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Microsoft Azure AI Fundamentals (AI-901) ベータ合格体験記 🚀 ~AI-900 から Foundry 中心に刷新~

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Last updated at Posted at 2026-06-22

こんにちは、ベータ試験の結果待ちでソワソワしていたアーキテクトのやまぱん!です 😊
補足コメントや質問、いいね、拡散、ぜひお願いします 🥺!
間違っていたら 優しく 教えてください!

Azure の AI 系資格を体系的に学びたい
AI-900 から何が変わったのか知りたい
Microsoft Foundry の基礎を押さえたい
という方の参考になれば嬉しいです 🚀

本記事で取り上げる「AI-901 : Microsoft Azure AI Fundamentals」は、これまでの AI-900 を刷新した Azure AI Fundamentals の後継試験 です。生成 AI・エージェント AI と Microsoft Foundry での実装に大きく舵を切ったのが特徴です。今回は ベータ期間中に受験 し、無事に合格できました 🎉

Azure AI 系の主な認定資格

  • AI-901 : Microsoft Azure AI Fundamentals(今回合格! 🎉)
    今回紹介する資格! AI の基礎概念と、Microsoft Foundry を使った AI ソリューション実装を問う Fundamentals 資格。AI-900 の刷新版。

  • AI-900 : Microsoft Azure AI Fundamentals(旧バージョン)
    従来の Azure AI Fundamentals。コンピューター ビジョンや NLP のワークロード比重が大きい構成。

  • AI-102 : Azure AI Engineer Associate(取得済 ✅)
    Azure AI サービスを使った AI ソリューションの設計・実装を問う Associate レベルの資格。以前に取得済みです。

  • AI-300 : Operationalizing Machine Learning and Generative AI Solutions(次に狙いたい!🔥)
    MLOps / GenAIOps、Microsoft Foundry、Azure Machine Learning、GitHub Actions、IaC などを横断して、AI ソリューションを運用に乗せる力を問う資格。次はこれを取りたい!

各資格の詳細や最新情報は MS Learn の認定資格ページ を参照してください。

TL;DR

  • Microsoft Azure AI Fundamentals (AI-901) に合格しました!(833 点 / 合格ライン 700 点)🎉
  • AI-900 の刷新版で、出題範囲が生成 AI・エージェント AI・Microsoft Foundry での実装にシフト
  • 大きく「AI の概念」40〜45% と「Foundry での AI 実装」55〜60% の 2 ドメイン構成
  • Fundamentals だけど、Python の基本構文や Azure リソースの知識が前提に入っていて、AI-900 より少し実装寄り
  • MS Learn の周回 + 実際に Foundry を触る、で十分合格圏(ベータ中は Practice Assessment 未提供)
  • ベータ受験だったので、合格判明まで約 2 週間かかりました(受験 6/8 → 判明 6/19)😅
  • ベータ版は 問題が英語のみだったので、日本語より一段難しく感じました

背景

普段から生成 AI や Copilot を触っているので、「Azure 側の AI 基盤も改めて棚卸ししたいな」と思って挑戦しました。

AI-900 はすでに定番の Fundamentals 資格ですが、AI-901 はそれを Foundry 中心に作り替えた新バージョンです。今回はベータ期間中の受験だったので、結果が出るまで少しソワソワしていました 😅

生成 AI まわりは進化が速くて、「数年前の AI 資格の知識のままだと、もう景色が変わってるな」と感じることが増えました。AI-901 はまさにその "今" の AI ——生成 AI、エージェント AI、そして Microsoft Foundry —— を前提にした構成になっていて、棚卸しにはちょうど良かったです。

AI-900 と AI-901、何が変わったの?

ひとことで言うと、「ワークロードの分類」から「Foundry での実装」へ重心が移ったのが最大の変化です。

観点 AI-900(旧) AI-901(新)
ドメイン数 5 ドメイン 2 ドメイン(概念 / Foundry 実装)にスッキリ
主役 コンピューター ビジョン・NLP のワークロード分類 生成 AI・エージェント AI・Microsoft Foundry
実装の比重 概念中心(非エンジニアでも OK) Foundry での実装が 55〜60% と過半
前提知識 特になし Python の基本構文・Azure リソースの知識があると望ましい
情報抽出 ドキュメント処理として軽く登場 Azure Content Understanding として独立したトピックに

💡 「AI-900 を持ってるから AI-901 は楽勝」とは限りません。Foundry を触ったことがあるかで体感難易度がだいぶ変わると思います。

試験概要

Exam AI-901: Microsoft Azure AI Fundamentals は、AI の基礎概念と、Microsoft Foundry を使った AI ソリューション実装を問う Fundamentals レベルの試験です。

