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AWS FinOps Agent がパブリックプレビュー公開されたので早速使ってみた話

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Last updated at Posted at 2026-06-11

はじめに

2026/6/9、AWS FinOps Agent がパブリックプレビューとしてリリースされました。

Security Agent,DevOps Agent に続き、Agent サービスが公開となりました。

先の2つはプレビュー中に試さなかったので、FinOps Agent はプレビュー中に絶対早く触ろう! と思い、早速試しました。

試したこと、所感を書いていこうと思います!

本記事は、筆者個人の見解です。個人利用の範囲で試した結果のため、参考程度に留めてください。

本記事は、2026年6月11日現在の情報で書きました。執筆時点では、バージニア北部リージョンのみで利用可能となっております。

AWS FinOps Agent とは

クラウド環境全体でコストを継続的に監視し、異常を調査し、最適化の機会を容易に見つけ出せるようにする最先端のエージェントです。

  • イベントをトリガーとしたコスト異常調査
  • 自然言語でのコスト問い合わせ
  • 定期的なコスト報告
  • コンテキストファイルとメモリを使用した回答

ができます。

  • AWS Cost Explorer
  • AWS Cost Anomaly Detection
  • AWS Cost Optimization Hub
  • AWS Compute Optimizer
  • AWS CloudTrail

これらのサービスと連携して回答しているようです。

※AWS公式ドキュメントより引用

セットアップ

こちらを参考にしながらセットアップしました。

エージェント名の決定とIAMロールの作成

FinOps Agent の画面を開き、「Get Start」からエージェントを作成します。

エージェント名を決めたら、

  • エージェントがAWSリソースにアクセスするための権限
  • Webアプリがエージェントにアクセスできる権限

を持つIAMロールを作成します。

サードパーティーアプリとの統合

JiraかSlackをFinOps Agent と接続することができます。私はSlackと統合しました。
事前にメッセージを送るSlackのワークプレイスとチャンネルを作成しておきます。

Slackのワークプレイスとチャンネルの作成手順は割愛します。

Slackを選択し、「Add Integration」ボタンから統合設定をします。

「Authorize with Slack」ボタンをクリックして、FinOps Agent アプリにアクセス許可を与えます。

AWSマネジメントコンソールにてマルチセッションを無効にしないと、Agentのアクセス許可を設定することができませんでした。事前にマルチセッションを無効にしておきましょう。

めでたくエージェント作成できた!と思ったら、エラーになりました…

Slackチャンネルの方でFinOps Agent Appをメンバに登録する必要があったようですが、事前にその説明は無かったと思います。Slackとの統合は後でもできますが…分かりやすく示してもらえるとありがたかったです。

Appをチャンネルメンバに登録してから統合設定をしたら、上手くいきました。

エージェント実行

次にWebアプリからFinOps Agent を実行します。Open Agent欄の「Open」をクリックします。

FinOps Agent のチャット画面が開きます。プロンプト入力して実行すると解答が返ってきます。日本語プロンプトでも回答してくれますが、回答は英語でした。

クレジット適用された使用料は集計されませんでした。クレジット適用される前の費用を算出するようにプロンプトを書いたら、集計してくれました。

タスク

FinOps Agent 画面の左側に「Task」というメニューがあります。

タスクは、会話を妨げることなくバックグラウンドで実行されます。エージェントにタスクの作成を依頼すると、エージェントはバックグラウンドで処理を実行するとのことです。

タスクは、

  • 1回だけ
  • スケジュール実行
  • イベントトリガでの実行

の3パターンあります。

ちなみに、「Run Once」をクリックすると「Create task」と表示されていたのが、「Run on a schedule」(スケジュール実行)をクリックすると、「Automations」を選択した状態になり、画面上部の「Create Task」が「Create Automation」に変わります。

TaskとAutomationsの違いって何だろう?と思い調べてたら気づきました。こういうところはプレビュー版だからこそでしょうか?面白いですね!

タスク実行

Run Once(一回だけ)でタスク作って実行してみました。5月に発生した使用料(クレジット適用前)を算出し、その結果をPDF形式のレポートにまとめ、Slackに送るものです。

SlackにPDFレポートが送られてきました。綺麗にまとめられていて見やすかったです。

ちなみに、分析結果は、Artifacts にも作られていました。

スケジュール実行(Automations)

毎週木曜日8:00(UST時間だと水曜日の23:00)に週次レポートをSlackに送信するタスクです。

6月11日(木)8:02、Slackに集計結果が送られてきました。集計とSlackへの送信で2分かかりましたが、スケジュール実行できたことも検証できました。

試してみた感想

コスト管理エージェントを作ったり、ダッシュボードを作ったりする知識が無くても自然言語で簡単にコスト管理できて、スケジュール化できるのは良いですね。

今回は設定しませんでしたが、イベントトリガ(Run when an event occurs)で

  • 急なコスト上昇が発生したら、どのサービスが原因か
  • コスト最適化させるための推奨策

を通知させることもできそうかなと思いました。

1点気になるのは、GAされたときのFinOps Agent の利用料がいくらになるかですね。
個人利用の場合はあまり費用をかけすぎることができないので、FinOps Agent の利用料を使ってコスト最適化することが、良い費用対効果を生むことができるかは気になるところです。

個人利用では面白い結果を出すには大変かもしれませんが、それでも面白い使い道を見つけてみたいと思いました。

最後に

私は個人利用でAWSを使っているため、実費で支払おうがクレジットで支払おうが、意図せぬ精算が発生しないよう、コスト管理には気を遣っているつもりです。それでも「つもり」になってしまい、リソースを消し忘れて余計な費用を発生させることが多々あります。他の検証にその費用を充てられるよう、これを機にFinOps Agentを活用してコスト管理、コスト最適化をしていきたいと思いました。

この記事がどなたかの参考になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました!!

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