はじめに
gitignore_globalを設定した時にどこに配置すべきかわからなかったため、
gitconfigの仕組みを学びながら解決法をまとめました。
できるようになること
- gitignore_globalの適切な配置場所がわかる
- .DS_storeをignoreできる
設定ファイルの影響範囲と置き場所
gitの設定ファイルが影響を及ぼす範囲は3段階あります。
1. local(ローカル)
対象リポジトリ内の
.git/config
2. global(ユーザ全体)
HOMEディレクトリ配下の
~/.gitconfig
3. system(システム全体)
systemについては、Gitの種類、バージョン、インストールなどによって
格納場所が変わるようです。
/usr/local/etc/gitconfig
/usr/local/git/etc/gitconfig
##gitignore_globalの格納場所
configの影響範囲を考えると、HOMEディレクトリ配下に格納するのが良いと考えられます。
~/.gitignore_global がよさそう
配置したgitignore_globalに.DS_storeを追記します。
.DS_store
設定を有効にします。
git config --global core.excludesfile ~/.gitignore_global
~.gitconfigに以下の内容が記載されており、
設定が有効になっていることを確認します。
[core]
excludesfile = /Users/(username)/.gitignore_global
以上の設定により、
.DS_storeをプロジェクト毎にgitignoreする必要がなくなります。
参考にさせていただいた記事
stackoverflowの記事
https://stackoverflow.com/questions/18393498/gitignore-all-the-ds-store-files-in-every-folder-and-subfolder?rq=1