試験予約ページは下記です。

試験の基本情報

  • 合格点: 700 点(1000 点満点)
  • 試験形式: 選択問題(単一選択、複数選択 など)
  • レベル: 初級(Fundamentals)
  • 有効期限: 更新不要(Fundamentals 資格)
  • 対象者: AI ソリューション開発のキャリアを始める人。AI の概念的な知識に加え、Python の基本構文・プログラミング手法、Azure リソースへの慣れがあると望ましい
  • 受験方法: オンライン監督付き試験またはテストセンター

💡 AI-900 は「非エンジニアでも OK」という位置づけでしたが、AI-901 は Python や Azure リソースの知識を前提にしていて、少しだけ実装寄りになっています。

出題範囲 (Skills Measured)

公式の Study Guide(2026 年 4 月 15 日時点)に基づく出題範囲の日本語訳です。

ドメイン 内容 配点
ドメイン 1 AI の概念と能力を特定する (Identify AI concepts) 40〜45%
ドメイン 2 Microsoft Foundry を使って AI ソリューションを実装する 55〜60%

ドメイン 2 の Foundry 実装が 55〜60% と、配点の半分以上を占めます。ここをどれだけ触ってきたかで勝負が決まる感じでした。

ref: Study guide for AI-901 - MS Learn

各ドメインの詳細

ドメイン 1: AI の概念と能力を特定する (40〜45%)

責任ある AI の原則

  • 公平性 (Fairness)、信頼性と安全性 (Reliability & safety)、プライバシーとセキュリティ、包括性 (Inclusiveness)、透明性 (Transparency)、説明責任 (Accountability)

この 6 原則は AI-900 時代から続く定番出題で、AI-901 でもしっかり問われます。名前を覚えるだけだと本番で迷うので、私は 「何を守るための原則か」 で整理しました。

原則 ざっくり何を守る? 覚え方
公平性 (Fairness) 特定の属性に偏った結果を出さない えこひいきしない
信頼性と安全性 想定外の入力でも安全に動く 暴走させない
プライバシーとセキュリティ 個人データを守り、不正利用を防ぐ 守って漏らさない
包括性 (Inclusiveness) 誰もが使える(障害・言語・環境を問わない) みんなが使える
透明性 (Transparency) どう動くか・限界を説明できる 中身を見せる
説明責任 (Accountability) 結果に対して人間が責任を持つ 最後は人間が責任

AI モデルのコンポーネントと構成

  • 生成 AI モデルの仕組み
  • 機能に応じた 適切な AI モデルの選択
  • モデルのデプロイ オプションと構成パラメーターの選択

「このユースケースならどのモデル?」という選ばせ方が多い印象でした。モデルの "得意分野"(テキスト生成・画像理解・埋め込み など)をざっくり把握しておくと解きやすいです。

AI ワークロードの特定

  • 生成 AI・エージェント AI、テキスト分析、音声、コンピューター ビジョン、情報抽出
  • キーワード抽出、エンティティ検出、感情分析、要約 などのテキスト分析手法
  • 音声認識・音声合成、コンピューター ビジョン・画像生成モデルの機能
  • テキスト / 画像 / 音声 / 動画 からの情報抽出テクニック

ワークロードは種類が多いので、「どんな課題のときにどれを使うか」で表にして覚えました。

ワークロード こんな課題に使う
生成 AI 文章・画像・コードなどを新しく作り出す
エージェント AI 目標を渡すと自律的にタスクを分解・実行する
テキスト分析 文章から感情・キーワード・エンティティを取り出す
音声 音声 ↔ テキストの変換、読み上げ
コンピューター ビジョン 画像の分類・物体検出・画像生成
情報抽出 帳票・画像・音声・動画から必要な値を構造化して取り出す

ドメイン 2: Microsoft Foundry を使って AI ソリューションを実装する (55〜60%)

Foundry でのソリューション実装

  • 生成 AI・エージェント AI のソリューションを Foundry 上で構築する
  • ビジョン機能を組み込んだ軽量アプリケーションの構築
  • Azure Content Understanding (Foundry Tools) を使った情報抽出
    • ドキュメント / フォームからの情報抽出
    • 画像からの情報抽出
    • 音声 / 動画からの情報抽出
    • 情報抽出機能を持つ軽量アプリケーションの構築

💡 旧 AI-900 で大きかった「コンピューター ビジョン / NLP のワークロード分類」が、AI-901 では Foundry 上での実装 という切り口に統合されているのが大きな違いです。

そもそも Microsoft Foundry って?

