はじめに
この記事は、freeCodeCamp に関連して、アドベントカレンダー形式で学習た内容をメモしたものになります。
12月1日は、ブログ記事「How I went from stay-at-home mum to Front-end Web Developer」を読んだ内容をざっと紹介してみます。
どんな内容なの?
このブログ記事は、36歳から2人のお子さんの子育てしながら、他の職種からフロントエンド開発者として一歩を踏み出した Phoebe さんの物語になっています。
この投稿で逐一内容をなぞることは控えますが、タイトルや、これらのキーワードから興味を持たれた方は、ぜひお読みいただけたらと思います!
Phoebe さんはどんな人?
それまでのキャリアから結婚出産のためにお仕事を中断し、2人のお子さんのお世話に奮闘しながら freeCodeCamp やIT系のオンラインのコンテンツで学習を続け、フロントエンド開発者となった方です。
この記事は 2018年12月の記事で、書かれてから6年ほどが経過しています。
その後も freeCodeCamp 上でブログを数本提供されており、エンジニアとして確実なキャリアを歩んでいらっしゃいます。
Phoebe さんについては、今年 2024 年に、freeCodeCamp のポッドキャストと動画でインタビューが上がっていますので、興味を持たれた方は、こちらも見ていただけたら幸いです。
ベトナム系の移民としてイギリスにやってきたご両親、家族の歴史や背景を交えながらお話が進んでいます。
年齢や立場が似たような方々、もっと年齢が上ですがこれからチャレンジしようとしている方々の前向きなコメントもたくさんありました!
(※ 直接ご本人とやりとりしたことがないので、敢えてこのような表現とさせていただきました。ブログ記事だけでは把握できないような、いろいろなエピソード、背景があるかと思いますので、わたしが簡単な言葉で済ませてしまうのは烏滸がまし点、ご容赦ください。)
英語の記事ですが、複雑な記事ですか?
恥ずかしながら、わたしは Google 翻訳などを併用して拝読しています。
英語ではありますが、特定の技術に特化したものではなく、学習を始めたきっかけや、続けるコツについて紹介されたものになっています。
シンプルな Google 翻訳でも、とても読みやすい、理解しやすい内容で、5分程度で読める内容になっています。
読んでみてどうだった?
とても励まされる、自分自身も鼓舞されるような内容でした。また、ここ数年でネットでのやりとりさせていただいた数名の方々を思い起こすような、前向きなエピソードでした。
あとは、忘れかけていた「そういえばわたしもそうだったな....」という日々を思い出させてもらえました。
もうちょっと内容を紹介して?
こんな流れです。
- Phoebe さんの経歴について
- お子さんが産まれて生活がひっくり返ってしまったこと
- 立て続けにお子さんが産まれて保育園も難しくキャリアを中断したこと
- freeCodeCampとコーディングの旅の始まり
- 子どもと一緒にプログラミングを学ぶことの難しさ
- 経験から得られた教訓、心掛けていること
- これからのこと(6年前の時点で)
わたしも 子育てエンジニア アドベントカレンダー で乳幼児期のタイムラインを紹介したことがありますが、Phoebe さんの時間のやりくりも紹介されておりました。
子育てしながら学習することの難しさは、どの国でも共通だなと感じました。
また、経験から得られた教訓として、特に印象深かったものをそのまま引用して紹介します。
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2. Code every day
- a tip I picked up from Quincy from freeCodeCamp, but it’s so important! I try to stick to this but don’t beat yourself up if you don’t manage to. The unpredictable nature of children meant that this wasn’t always possible for me. I tried to adapt my coding life around my responsibilities and commitments. Learning how to be flexible was key.
The unpredictable nature of children
という表現はまさにその通りで、毎日決めたことを実行しようと心がけても、なかなかそうはうまくいかないことは、特に子育て中のエンジニアの皆さんだけでなく、どんなお仕事、立場の方でも共通することかと思います。
そこは柔軟性を持って継続することが鍵、というのは本当にその通りですよね、。
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5. Learn to manage your fear
- Don’t allow your negativity to consume you. At some point in your coding journey you’re going to feel self-doubt. Everyone has their own coping mechanisms. Personally, the more I studied and practiced, the more I grew in confidence.
思うように学習が進まない、理解や実装が進まない。時には、自信を失うことさえある。それでも、それぞれの乗り越え方、切り替え方があり、Phoebe さんの場合は勉強を重ねることで恐れを乗り越えた、というもの。
ネガティブな考えに捕われて疲弊しないように、というアドバイスです。
これも、わたしも身に覚えがあり、たしかに折々でそういう経験が必ずつきまといます。
ジタバタしながらも、結局は地味に数をこなしたり学んでいくしかない。その結果なんとかなるということも経験として学んできたので、以前よりは楽天的に考えられるようになったな、と感じています。
まとめ:だれかのストーリーは、また違う誰かの胸を打つ
この記事の冒頭は、こんな書き出しで始まっています。
"I thought about writing about my personal coding journey many times, but never had the courage to do so. I was dismissive and thought: “Why would anyone want to read this?”
わたしは自分のコーディングの道のりについて書こうと何度も考えましたが、その勇気が出ませんでした。「こんなものを読みたいと思う人なんているんだろうか?」と、否定的な考えをしていました。
でも、実際はこういった経験に基づいたお話は、これから取り組む方、いまもがいている方にとっての支えになると感じています。先に紹介した Youtube でのインタビューのコメントからも、それがとても伝わってきます。
実際、Phoebe さんが奮い立って書いてくれたお話は、6年経った今でも、わたしの心にとても響いています。
特に、わたしが freeCodeCamp を知って HTML からの再学習をしはじめたのも同じようなタイミングだったので、「ああ、もしかして同じ時期に #100DaysOfCode
とか #freeCodeCamp
というハッシュタグでポストしていたかも」と思うと、ちょっと胸が熱くなる思いでした。
また、実は、今年の夏に、freeCodeCamp を立ち上げた Quincy さんと東京でお会いする機会がありました。
つたない英語でしか話せなかったのですが、その時に「みんな物語を求めているですよ。ぜひあなたも、コーディングの道のり、ジャーニー、物語を発信してください!」といった一言をいただきました。(私の場合、ちょっとまだ自信がないので踏み出せていませんが....)
freeCodeCamp のブログ記事や動画は技術に特化したコンテンツ、学習コンテンツが中心ですが、こうした学習やインタビューの経験談、コツといった内容も有志の方が発信してくださっています。日本でも世界でも、だれかのストーリーは、また違う誰かの胸を打つ、モチベーションをつなぐ原動力になるんだなぁと思った次第です。
とりとめもない内容ですが、久しぶりの Qiita でのアウトプットとして freeCodeCamp での素敵な記事をご紹介させていただきました。