプリンティング
    • IPやサービスを推測・確認
  • パケットスニッフィング
    • 有線/無線の盗聴
    • 偽APを置いて接続させるなど
  • スニファ
    • 物理機器を挟む、マネージドスイッチなど
    • Wireshark等で解析
  • MITM(中間者攻撃)
    • 盗聴・改ざん
    • MFAが効きづらい状況が増えている
  • DNSポイズニング
    • キャッシュ等に誤情報を混入
  • ARPスプーフィング
    • ARPの関係を偽装してMITMに繋げる
  • DHCP枯渇攻撃
    • 偽MACでアドレスを埋め尽くす
  • スイッチポート盗聴
    • 物理ポート利用

DoS/DDoS

  • DoS:限定的な攻撃元
  • DDoS:多数のIPから攻撃

APT

  • 標的型で継続的
  • 「耐える設計」が必要(前提に置く)

物理的攻撃

  • USB
  • 悪意のフラッシュドライブ
  • 入退室カード複製

復習チェック

  • MITMとARPスプーフィングの関係を説明できるか
  • DHCP枯渇の狙いを説明できるか
  • DDoSが成立する背景(ボットネット等)を言えるか

5. アプリケーション/OSレベルの攻撃

Webアプリケーション(OWASP Top 10)

  • インジェクション
    • 意図しない場所にコマンド/SQLとして機能する文字列を注入
    • 社会的には実装側の不備として扱われがち
  • 認証の不備
    • 設計不備でアクセス権が広がり、想定外のデータが取れる

具体例

  • SQLインジェクション
    • ORで条件を常に真にする等
  • パラメータ改ざん
    • URLやパラメータに推測値を入れて想定外動作
  • セッションハイジャック
    • セッション情報を盗んでなりすまし

OSレベル

  • パスワードクラッキング

    • 目的:なりすましによる正規アクセス
    • 手法:総当たり、よくあるパスワード、辞書、傍受
    • 攻撃分類:オンライン/オフライン、パッシブ/アクティブ、ソーシャル等
    • 辞書/ブルートフォース/ルールベース
      • ブルートフォースは有限時間で必ず解ける(理論上)
      • 長さとロックで現実的に困難にできる
    • デフォルトパスワードは最悪(最優先で狙われる)
    • PtH(Pass-the-Hash)
      • パスワードではなくハッシュを使って突破する
  • バッファオーバーフロー

    • 大量データでメモリ破壊
  • 権限エスカレーション

    • 水平方向:同レベルで別ユーザへ
    • 垂直方向:権限昇格

復習チェック

  • SQLiとパラメータ改ざんの違いを説明できるか
  • オンライン攻撃とオフライン攻撃の違いを説明できるか
  • PtHの「何が問題か」を説明できるか

6. ソーシャルエンジニアリング

概要

  • 技術的攻撃ではなく、人間の心理や組織の隙を利用して情報を得る

典型ターゲット

  • ヘルプデスク
  • なりすまし先の本人
  • 権威ある立場(管理者、顧客、親会社役員など)

人が引っかかる要因

  • 権限
  • 緊急
  • 親しみ
  • 脅迫
  • 希少性
  • 攻撃者はプロとしてストーリーを作る

代表例

  • なりすまし
  • 盗聴
  • ショルダーハッキング
  • ダンプスターダイビング
  • テールゲーティング/ピギーバック
  • フィッシング(SMS含む)
  • ID窃盗

復習チェック

  • 「緊急」「権威」「親しみ」などのトリガーを例で説明できるか
  • テールゲーティングとピギーバックの違いを説明できるか

7. 無線・モバイル特有の攻撃

無線

  • 不正AP(偽AP)
  • アドホック接続(子機同士のネットワーク)
  • ジャミング(2.4/5GHzにノイズ)
  • Bluetooth(距離制約、誤接続狙い)
  • RFID
  • NFC(近距離通信、決済等)