この試験の主役なので、軽く整理しておきます。

Microsoft Foundry は、AI モデルの選定・デプロイ・アプリ組み込みまでを一箇所でできる、Azure の AI 開発プラットフォームです。AI-901 では「概念」より 「Foundry のどこで何をするか」 を問う問題が多かったので、ポータルの画面構成をイメージできると強いです。

AI-901 で特に押さえておきたいのが Azure Content Understanding(Foundry Tools) です。これは ドキュメント・画像・音声・動画 といった非構造データから、必要な情報を構造化して取り出す機能で、AI-901 ならではのトピックだと感じました。

Content Understanding の対象 例
ドキュメント / フォーム 請求書から金額・日付・取引先を抽出
画像 画像内のテキストやオブジェクトを抽出
音声 / 動画 会話の文字起こしや要点抽出

「この非構造データから情報を取り出したい → Content Understanding」という連想ができると、関連問題をまとめて拾えます 💪

結果

合格!! 🎉
スコアは 833 点 でした!(合格ライン 700 点)

AI-901 試験結果(個人情報マスク済み)

受験履歴の画面はこんな感じです。**AI-901 が「合格」**になっています 🎉

受験履歴(AI-901 合格 / GH-600 受験済み)

…で、よく見ると下の行に GH-600 (Developing in Agentic AI Systems, beta) が「受験済み」のまま写っていますが、こちらは記事執筆時点では結果待ちでした 😆

追記 (2026/07): GH-600 の結果も届きました。685 点(合格ライン 700 点)で不合格 でした 😭 悔しいので再受験します。受験記と振り返りはこちらにまとめています。

セクションごとの成績

スコアレポートの「Performance by exam section」のバーを ■□ で表すと、こんな感じでした。

ドメイン バーの長さ(出来)
AI の概念と能力を特定する (40〜45%) ■■■■■■■□□□
Microsoft Foundry を使って AI ソリューションを実装する (55〜60%) ■■■■■■■■□□

どちらのセクションもバーは長め(=しっかり得点できた)で、Foundry 実装のほうがわずかに長く出ていました。

Foundry の配点が大きいので、実際に Foundry のポータルを触っておくのが効きました 💪

学習方法

使用した教材

1. MS Learn の公式ラーニングパス

AI-901 も MS Learn のコンテンツが充実しています。特に Microsoft Foundry と 生成 AI / エージェント AI 周りのモジュールは丁寧に読みました。

2. Practice Assessment は未提供

気をつけたいのが、AI-901 はベータ試験なので、専用の Practice Assessment(無料模擬試験)はまだ提供されていません。MS Learn の試験ページにも次のように書かれています。

The practice assessment for this exam is not currently available. Practice assessments are usually available within 8 weeks of the exam being released from beta and becoming generally available.
(この試験の Practice Assessment は現在提供されていません。通常はベータから GA になって 8 週間以内に提供されます。)

💡 GA 後に Practice Assessment が出れば、それが一番の対策になります。受験タイミングを選べるなら、模擬試験が欲しい人は GA を待つのもアリです。

3. Udemy の問題集

Practice Assessment がまだない時期は、MS Learn だけだと問題演習量が不足しがちです。AI-901 は Foundry 実装寄りの設問が多いので、Udemy の問題集で選択肢の聞かれ方に慣れておくと、本番で焦りにくくなります。

4. 実際に Microsoft Foundry を触る

AI-901 は Foundry での実装 が主役なので、ポータルを実際に開いて以下を触っておくと理解が一気に進みます。

  • モデル カタログからモデルを選んでデプロイしてみる
  • Azure Content Understanding でドキュメント / 画像 / 音声から情報を抽出してみる
  • 生成 AI・エージェント AI の軽量アプリを試しに動かす

5. 実践経験

普段から触っていた以下の経験が役に立ちました。

  • 生成 AI / Copilot を日常的に使っていた
  • Azure のリソース作成・管理の基本操作に慣れていた
  • Python の基本構文が読める(とはいっても、ゼロから書いたことはないです 😅)

補足: 公式の対象者プロフィールに「Python の基本構文・プログラミング手法」とありますが、本番でゴリゴリにコードを書かされるわけではありません。コード断片を見て「これは何をしている処理か」が読めればOK、くらいの温度感でした。なので「Python を完全に書ける人じゃないと無理」と身構えなくて大丈夫です。

学習時間の目安

あくまで私の場合ですが、ざっくりこんな配分でした。

やったこと 時間の目安 コメント
MS Learn のラーニングパス周回 数時間 Foundry / 生成 AI / 責任ある AI を重点的に
Foundry ポータルを実際に触る 1〜2 時間 画面構成と Content Understanding を体感

