ある地点とある地点を行き来するようなアルゴリズムを実装していきたい思います。

下準備

以下に出てくるVector3はこんな感じです(+とか=は省きます)。

Vector3.h

//ベクトルクラス
class Vector3 {
public:
float Length();   //ベクトルの長さを取得
void Normalize(); //ベクトルを正規化
float x;          //x
float y;          //y
float z;          //z
};

まず、ある地点を表すポイント構造体を作ります。

struct Point {
Vector3 s_position;   //ポイントの座標
int     s_number;     //ポイントの番号
};

それの配列とポインタをパス移動させたいクラスに持たせます。

Enemy.h

class Enemy {
std::vector<Point>   m_pointList;  //ポイント構造体の配列
Point*               m_point;      //ポイント構造体のポインタ、現在の目的地
                                   //となるポイント
    .
    .
    .
Vector3              m_position    //Enemyの座標
};

ポイントを設置します。

Enemy.cpp

m_pointList.push_back({Vector3(0.0f,0.0f,0.0f),1});     //一番目のポイント
m_pointList.push_back({Vector3(0.0f,100.0f,0.0f),2});   //二番目のポイント
m_pointList.push_back({Vector3(100.0f,0.0f,0.0f),3});   //三番目のポイント
m_pointList.push_back({Vector3(0.0f,0.0f,100.0f),4});   //四番目のポイント
m_point = &m_pointList[0];                              //一番目のポイントを入れる

パス移動

Enemy.cpp

//以下ループ

//目標とするポイントの座標から現在の座標を引いて、距離ベクトルを求める     
Vector3 diff = m_point->s_poition - m_position;
//距離が一定以内なら目的地とするポイントを変える
if(diff.Length() <= 20.0f) {

    //今目的地としているポイントが配列の最後の要素なら
　　//一番最初のポイントを目的地とする
    if(m_point->s_number == m_poinstList.size()) {
        m_point = m_pointList[0];
    }

    //そうでないなら配列の次の要素のポイントを目的地とする
    else {
    m_point = m_pointList[m_point->s_number];
    }
}

//目標とするポイントの座標から現在の座標を引いて、距離ベクトルを求める 
Vector3 moveSpeed = m_point->s_position - m_position;
//正規化する
moveSpeed.Normalize();
//適当にスカラーをかける
moveSpeed *= 3.0f;  
//座標に加算する
m_position += moveSpeed;