はじめに
会社で実施しているAWS Skill Builderの勉強会にて、AWS SimuLearnを初めて体験しました。![]()
今日はその感想について書いていきます!
AWS SimuLearnとは
以下の説明によれば、生成AIを活用した新しいAWS学習プラットフォームのようです!
AWS SimuLearn は、生成 AI を搭載した仮想顧客とのチャットを通じて実践的な AWS スキルを身につけられる新しい学習プラットフォームです。
顧客の課題をヒアリングし、最適なソリューションを提案するプロセスを体験した後、実際の AWS アカウントを使用したハンズオンラボで技術スキルを向上させることができます。
引用元↓
勉強会実施内容
参加者
チームメンバー 3人
実施したコース
AWS SimuLearn: AI スマートアシスタントを作成する
コースの流れ
- 顧客からの相談・要件整理
- 今回作成するアーキテクチャの学習
- ハンズオン
- 自分でリソース作成する課題
感想
コース全体としては、CloudQuestに似ているという印象がありました。アーキテクチャの説明やハンズオンパートは、1ステップずつ丁寧に解説されるので、理解しやすかったです。
顧客と会話して、実施内容を確認できるのが楽しい!
他のAWS学習コースと大きく違う点は、画像のように、最初に顧客BOTと会話しながら、要件・相談内容を確認できることです。
JAMやGamedayの問題では、顧客の困っていることや要件は、テキストや絵で表示されています。今回のように、会話形式でやり取りできると、ハンズオンだけでなく、顧客からの問い合わせも体験できるので、ソリューションアーキテクトとしての実務内容に近いだろうなと感じました。
現在、日本語はスクリプトモードにのみ対応しているので、学習者は、既に決められたセリフを送信していきます。自由会話モード(英語のみ対応)では、自分でセリフを考えて送信できるので、よりリアルな顧客との会話体験が得られそうだなと感じました。
1ステップごとに丁寧なガイドが付いたハンズオン
他の学習コースに比べ、かなり丁寧なガイドがあることにも驚きました。

画像引用元
AWS JAMでは、問題が古く、解説に掲載されているAWSコンソールと、手元のコンソールが違って、うまく進められないといった事象がたまに発生していました。ただ、SimuLearnは問題が新しいので、ガイドも適切で、スムーズに学習を進めることができました。
私はBedrockをあまり触ることがないので、丁寧なガイドが付いていてありがたかったです。特に初学者や新分野の学習に、良いコンテンツだなと感じました。
DIYパートで自律的な学習も可能
私が行ったコースは、基本的には、要件理解・アーキテクチャ理解・リソース作成を、1ステップごとに丁寧なガイドに従って進めていくものでした。ただ、最後のDIYパートでは今まで学んだことを生かして、ガイドなしでリソースを作成します。これまでの学習の良い復習になりましたし、少し違う設定にしてみて出力を見てみる等のアレンジも出来て楽しかったです!
今後に期待
今後、自由会話モードが日本語に対応したり、現状の英訳っぽい日本語がもっと自然になったりなどの改善がされると思います。そうなれば、さらに体験価値が上がりそうだなと思いました!今回のコースが楽しかったので、また別のコースも試してみたいと思います。 ![]()
終わりに
AWS SimuLearn: Generative AI – 「生成AI」を無料で学習しましょう! に記載の通り、無料のSimuLearnコースも複数あるようなので、ぜひ体験してみてください~!
以上です。ありがとうございました。
