2D PSD Importer
2D PSD Importerを使用するとレイヤー単位でスプライト化しレイアウト構造そのままにPrefab化してインポートできるようになります。
注意されたいこととして、2D PSD Importer
とうパッケージ名なのですが、読み込むファイル形式がPSD
ファイルではなく、ビックドキュメント形式のPSB
ファイルになります!
使い方
.psbファイルの取り込み
パッケージをプロジェクトにインポートすると
.psbファイルをUnityのAssetsフォルダ内に入れると自動でPrefabが作成されるようになります。
レイヤー名は重複してはいけない
重複していてもエラー等は一切表示されないので注意が必要です
非対応なもの
- チャネル
- ブレンドモード
- レイヤーの不透明度
- 効果
Import Settings
特定のレイヤーだけをインポートしないようにするような機能はないようです。
Settings タブ
Layer Import
Include Hidden Layers
TrueにするとPSD上で非表示になっているレイヤーもインポートすることができます。
Keep Duplicate Names
スプライト名のみの設定で、プレハブ内のゲームオブジェクト名についてはここの設定に関わらず勝手にリネームされるようです。
- True
PSDのレイヤー名そのままのスプライト名でインポートされる。 - False
重複しているスプライト名がリネームされてインポートされす。
例:「Ribbon」 > 「Ribbon_1」
Use Layer Group
Character Rig > Use as Rig
がTrueのときのみ有効にできます
- True
PSDのフォルダ構造は無視され、表示レイヤーのみがプレハブのトップ階層にインポートされる。 - False
PSDのフォルダ構造でインポートされる。
Character Rig
Texture TypeがMultipleに設定され、Import ModeがIndividual Sprites (Mosaic)のとき使用可能。
Layer Management タブ
手動でレイヤー毎に細かく設定ができる。
後からPSDを修正し再インポートされることを考えると、整合性を保つのが難しくなるのでこちらはイジらないでおいたほうが良いと思われる。
再インポートについて
レイヤーの表示・非表示状態は再インポートのたびにプレハブに追加・削除されるようです。
ピボット位置について
プレハブでは有効なテクスチャの中心位置になります。
PSDでピボット位置を示すレイヤーを作り1ドット打っておいてこれをピボット位置とするのもよいかもしれません。