こちらを参考にMacOS SerraでもNTTFS形式の外付けHDDに書き込めるか試してみた。
http://www.karakaram.com/mac-mount-usb-ntfs#unmount-usb
ほぼ自分のメモ用。
◆動作確認環境
MacOS Sierra 10.12
◆使用したHDD
IO DATA HDC-LA3.0・4.0
###1.HDDをUSBで挿す前にターミナルを起動し、以下のコマンドを入力する
$ ls -l /dev/ > /tmp/before.txt
before.txtファイルを /dev/ 以下に書き出しておきます。このファイルは後に使用するので作成した日時とともに記憶しておきます。
###2.HDDをUSBに挿し、HDDをアンマウントする
HDDをUSBに挿してからFinderにHDDのアイコンが表示されますので、マウントを解除(アンマウント)します。
以下のコマンドでも実行できるようです。
$ sudo umount /Volumes/HDD名
###3. /dev/ 以下に再度ファイルを書き出す
ターミナルで以下のコマンドを入力します。
$ ls -l /dev/ > /tmp/after.txt
###4.USBの挿入前後のデバイスファイルを比較する
USBを挿す前に作成した"before.txt"
USBを挿した後に作成した"after.txt"を比較します。
比較にはdiffコマンドを用います。
$ diff /tmp/before.txt /tmp/after.txt
< crw-rw-rw- 1 root wheel 24, 15 3 10 10:54 dtrace
---
> brw-r----- 1 root operator 1, 5 3 10 11:08 disk2
> brw-r----- 1 root operator 1, 7 3 10 11:08 disk2s1
> brw-r----- 1 root operator 1, 6 3 10 11:08 disk2s2
> crw-rw-rw- 1 root wheel 24, 21 3 10 10:54 dtrace
27c30
< crw-rw-rw- 1 root wheel 18, 19 3 10 11:07 io8log
---
> crw-rw-rw- 1 root wheel 18, 19 3 10 11:09 io8log
29c32
< crw-rw-rw- 1 root wheel 18, 17 3 10 11:07 io8logtemp
---
> crw-rw-rw- 1 root wheel 18, 17 3 10 11:11 io8logtemp
> crw-r----- 1 root operator 1, 5 3 10 11:08 rdisk2
> crw-r----- 1 root operator 1, 7 3 10 11:08 rdisk2s1
> crw-r----- 1 root operator 1, 6 3 10 11:08 rdisk2s2
これで比較ができます。この場合disk2s2が外付けHDDになりますが、もちろん環境やHDDによって名前は変わってきます_( ´ω`)
###5.マウントポイントの作成
HDDに接続するためのマウントポイントを作ります。
マウント名は特に規定とかはないので、私は「mhdd」にしました。
以下のコマンドを打つと作成されます。
$ sudo mkdir /Volumes/mhdd
###6.NTFS形式でマウントする
マウントポイントができたら、以下のコマンドでマウントします。
このとき、NTFS形式&読み書き可能を指定します。
$ sudo mount -t ntfs -o nobrowse,rw /dev/disk2s2 /Volumes/mhdd
###7.Finderから見られるようにする
読み書きは可能になりました。でもこのままだとFinderからは見れません。
見れるようにするために以下のコマンドを打ち、マウントポイントにシンボリックリンクを貼ります。
$ ln -s /Volumes/mhdd /Users/pamphlet/mhdd
これでFinderからも読み書きができます!
###8.アンマウントする
HDDを取り外す時には以下のコマンドでumountします。
その後、シンボリックリンクを消します。
$ sudo umount /Volumes/mhdd
$ rm/Users/pamphlet/mhdd
以上です。
私はMacのVMware FusionからWindowsのVMware Playerに仮想マシンを移動したくてやりましたがなんの問題もなかったです(/・ω・)/