はじめに:なんでCursor CLIがこんなに話題なの?
正直に言いますね。
最初にCursor CLI触った時、「え、これヤバくない?ターミナルでGPT-5使い放題(proプランで期間限定)とか、マジで開発の概念変わるやん」って思いました。
でもね、いざ使おうとすると...
- 「コマンド多すぎて覚えられない😭」
- 「どのモデル使えばいいの?」
- 「これってClaude Codeとどう違うの?」
って迷いますよね。わかります、めっちゃわかります。
だから今回、実際に使い倒してわかった「これだけ覚えとけば大丈夫」なコマンド集を作りました。このチートシート、印刷して机に貼っとくレベルで使えると思います。
📋 超重要:最初に覚える3つのコマンド
まずはこれだけ覚えとけば、なんとかなります。マジで。
# 1. インストール(これがないと始まらない)
curl https://cursor.com/install -fsS | bash
# 2. 起動(AIとお話開始)
cursor-agent
# 3. 助けを求める(困ったらこれ)
cursor-agent --help
あきらパパのワンポイント:
「難しそう...」って思った?大丈夫、最初はみんなそう思うんです。でもね、実はこの3つだけで8割の作業できちゃうんですよ。残りの2割は、必要になったら覚えればOK!
🚀 インストール&セットアップ(5分で完了)
Step 1: インストール
# macOS/Linux/WSL共通(これ1行だけ!)
curl https://cursor.com/install -fsS | bash
Step 2: パス通し(シェル別)
# Bashユーザーの人
echo 'export PATH="$HOME/.local/bin:$PATH"' >> ~/.bashrc
source ~/.bashrc
# Zshユーザーの人(最近のMacはこっち)
echo 'export PATH="$HOME/.local/bin:$PATH"' >> ~/.zshrc
source ~/.zshrc
あきらパパの豆知識:
パス通しって何?って思いました?簡単に言うと「どこからでもcursor-agentって打てるようにする設定」です。これやらないと、毎回フルパスで打つ羽目になって超めんどくさいんですよ。
Step 3: 動作確認
# ちゃんと入った?
cursor-agent --version
# 状態確認(これ便利)
cursor-agent status
🔐 ログイン方法(2パターンあるよ)
パターン1:普通にブラウザでログイン(簡単)
cursor-agent login
# → ブラウザが開く → いつものCursorアカウントでログイン → 完了!
あきらパパのアドバイス:
初めての人は絶対こっち使って。めっちゃ簡単だから。APIキーとか難しいこと考えなくていいんです。
パターン2:APIキーでログイン(CI/CD向け)
# 環境変数にセット
export CURSOR_API_KEY="sk_xxxxxxxx"
# または直接指定
cursor-agent --api-key sk_xxxxxxxx "コード書いて"
🎮 基本的な使い方(これだけ覚えればOK)
対話モード(普段使い)
# シンプルに起動
cursor-agent
# 最初から指示出して起動(時短テク)
cursor-agent "TypeScriptでTodoアプリ作って"
実際の使用例:
# こんな感じで話しかける
cursor-agent
> React ComponentをTypeScriptで書いて、テストも含めて
> パフォーマンス最適化もお願い
> あ、アクセシビリティも考慮してね
自動モード(スクリプト用)
# 結果だけ欲しい時(-pオプション)
cursor-agent -p "バグ見つけて" > bugs.txt
# モデル指定もできる
cursor-agent -p "セキュリティチェックして" -m gpt-5
# 出力形式も選べる
cursor-agent -p "APIドキュメント生成" --output-format json
あきらパパの実体験:
最初は対話モードばっか使ってたんですけど、慣れてくると自動モード(-p)の便利さに気づくんですよね。特にCI/CDに組み込む時とか、毎日のルーチン作業とか。朝イチでセキュリティチェック走らせとくとか、めっちゃ便利。
🤖 使えるAIモデル一覧(どれ使えばいいの?)