モバイル

  • アプリストアを過信しない
    • 過剰権限など
    • 権限要求に注意
  • モバイルスパム
    • 小画面でリンク詳細が見えず誘導されやすい
    • SMSは疑う

復習チェック

  • 偽APの狙いを説明できるか
  • モバイルでフィッシングが成立しやすい理由を説明できるか
  • 「権限要求」がなぜ危険か説明できるか

8. IoT/OT/クラウドの攻撃

IoT/OT

  • デフォルト設定や弱い認証で乗っ取られやすい
  • 乗っ取られた端末がDDoSに使われる

クラウド

  • 管理画面権限が強力
  • 侵入されると「ありとあらゆること」が可能になりやすい
  • クラウド特有の設定・権限モデルを意識する必要がある

復習チェック

  • IoTがDDoSに使われる理由を説明できるか
  • クラウドで「最悪の侵害点」がどこか説明できるか(管理権限)

Module 3 ネットワークセキュリティの基礎

1. 情報セキュリティの定義(CIA)

  • Confidentiality(機密性)
    • 見るべき人だけが見られる
  • Integrity(完全性)
    • 改ざんされていない
  • Availability(可用性)
    • 必要なときに使える

追加要素

  • 真正性(Authenticity)
    • 偽物でない
  • 否認防止(Non-repudiation)
    • 言い逃れできない

復習チェック

  • CIAを「例」で説明できるか(通信、バックアップ、金庫など)

2. セキュリティ・機能性・利便性のトライアングル

  • セキュリティを上げると利便性が下がりやすい
  • 利便性を上げるとセキュリティが下がりやすい
  • 重要なのは「バランス設計」

復習チェック

  • SSOを例にトレードオフを説明できるか

3. NIST CSF

  • 組織のセキュリティを評価できる物差し
  • 点数付けの目的は満点ではない
    • あるべき姿と現状のギャップ可視化

NIST CSFの観点

  • 予防(識別、防御)を重視
  • インシデント後の振る舞い(検知、対応、復旧)まで含む

ISO 27000との違いとしての捉え方

  • ISOは「起こさないため」の側面が強いという理解

復習チェック

  • NIST CSFが「なぜ組織で使えるのか」を説明できるか
  • 「満点が目的ではない」を説明できるか

4. 攻撃の影響

  • 経済的損失(直接/間接)
  • 事業の信用失墜

復習チェック

  • 間接損失の例を言えるか(信頼、機会損失、対応コストなど)

5. ネットワーク防御のアプローチ分類(頻出)

  • リアクティブ
    • 起きてから(インシデントレスポンス)
  • プロアクティブ
    • 起きる前にリスク低減(リスクマネジメント、脆弱性管理、CTI等)
  • 予防的
    • 攻撃されないように(予防コントロール)
  • レトロスペクティブ
    • 起きた後に振り返り(ログ解析、被害範囲特定)

復習チェック

  • 4分類を「例」で言えるか
    • 例:WAF導入、パッチ運用、IR体制、フォレンジック調査など

6. 継続的/適応型のセキュリティ戦略

  • スパイラル
    • 保護 → 検知 → 対応 → 予測

3要素で考える(2つの切り口)

  • 技術・運用・人
    • 運用と人が重要(バックアップ周期、教育など)
  • 技術的・管理的・物理的

復習チェック

  • 「技術だけでは守れない」を具体例で説明できるか

Module 4 識別・認証・認可

1. 用語の違い(必須)

  • 識別(Identification)
    • IDやユーザ名で「誰か」を特定する
  • 認証(Authentication)
    • その本人か確認する
  • 認可(Authorization)
    • 認証された人が「何をできるか」を制御する

前提関係

  • 認証には識別が必要
  • 認可には認証が必要

復習チェック

  • 3つを順番と前提込みで説明できるか
  • 「アクセス制御」が狭義/広義どちらもあるのを説明できるか

2. アクセス制御(ACLなど)

