きっかけ:可愛いかったので
わたしはハードウェアをいじるのは全くの苦手です。
でも、会社でお話が上がって、とても可愛かったので、お買い上げしました。(ささやかなお買い物です)
しかし、セットアップは自分ではせず...。
OSインストール、無線LANでの接続までは他力本願でした。
SLを走らせたい
可愛さだけで、何をさせよう...という考えは持っていなかったのですが、たまたま"SL"コマンドの話が出て、Rasberry Piで走らせたらどれくらいのスピードで走るのかな、と興味が出て、まずはslコマンドを入れることにしました。
slコマンドとは?
貴方がついやってしまいがちな、うっかりタイプミスを矯正してくれるコマンドです。(日本語だと:『キータイプを矯正します。』)
※注意: 効果には個人差があります
- Source: https://github.com/mtoyoda/sl
やってみます
apt-getで入れます。勝手にソースを取って来てくれました。
pi@raspi ~ $ sudo apt-get install sl
パッケージリストを読み込んでいます... 完了
依存関係ツリーを作成しています
状態情報を読み取っています... 完了
以下のパッケージが新たにインストールされます:
sl
アップグレード: 0 個、新規インストール: 1 個、削除: 0 個、保留: 13 個。
26.2 kB 中 0 B のアーカイブを取得する必要があります。
この操作後に追加で 117 kB のディスク容量が消費されます。
以前に未選択のパッケージ sl を選択しています。
(データベースを読み込んでいます ... 現在 74884 個のファイルとディレクトリがインストールされています。)
(.../archives/sl_3.03-17_armhf.deb から) sl を展開しています...
man-db のトリガを処理しています ...
sl (3.03-17) を設定しています ...
pi@raspi ~ $
man slの結果。
名称
sl - キータイプを矯正します。
形式
sl [ -alFe ]
解説
sl は、高度に発展した、キータイプ矯正を目的とするアニメーションプログラムです。SLは蒸気機関車のことです。
次のようなオプションがあります。
-a なにかアクシデントがあったようですね。助けを求める人々が悲痛です。
-l 小さくなります。
-F 飛びます。
-e Ctrl+C で途中で止めることを許します。
関連事項
ls(1)
スクリーンショット
動かしてみます。
が、コピペは出来ないので、画像で。
下記は引数無しです。
Rasberry piだったら、のんびり動くかな〜と思ったんですが、そんなことはございません。ささっと通り過ぎて行きました。
実は、仕事で使っていた共用サーバにインストールされていたので、十数年前(!)からこのコマンドは知っていたんですが、ソースコードがGitHubに公開されているおかげで、このたび初めてソースを眺めました...。(全く分かりません)
動かしているRasberry Piはこちら。
SL友の会
由緒あるコマンドですが、rubyやJavaScriptで置き換えている方もいらっしゃる、ということを聞いて、探すとなるほどありました..。
そして、『SL友の会』というサイトがあることも知りました(^^;