■動作確認済みバージョン
- nuxt.js(2.11.0)
- create-nuxt-app(v2.12.0)
■更新履歴
- 2020/2/5 最新のバージョンに合わせてリライトしました。
- .browserslistrcファイルが使えるようになりました。
- お勧めのpolyfill設定方法を追記しました。
特に設置の必要はありません(cool!)。以下に、確認・変更のポイントを記載します。
対応ブラウザの確認方法
対応ブラウザは「browserslistパッケージ」で確認します。ターミナルで% npx browserslist
を実行してください。
% npx browserslist
ディフォルト設置の対応ブラウザ
↓
and_chr 79
and_ff 68
and_qq 1.2
and_uc 12.12
android 76
baidu 7.12
chrome 79
chrome 78
chrome 49
edge 18
edge 17
firefox 72
firefox 71
firefox 70
firefox 68
ie 11
ios_saf 13.3
ios_saf 13.2
ios_saf 13.0-13.1
ios_saf 12.2-12.4
kaios 2.5
op_mini all
op_mob 46
opera 64
opera 63
safari 13
safari 12.1
safari 5.1
samsung 10.1
samsung 9.2
Tips:browserslistパッケージはNuxt.js導入時にインストール済みです。% npm ls browserslist
を実行しても見つからない場合は、% npm i -D browserslist
を実行してインストールしてください。
対応ブラウザを変更
ルート(package.jsonと同階層)に「.browserslistrc」ファイルを作成し、ディフォルト(defaults)、他必要な設定を追加してください。設定方法は公式ドキュメントを参照してください。
defaults
android>=4.4
not IE 11
Tips:ディフォルト(defaults)の設定は、> 0.5%, last 2 versions, Firefox ESR, not dead
です。
Tips:Nuxt.jsのバージョンが古いなどの理由により、.browserslistrcファイルが無効になる場合があります。package.jsonの利用も検討してください。
package.json版の記載例
{
...
"browserslist": [
"defaults",
"android >= 4.4",
"not IE 11"
],
...
}
polyfill.ioからpolyfillを読み込む
polyfill.ioで生成したURLを、nuxt.config.jsのheadプロパティーから読み込みます。
↓
export default {
head: {
script: [
{ src: '//polyfill.io/v2/polyfill.min.js?features=WebAnimations,IntersectionObserver' }
],
},
...
Tips:追加で必要になった場合は?features=
の後にコンマ区切りで追記します。
Tips:polyfill.ioは、ブラウザに適したpolyfillのみを返します(cool!)。
動作確認
ディフォルトのままで、arrow関数がIE11で動作するか確認します。
defaults
エビデンス
おまけ
Nuxt.jsのバージョンが上がり、気がついたら「.browserslistrc」ファイルが動作するようになってました。また、polyfill.ioがこんなに便利だったとは知らなかった。汗
より、シンプルに生きられるようになりました。