# モデル切り替えコマンド
/model gpt-5 # 最新最強(でも遅い時ある)
/model claude-4.1-opus # 長文に強い
/model sonnet-4 # バランス型(普段使いはこれ)
モデル選びのコツ
用途 | おすすめモデル | 理由 |
---|---|---|
設計・アーキテクチャ | GPT-5 | 深い思考が必要な時 |
実装・コーディング | Sonnet-4 | 速くて正確 |
ドキュメント作成 | Claude Opus | 長文が得意 |
簡単な修正 | Haiku | 爆速レスポンス |
あきらパパの使い分け術:
正直、最初は「GPT-5最強でしょ!」って思ってGPT-5ばっか使ってたんです。でもね、簡単なバグ修正とかでGPT-5使うのって、F1カーでコンビニ行くようなもんなんですよ。用途に合わせて使い分けると、待ち時間も減るし効率めっちゃ上がります。
⚡ 便利なスラッシュコマンド集
対話中に使える魔法のコマンドたち:
/model # モデル一覧表示&切り替え
/auto-run on # 自動実行モード(YOLOモード)
/new-chat # 会話リセット(混乱したら使う)
/vim # Vimキーバインド(Vim派の人用)
/resume # 前の会話の続きから
/help # 困った時の味方
/quit # さようなら
あきらパパの裏技:
/auto-run on
(通称YOLOモード)は諸刃の剣です。AIが勝手にファイル編集してコマンド実行するんで、最初は怖いかも。でも慣れると「おー、勝手に全部やってくれた!」ってなります。ただし、本番環境では絶対使わないでね。マジで。
📝 実践的な使用例(コピペで使える)
1. コードレビュー
# セキュリティチェック
cursor-agent -p "セキュリティの観点でレビューして" -m gpt-5
# パフォーマンス改善
cursor-agent "このコードのパフォーマンスボトルネック見つけて"
# 可読性向上
cursor-agent "もっと読みやすくリファクタリングして"
2. テスト生成
# ユニットテスト
cursor-agent "src/utils/validation.tsのテスト書いて(Jest使用)"
# E2Eテスト
cursor-agent -p "Playwrightでログインフローのテスト作って"
3. ドキュメント作成
# README生成
cursor-agent "プロジェクト構造からREADME.md作って"
# API仕様書
cursor-agent -p "OpenAPI 3.0形式でAPI仕様書生成" > openapi.yaml
4. バグ修正
# エラー解析
cursor-agent "このエラーメッセージの原因と解決方法教えて"
# デバッグ支援
cursor-agent "console.logじゃなくて適切なデバッグコード入れて"
あきらパパの経験談:
個人的に一番使ってるのは「テスト生成」ですね。正直、テスト書くのめんどくさいじゃないですか(言っちゃった)。でもCursor CLIに「カバレッジ80%以上のテスト書いて」って頼むと、めっちゃしっかりしたテスト書いてくれるんです。しかも edge case も考慮してくれる。もう手放せない。
🔄 セッション管理(会話の続きから始める)
# 過去の会話一覧
cursor-agent ls
# 最新の会話を再開
cursor-agent resume
# 特定の会話を再開
cursor-agent --resume="chat-abc123"
便利な使い方:
# 朝の続きを夕方に
$ cursor-agent ls
[1] 2024-08-13 09:30 - "認証システムの実装"
[2] 2024-08-13 14:15 - "パフォーマンス最適化"
$ cursor-agent resume # 最新([2])から再開
🚨 グローバルオプション(覚えとくと便利)
# よく使うオプション
-m, --model <model> # モデル指定
-p # print mode(非対話)
-f, --force # 強制実行(確認スキップ)
--output-format <format> # 出力形式(text/json)
--fullscreen # フルスクリーン(集中モード)
# 組み合わせ例
cursor-agent -m gpt-5 -p "リファクタリング" --output-format json
🛠️ CI/CD組み込み例(GitHub Actions)
name: AI Code Review
on: [pull_request]
jobs:
ai-review:
runs-on: ubuntu-latest
steps:
- uses: actions/checkout@v4
