はじめに
業務での開発を進めていく上で効率を上げるために導入しているツールや小技を紹介します。
開発環境は macOS で、主にRubyを使ったソフトウェアの保守を行っています。
コマンド操作の短縮 / Oh my zsh
Oh my zsh という zsh のプラグインを使って、よく打つコマンドはエイリアスを使っています。
長めのコマンドが、数文字になってスッキリします。
機能はたくさんあるので、便利なエイリアスコマンドがあるか ドキュメント を見てみるといいかもしれません。
git
元のコマンド | エイリアス |
---|---|
git status | gst |
git commit -m 'コミットメッセージ' | gcmsg 'コミットメッセージ' |
git checkout | gco |
git log --oneline --decorate --graph --all | gloga |
git rebase -i | grbi |
git reset --hard | grhh |
bundler
元のコマンド | エイリアス |
---|---|
be | bundle exec |
bundle exec rails serve | be rails s |
差分チェック
ログの比較やJSONの比較で重宝します。
VSCodeの場合、Oh my zshの拡張機能を使ってIDEの差分比較機能を呼び出します。
vscd /tmp/a.log /tmp/b.log
エイリアスなしなら
code --diff /tmp/a.log /tmp/b.log
シェルの話からずれますが、IntelliJ Ideaの diff を呼び出す場合
idea diff /tmp/a.log /tmp/b.log
IntelliJ Idea
有償のJava用IDEです。PHP/Rubyにも対応しており、これ1本でいろいろできます。
Visual Studio Code も便利ですがメインはこっちで使っています。
主にこれらが便利で離れられません
- DBクライアント
- コード補完
- コード追跡
- Gitクライアント
SSHデフォルト設定
業務でリモートのサーバーにSSHして作業する事が多いので、 ~/.ssh/config に接続情報をまとめています。
これによりsshコマンドがより短く済みます。
私が最も重宝しているのはデフォルトユーザーで、 ssh 127.0.0.1
のように打つと指定したユーザーでログインできるようになります。
Amazon Linux2 を最もよく使うので、設定ファイルに下記の通り書きます。
Host *
User ec2-user
これにより、 ssh 0.0.0.0
のコマンドが ssh ec2-user@0.0.0.0
と同義になります。
さいごに
日々の開発をすすめるために便利な小技を紹介しました。
少しでも役に立てば幸いです