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Unity で NuGet パッケージを利用する

Last updated at Posted at 2022-08-01

はじめに

Unity で NuGet のパッケージを利用したい場合は結構な頻度であります。

  • 自前でパッケージをダウンロードして必要なプラットフォームの dll などを手動でコピーする
  • NuGet for Unityを利用してパッケージをダウンロードする

上記の場合、自分でプラットフォームを選択したり、パッケージのバージョンが選択できなかったりと不便が多いのですが、今回紹介する UnityNuGet は Unity Package Manager(UPM) を通してパッケージとしてインポート出来ますので非常に便利です。

ただし、Unity NuGet では全ての NuGet パッケージが使用できるのではなく、一部の厳選されたパッケージのみが対象となっているようですので、パッケージによっては利用できないものもあります。

Unity NuGet の使用方法

設定方法は非常に簡単でプロジェクトの Packages/manifest.json に以下のスコープを追加するだけです。

{
  "scopedRegistries": [
    {
      "name": "Unity NuGet",
      "url": "https://unitynuget-registry.azurewebsites.net",
      "scopes": [
        "org.nuget"
      ]
    }
  ],
  "dependencies": {
     ...
  }
}

パッケージの確認

正常にスコープが追加できた場合、以下の画像のように『Project Settings > Package Manager』に『Unity NuGet』が追加されているはずです。

image.png

また、パッケージマネージャーウィンドウで『My Registries』を選択すると、NuGet パッケージのものは『パッケージ名(NuGet)』と表示されているはずです。

image.png

あとは通常の UPM と同じように『Install』を選択してパッケージをインストールすることが可能です。

さいごに

私の環境では Unity NuGet で配信されていないパッケージは手動でインストールし、Unity NuGet でインストールできるものはそれで管理するようにしています。

これまでは手動でインストール、もしくは NuGet for Unity しか選択肢がありませんでしたが、Unity NuGet によってパッケージ管理ができるようになりますので、一度試してもらってよいかと思います。

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