  • 読む 書く 実行などの権限がある
  • 認可のDBとしてACL(アクセスコントロールリスト)がある
  • 管理者がACL管理を行う

専門用語

  • オブジェクト:ファイル/フォルダ
  • サブジェクト:ユーザ
  • リファレンスモニタ:アクセス制御を仲介する仕組み
  • オペレーション:実行する行為

復習チェック

  • サブジェクト/オブジェクト/オペレーションを例で説明できるか

3. アクセス制御の原理(頻出)

  • 職務分離(SoD)
    • 承認者と実行者を分ける
    • 重要操作を単独で完結させない
  • Need-to-know
    • 業務上必要な人だけが知る
  • 最小特権(POLP)
    • 必要最小限の権限
    • 範囲も時間も最小化(必要なときだけ付与)

復習チェック

  • POLPを「時間の最小化」と「範囲の最小化」で説明できるか

4. アクセスコントロールモデル

  • MAC(強制アクセス制御)
    • 管理者が一元管理
  • DAC(任意アクセス制御)
    • 所有者(エンドユーザ)が裁量を持つ(分散管理)
  • RBAC(役割ベース)
    • 部署/役割単位で権限付与、グループ管理で単純化

復習チェック

  • MAC/DAC/RBACの違いを「誰が権限を決めるか」で説明できるか

5. IAM(クラウドで頻出)

  • Identification + Authentication + Authorization をまとめた概念
  • ID管理
    • IDリポジトリ(台帳)
  • アクセス管理
    • 認証と認可

認証方式

  • パスワード(知識要素)
  • 二要素認証(所有要素や生体要素など)
    • トークン(例:認証アプリ)
    • 生体(指紋、顔、虹彩、静脈、音声、歩容など)
  • SSO
    • 利便性は上がるが、セキュリティは下がりやすい(単一点のリスク)

AAA

  • Accounting(証跡)
    • いつ誰が認証され、何が認可されたかのログ
  • Authentication + Authorization + Accounting

アカウント種別(区別必須)

  • ユーザアカウント
  • 管理者/ルートアカウント
  • 特権アカウント(極力使わない)
  • ゲストアカウント
  • サービスアカウント

復習チェック

  • SSOのリスクを説明できるか
  • サービスアカウントをなぜ区別すべきか説明できるか
  • AAAの3つを説明できるか

Module 5 ネットワーク・セキュリティ防御(管理的制御)

1. コンプライアンスと規制フレームワーク

  • 上位の規制や方針と下位は矛盾してはいけない
  • ポリシー
    • 公開ポリシー
      • 一般論、対外的
    • 非公開ポリシー
      • 詳細、攻撃者にヒントを与え得るので公開しない

試験対策として重要

  • PCI-DSSを優先して押さえる
  • 規制対応の意思決定の考え方が出やすい

復習チェック

  • 公開/非公開ポリシーの違いを説明できるか
  • なぜ詳細を公開しないのか説明できるか

2. 良いセキュリティポリシーの特徴

  • 合理的
    • 経済的に実現可能
    • 手続きとして許容できる
  • 一貫性
  • 法令遵守

復習チェック

  • 「合理的」を実務的に説明できるか(守れないルールは無意味等)

3. 一般的なポリシー文書の要素(復習の拠り所)

  • 改訂履歴がある
    • 状況に応じて更新される前提
  • 対象読者が定義される
    • 読者ごとに書き方や文言が変わる
  • 罰則が明文化される
    • 従わせるための設計

復習チェック

  • なぜ改訂履歴が重要か説明できるか
  • 対象読者が違うと何が変わるか説明できるか

4. ポリシーの種類(3分類を区別)

  • EISP(方向性)
    • 組織全体の大枠
  • ISSP(各論)
    • パスワードやアカウントなどテーマ別
  • SSSP(システム別)
    • 特定システム向け

復習チェック

  • それぞれの適用対象を例で言えるか

5. インターネット接続ポリシー(厳しさの概念)

