VSCode使いやすいんですが、デフォルトでは編集中のファイルのパスがわかりづらいのが不満です。そこでエディタウィンドウの最上部のタイトルに表示される文字列を設定で変更します。
window.title
VSCodeは設定ファイル(settings.json)のwindow.titleの値の指定によって、タイトルに表示される文字列を変えることが出来ます。
window.title用にファイル名などを表す既定の変数が用意されています。使える変数は以下の通りです。
| 変数 | 値 |
|---|---|
| ${activeEditorShort} | アクティブなファイル名 |
| ${activeEditorMedium} | ワークスペースフォルダに対する相対パス |
| ${activeEditorLong} | ファイルのフルパス |
| ${folderName} | ワークスペースフォルダ名 |
| ${folderPath} | ワークスペースフォルダのパス |
| ${rootName} | ワークスペース名 |
| ${rootPath} | ワークスペースのパス |
| ${appName} | アプリ名（つまりは"Visual Studio Code"） |
| ${dirty} | dirty indicator（未保存の変更の有無の表示アイコン） |
| ${separator} | セパレータ（" – "） |
⌘ + ,でsettings.jsonを開いたら設定はお好みで。ちなみに僕は以下のようにしています。
settings.json
{
"window.title": "${dirty}${activeEditorMedium}${separator}${rootName}"
}