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Windows環境のPHPでLaravelを手っ取り早くデバッグする

Last updated at Posted at 2018-03-06

PHPの環境を作って、Laravelインストールして、デバッグするまでの一連の手順をメモ。

環境

OS:Windows10
IDE:VSCode
Shell:Powershell(cmdでも可)

PHP:7

環境構築

VSCodeのインストール

普通にダウンロードしてインストールします。

PHPのインストール

ここから環境に合ったものをダウンロードして適当なフォルダに展開し、パスを通します。
以下のコマンドで正しくインストールできたか確認しましょう。

> php -v
PHP 7.2.3 (cli) (built: Feb 28 2018 05:47:26) ( ZTS MSVC15 (Visual C++ 2017) x64 )
Copyright (c) 1997-2018 The PHP Group
Zend Engine v3.2.0, Copyright (c) 1998-2018 Zend Technologies

vscodeの設定

vscodeのユーザー設定に、以下を書かないとダメらしいです。パスは適当に読み替えてください。

  {
    "php.validate.executablePath": "D:\\php-7.2.3-Win32-VC15-x64\\php.exe",
    "php.executablePath": "D:\\php-7.2.3-Win32-VC15-x64\\php.exe",
    "php.suggest.basic": false,
  }

php.iniの設定①

展開したphpフォルダのphp.iniを編集します。
opensslの設定は後でLaravelをインストールするときに必要だったような…忘れましたが。

php.ini
-; extension_dir = "ext"
+extension_dir = "ext"

-;extension=openssl
+extension=openssl

Composerのインストール

Windowsなのでここからインストーラーをダウンロードしました。多分、コマンドラインからでもインストールできると思います。
以下のコマンドで正しくインストールできたか確認しましょう。

> composer -V
Composer version 1.6.3 2018-01-31 16:28:17

xdebugの入手

ここから環境に合ったものをダウンロードして、先ほど解凍したphpフォルダのextフォルダ内に置きます。

php.iniの設定②

xdebug用の設定を追加します。dllのバージョンは読み替えてください。

php.ini
[xdebug]
zend_extension="php_xdebug-2.6.0-7.2-vc15-x86_64.dll"
xdebug.remote_enable=1
xdebug.remote_autostart=1

npmのインストール

すみません省略します。。。普通にnodejsのインストーラを使うか、nodistを使ってnodejsをインストールしてください。

laravelプロジェクト作成

laravelインストール

laravelのインストールにはcomposerのcreate-projectを使う方法と、composerでlaravelインストーラーを落とす方法があるらしいのですが、今回は後者を使用します。
まずは、laravelインストーラーをグローバル領域にダウンロード。

> composer global require "laravel/installer"

これでlaravelコマンドが使えるようになりますので、プロジェクトを作成します。

> laravel new hello-laravel

カレントディレクトリの直下にプロジェクトフォルダhello-laravelが作成され、必要なファイルがコピーされます。フォルダさえできてしまえば、あとはvscodeでそのフォルダを開き、ctrl+@でターミナルを開いて操作するのがおすすめです。

必要なモジュールをインストール

以下を実行して必要なモジュールをlaravelにインストールします。

> composer install
> npm install

vscodeのデバッグ設定

vscodeでプロジェクトフォルダを開き、画面左の虫マークを選択してデバッグモードに入り、歯車マークを押してPHPを選択すると、PHP用のlaunch.json`が生成されます。私はデフォルトのままです。

        {
            "name": "Listen for XDebug",
            "type": "php",
            "request": "launch",
            "port": 9000
        },

サーバー実行

ターミナルから以下を実行し、開発サーバーを立ち上げます。

> php artisan serve
Laravel development server started: <http://127.0.0.1:8000>

この状態で、http://localhost:8000にてlaravelのトップページが表示できるようになっていると思います。

デバッグ実行

vscodeでF5を押します。ステータスバーがオレンジになったでしょうか?
後は適当なところにブレークポイントを置いて、サーバーにアクセスすればブレークできます。とりあえず試すなら、/route/web.phpreturn view('welcome');の行にブレークポイントを置いて、トップページにアクセスしてみれば確認できます。

おわりに

最初はdockerでapache立ててphp入れて、とかいろいろやっていたんですが、PHPはビルトインサーバーが普通に使えるので、ちょっと試すだけならローカルでデバッグしちゃったほうが簡単な気がしました。

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