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VisualStudioのincludeファイルパス設定について

Last updated at Posted at 2019-08-20

VisualStudioにはincludeする際にコードを省略できるインクルードディレクトリを設定することが出来ます。

場所

プロジェクト→右クリック→プロパティ
pro.png
→構成プロパティ→VC++ディレクトリ→インクルードディレクトリです。
インクルードディレクトリ_2.png

使い方

例えばファイルの場所が下記の通りだと仮定します。
zu5.png

main.cppでEffectRender.hをincludeしたい場合

main.cpp
#include "Effect/EffectRender/EffectRender.h"

となりますよね。
でもインクルードディレクトリを設定すると

main.cpp
#include "EffectRender.h"

という風にコードを省略することが出来ます!

書き方

例えば、ファイルが下記の状態と仮定します。
zu4.png

main.cppからEffect.hをincludeしたい場合、インクルードディレクトリを

$(ProjectDir)/../;

$(SolutionDir)/;

という風に設定するといいでしょう。

ProjectDir・・・プロジェクトファイルのあるフォルダ
SolutionDir・・・ソリューションファイルのあるフォルダ
.. ・・・一つ上の階層のフォルダ

メリット

一つはやはりコードが省略出来るということでしょう。

もう一つはファイルの移動による影響が少ないということです。
例えば
zu3.png
のようにObject.hを複数のファイルでincludeしていた場合、Object.hが移動したら各ファイルのincludeのコードを変えなければいけませんよね?でもインクルードディレクトリを設定していたら、そこを変えるだけでよくなるのです。

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