使用環境
win7
XAMMP v3.2.1
HTMLファイル内でPHPを使う
XAMPPのデフォルト状態では、HTMLファイル内でPHPを実行することはできません。
\xampp\apache\conf\httpd.conf
ファイルをテキストエディタで開きます。
<IfModule mime_module>
~</IfModule>
のタグ内に
AddType application/x-httpd-php .php .html
と記述します。
ファイルを保存してXAMPPを再起動します。
Startをクリック→Stop→stopをクリック→start でOKです。
絶対パスの指定
headerやfooterなど、ページで共通して使うパーツはcssや画像を絶対パスで書いています。
htdoctsの下階層にtestディレクトリを作ったとします。
http://localhost/test/ にアクセスできるわけですが、testよりも下の階層に絶対パスを書いたファイルを置いた場合、アドレスがおかしなことになったりします。
XAMPPのDocumentRootは http://localhost/ となっているため、絶対パスでは上手く読み込めず、 http://localhost/css/style.css というようなURLになります。
(本当ならhttp://localhost/test/css/style.css になって欲しい )
\xampp\apache\conf\httpd.confを開き、以下を記入します。
NameVirtualHost *:80
<VirtualHost *:80>
DocumentRoot "C:/xampp/htdocs"
ServerName localhost
</VirtualHost>
<VirtualHost *:80>
DocumentRoot "C:/xampp/htdocs/test"
ServerName local-test
</VirtualHost>
今回はhtdoctsの下階層に作ったtestディレクトリに対し、local-testというサーバーネームをつけました。
Cドライブ直下にXAMPPをインストールをしているため、DocumentRootがC:/xampp/htdocs
になっていますが、使用している環境に合わせて適宜修正をします。
C:/WINDOWS/system32/drivers/etc/hostを編集します。
書き込み権限がない場合があるので、書き込み権限を許可した上で行います。
ファイルを開き、
127.0.0.1 localhost
127.0.0.1 local-test
と記述します。
Apacheを再起動させると、 http://local-test/ にアクセスできるようになります。
http://local-test/ は C:/xampp/htdocs/test/ を参照しています。
パスが正しく記述されているか確認しましょう。