  • プロミスキャス:何も制限しない
  • パラノイド:全禁止
  • 典型として
    • 許容ポリシー
    • 慎重なポリシー

復習チェック

  • 厳しさの段階を言葉で説明できるか

6. 意識向上トレーニング

  • ポリシーは作るだけでは守られない
  • 現場が守れる形に更新し続ける必要がある
  • ポリシーと現場が乖離すると形骸化する

復習チェック

  • 形骸化を防ぐ施策を1つ言えるか(教育、定期見直し、手順化など)

Module 5 ネットワーク・セキュリティ防御(物理的制御)

1. 物理セキュリティの位置づけ

  • L7/L6が強くても、サーバが燃えたら終わる
  • 自然・環境も脅威に含める

2. 物理的脅威ベクトル

  • 自然・環境
  • 人為
    • 過失
    • 悪意
    • 内部/外部

復習チェック

  • 物理がCIAのどれに影響するか説明できるか(主にAだがC/Iも影響する)

3. 物理ロック(名称を区別)

  • メカニカルロック
    • 南京錠など
  • コンビネーションロック
    • 番号合わせ(自転車ロックなど)

4. マントラップ

  • 一人ずつ通す構造
  • カメラ等で一人であることを確認する必要

5. 警告表示

  • 重要エリアであることを明示
  • 迷い込みの言い訳を潰す
  • 抑止効果

6. 監視と照明

  • ビデオ監視は実運用が主流
  • 照明で隠れて悪いことをしにくくする

7. 受付エリア運用

  • 受付が鍵を持たない
  • 鍵はガードマン運用など
  • 入室タグ、入退室記録

8. HVAC

  • 空調(Heating, Ventilation, and Air Conditioning)
  • 可用性の観点
  • 冷却が重要

復習チェック

  • 物理対策が「技術ではなく運用」である例を説明できるか

Day1の最重要ポイント(試験・実務の両面で効く)

優先度A(確実に言語化する)

  • 脅威と脆弱性の違いと関係
  • 脅威の出所(自然/人、意図/非意図、内部/外部)
  • 攻撃 = 動機 + 方法 + 脆弱性、脅威 = 動機 + 方法
  • EC-Councilの5フェーズ
  • サイバーキルチェーン、TTP、ATT&CKの位置づけ
  • CIA + 真正性 + 否認防止
  • 防御アプローチ4分類(リアクティブ/プロアクティブ/予防/レトロ)
  • 識別/認証/認可、MAC/DAC/RBAC、SoD/Need-to-know/POLP
  • ポリシー3分類(EISP/ISSP/SSSP)と公開/非公開の考え方
  • 物理セキュリティの基本用語(マントラップ、警告表示、ロック種別、HVAC)

優先度B(用語の紐づけ)

  • 各種マルウェアの特徴(特にRAT、ファイルレス、ボットネット、ランサムの変化)
  • ネットワーク攻撃の代表語彙(MITM、ARP、DNS、DHCP枯渇)
  • Webアプリ攻撃の代表語彙(インジェクション、セッション、改ざん)
  • パスワード攻撃(オンライン/オフライン、ブルートフォース、PtH)

自己テスト(復習用の問い)

次を自分の言葉で説明できれば、Day1はかなり固い

  1. 脅威と脆弱性の違いと、なぜ脆弱性対応が現実的なのか
  2. 脅威の出所を3軸(自然/人、意図/非意図、内部/外部)で整理して例を出す
  3. 攻撃成立要素と脅威要素を式で説明する
  4. EC-Council 5フェーズと、各フェーズで攻撃者が欲しい情報は何か
  5. キルチェーンをRATの例で一周説明する
  6. TTPとは何か、ATT&CKは何に使うか
  7. CIAと真正性/否認防止を例で説明する
  8. 防御アプローチ4分類の例を挙げる
  9. 識別/認証/認可、MAC/DAC/RBAC、SoD/POLP/Need-to-knowを例で説明する
  10. EISP/ISSP/SSSPの違いと、公開/非公開ポリシーの理由
  11. マントラップ、警告表示、HVACが何を守るためのものか
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