- name: Cursor CLI インストール
run: curl https://cursor.com/install -fsS | bash
- name: AIレビュー実行
env:
CURSOR_API_KEY: ${{ secrets.CURSOR_API_KEY }}
run: |
# セキュリティチェック
cursor-agent -p "セキュリティ問題を探して" -m gpt-5 > security.txt
# パフォーマンスチェック
cursor-agent -p "N+1問題やメモリリークを探して" > performance.txt
# 結果をPRコメントに投稿(ここは別途実装)
あきらパパのCI/CD活用術:
PRごとにAIレビュー走らせるようにしたら、レビューの質がめっちゃ上がりました。人間が見逃しがちな細かいセキュリティホールとか、パフォーマンスの問題とか、AIが指摘してくれるんです。ただし、最終判断は人間がやるのが大事。AIの指摘を鵜呑みにしないでね。
⚠️ トラブルシューティング(困った時の対処法)
よくある問題と解決策
# 問題1: command not found
# → パスが通ってない
echo 'export PATH="$HOME/.local/bin:$PATH"' >> ~/.zshrc
source ~/.zshrc
# 問題2: 認証エラー
# → 再ログイン
cursor-agent logout
cursor-agent login
# 問題3: モデルが使えない
# → モデル一覧確認
cursor-agent
/model # 使えるモデル一覧が出る
# 問題4: 遅い、重い
# → 軽いモデルに切り替え
/model haiku # 最速モデル
あきらパパのデバッグ術:
エラーが出た時、まず
cursor-agent status
打ってみて。これで接続状態とか認証状態がわかります。それでもダメなら、一回 logout して login し直す。これで9割の問題は解決します。残り1割は...公式ドキュメント見るか、Twitter で聞きましょう(笑)
🆚 他ツールとの比較(どれ使えばいいの問題)
ツール | 良いところ | 微妙なところ | こんな人向け |
---|---|---|---|
Cursor CLI | 複数AI使える、ターミナル完結 | まだベータ版 | ターミナル大好き人間 |
Claude Code | Claude特化で賢い | Claudeしか使えない | Claude信者 |
GitHub Copilot CLI | 安い($10/月) | 機能少なめ | コスパ重視 |
あきらパパの本音:
正直、全部使ってます(笑)。でも一番使用頻度高いのはCursor CLIかな。なんでかって?モデル切り替えられるのがデカい。作業によってGPT-5使ったりClaude使ったり選べるのって、めっちゃ便利なんですよ。あと、ターミナルから離れなくていいのも最高。
💡 プロのTips(これ知ってると差がつく)
1. カスタムルール設定
プロジェクトルートに AGENTS.md
作ると、AIの動作をカスタマイズできる:
# AGENTS.md
## コーディング規約
- 必ずTypeScriptを使用
- 関数は全てドキュメント付き
- テストカバレッジ90%以上
## 禁止事項
- console.logは使わない(debuggerを使う)
- anyは絶対使わない
2. エイリアス設定(超便利)
# ~/.zshrc or ~/.bashrc に追加
alias ca='cursor-agent'
alias car='cursor-agent resume'
alias cal='cursor-agent ls'
alias review='cursor-agent -p "コードレビューして" -m gpt-5'
3. 履歴管理
# 作業ログを残す
cursor-agent -p "今日の作業内容まとめて" > daily/$(date +%Y%m%d).md
あきらパパの仕事術:
エイリアス設定はマジでおすすめ。
ca
って打つだけで起動できるようになると、使用頻度が3倍くらい上がります。あと、毎日の作業ログをAIにまとめてもらうのも便利。週報書く時とか、「先週何やったっけ?」って時に見返せる。
🎯 まとめ:結局どう使えばいいの?
初心者向け(まずはここから)
- インストールして
- cursor-agent で起動して
- 日本語で普通に話しかける
これだけ!
中級者向け(慣れてきたら)
- モデルを使い分ける
- 自動モード(-p)を活用
- セッション管理で効率化
上級者向け(ガチ勢)
- CI/CDに組み込む
- カスタムルールで調教
- 他ツールと連携
📚 参考リンク
Happy Coding with AI! 🚀