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[MDM SaaS]更新したマスタレコードの情報をS3にリアルタイムに伝播する(解説&設定)

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Last updated at Posted at 2026-02-12

(1)背景

MDM SaaS上で更新したデータをリアルタイムで他システムに伝播させる要望は
多々あるとおもいます
MDM SaaSでは、CDIR-Streaming(データインジェスチョン&レプリケーション ストリーミング)の機能を組み合わせることで実現することが可能です。
本機能をパブリッシングイベントと呼びます
image.png

(2)パブリッシングイベントの2つの形式

実は、MDM SaaSのレコードが、作成、更新、削除、(その他マージなど)された際に、
対象のレコード情報を他方に伝播させることが可能なのですが、
方式としては、下記の2つの方式があります。

  1. リアルタイム(★本記事の内容
  2. バッチ(本記事では扱いません)

(3)実際にやってみる DEMO

今回のシナリオは、MDM SaaS上の「高等学校マスタ」に
架空学校である ”東東京学院第七高等学校” というレコードがあったとします。
このレコードが更新されるたびに、
更新情報をS3にJSON形式で書き込みをするというものです。
image.png

レコードの更新

それでは、MDM SaaSのUIから
このレコードの学校種、都道府県番号、最新偏差値を更新します。
image.png

MDM SaaSでは、マスタレコード更新時に、変更内容を承認してもらうための
ワークフローを作成するケースが多いですが
本記事では便宜上、変更内容を承認なしに更新しております

CDIR-Streamingのモニタの確認

ソース及び、ターゲットイベントが1増えていることがわかります。(以前は4でしたがスクリーンショットを取り忘れました)
image.png

S3上の生成されたJSONファイル確認

S3の指定したバケット上に、新しいファイルが生成され
フィールドごとの変更内容がフィールドパス、変更タイプ、新しい値が
JSONファイルに書き込まれておりますね

image.png

複数回更新

複数回連続で、本学校のレコードを更新してみます。
image.png
image.png

レコードの履歴の確認

間近4回にわたって、レコードが更新されていることが確認できます。
image.png

S3上のバケットの確認

更新タイミングごとに、リアルタイムでJSONファイルがS3のバケットに生成されていることがわかります。
image.png

今回は、サンプルとしてS3に更新情報を書きだしましたが
CDIR Streamingで対応するターゲットであれば書き出すことが可能です
詳細は、下記を参照ください。
https://knowledge.informatica.com/s/article/618516?language=en_US&type=external

(4)設定&開発方法

それでは、本機能の開発&設定編をお届けいたします。

Business 360 Console

Business 360 Consoleを開き、ビジネスエンティティ(以下、BE)を開きます。
今回は、「高等学校」のBEを対象に設定します。
image.png
「高等学校」BEの
イベントタブをクリックします。

image.png

画面の右上から
「イベントの追加」→「パブリッシュイベント」を選択します。
image.png

今回は、「高等学校」BEが変更されたときにリアルタイム連携したいので
アクションは「更新済み」を選択します。
image.png

次にペイロードタブで
JSON形式で出力する項目を選択します。

本記事ではサンプル作成の為、ペイロード設定は全て選択しておりますが
変更内容だけを取得する場合は、ビジネスIDや変更されたフィールドなど
特定の項目のみを指定してもよいでしょう

image.png

「保存」ボタンをクリックし、終了します。
が、その前に「表示名」、「内部ID」がどの値であるか、覚えておきます。
image.png

データ取込み及びレプリケーション

データ取込み及びレプリケーションのUIに遷移し
「新規」→「データ取込み及びレプリケーション」を選択します
image.png

タスクの名前や、実行するSecureAgentを指定します(ランタイム環境)
image.png

「ソース」ステップでは、
「接続」にB360 Event Connectorを選択し
「Business Object」には、先ほど設定したパブリッシュイベントの名前を選択します。

image.png

Business 360 Eventsコネクタが未作成の場合は、
「管理者」画面の「接続」タブから
「Business 360 Events」コネクタを作成してください。

image.png
「ターゲット」ステップでは、接続先と(本記事ではS3)
書き込むファイル名を正規表現で指定することができます。
image.png

受信メッセージの形式にJSONを指定し
image.png

ランタイムオプションはデフォルトのまま、
「保存」→「デプロイ」をクリックして開発&設定は完了です。
image.png

あとは、「モニタ」メニューから、
「高等学校」BEのレコード更新と、S3へのデータ連携の状況を確認することができます。

本記事は以上となります。

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