普段から生成 AI / Azure を触っている人なら、そこまで重い学習量ではないと思います。逆に AI 自体が初めての人は、MS Learn を 1 周多めにやると安心です。

学習のコツ

  1. Foundry を最優先で: 配点 55〜60% の主役。ポータルを実際に触って「どこで何ができるか」を体で覚える
  2. 責任ある AI の 6 原則を整理: 公平性 / 信頼性・安全性 / プライバシー・セキュリティ / 包括性 / 透明性 / 説明責任 ——定番出題なので確実に押さえる
  3. AI ワークロードの切り分け: 生成 AI・エージェント AI・テキスト分析・音声・ビジョン・情報抽出 を「どんな課題に使うか」で分類して覚える
  4. Content Understanding を理解: ドキュメント / 画像 / 音声 / 動画 から情報を抽出する Foundry の機能。AI-901 ならではの重点ポイント
  5. コード断片に慣れておく: Python のコード片を見て「何をしているか」が読めるレベルにしておくと、実装寄りの設問で焦らない

ベータ試験ってどんな感じ?

今回は ベータ期間中の受験でした。ベータ試験ならではのポイントをまとめておきます。

  • 結果がすぐ出ない: 通常の試験はその場でスコアが出ますが、ベータは採点・分析期間があるため、合格通知まで数週間かかることがあります。私の場合、受験したのが 6/8 で、合否が分かったのは 先週の金曜(6/19)。約 2 週間、「受験済み」のまま結果待ちでソワソワしていました 😅 その場で合否が分かる通常試験に慣れていると、この待ち時間はなかなか長く感じます。
  • 試験後にフィードバックを書く時間がある: ベータ試験は出題内容を改善するためのものなので、**試験本編の後に「問題へのフィードバックを記入する時間」**が用意されています。「この問題は分かりにくかった」などを残せるので、新試験づくりに参加している感覚があってちょっと楽しいです。ただしその分、試験全体の所要時間は長めになります。
  • 問題数が多めに感じることがある: ベータは出題傾向を分析するための期間でもあるので、ボリュームを多く感じる場合があります
  • 早く取れるメリット: その分、正式リリース前に新しい資格を取れるのが魅力。新試験をいち早く押さえたい人には嬉しいです 🚀

ベータ期間は受験料が割引されることもあるので、新試験に興味がある人は試験ページの案内をチェックしておくと良いです。

受験の感想

「Fundamentals だし AI-900 の延長でしょ」と思っていたら、思った以上に Foundry と実装寄りの出題でした 😅

特に Azure Content Understanding や モデルのデプロイ構成あたりは、概念だけでなく「Foundry のどこで設定するか」をイメージできているかが問われた印象です。逆に、実際にポータルを触っていれば素直に解ける問題が多かったです。

そしてもう一つ、ベータならではのハードルが 「英語しかなかった」 こと。ベータ期間は日本語ローカライズがまだ間に合っていないことが多く、今回も 問題文・選択肢がすべて英語でした。技術用語は英語のほうが馴染みがある部分もありますが、長めの設問や微妙な言い回しは、日本語に比べて一段と難しく感じました 😇 英語に不安がある人は、MS Learn を英語表示でも読んでおくと、本番の言い回しに慣れておけると思います。

ベータ受験だったので結果が出るまで時間がかかりましたが、833 点で無事に合格できてホッとしました 🎉

こんな人におすすめ

  • 生成 AI / エージェント AI の "今" を体系的に押さえたい人
  • AI-900 は持っているけど、Foundry 時代の知識にアップデートしたい人
  • これから AI-300 (Operationalizing Machine Learning and Generative AI Solutions) など上位資格を目指す前の足場固めをしたい人
  • 「AI を業務で使う立場」として、責任ある AI やデータの扱いを基礎から理解したい人

逆に、Azure も生成 AI も全く触ったことがないという人は、いきなり AI-901 だと Foundry まわりで戸惑うかもしれません。その場合は MS Learn のラーニングパスを丁寧に 1 周してから挑むのがおすすめです。

まとめ

AI-901 は Azure 上の AI 基礎 + Microsoft Foundry での実装を、最新の生成 AI / エージェント AI の流れに合わせて学べる Fundamentals 資格です。

AI-900 と比べてドメインが 2 つにスッキリ整理され、Foundry 実装に重心が寄ったのが大きな特徴。概念の暗記だけで通れた AI-900 のつもりで受けると、たぶん面食らいます。逆に一度でもポータルを触っていれば、グッと楽になるはずです。

AI-900 から受け直す価値は十分あると思います。AI-102 は取得済みなので、次は AI-300 (Operationalizing Machine Learning and Generative AI Solutions) を狙っていきたい!🚀

参考

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