学童期の働きママのタイムライン

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はじめに

みなさまこんにちは。子育て AdventCalender2016 の11日目に参加させていただきました @akiko_pusuと申します。
年齢は20代後半(但しHexadecimal)、学童期の子どもの母親ですので、今回の記事に参加させていただいている中では、親子とも年齢高めかなと思います。
エンジニアと言いつつあまり突出したスキルは無くて申し訳ないのですが、これから子育て世代に突入の方にとって、少しでも参考になりましたら幸いです。

小学校入学前までのこと

とにかく健康で元気でいてくれること

もうだいぶ過去の話になってしまいましたが、2〜3歳くらいのころが一番体調を崩しやすく、その度に会社をお休みしないといけませんでした。
元気でも熱がある、熱があったら預かりはしてもらえません。
決まった時間に寝かせる、毎日の生活リズムを崩さないように気をつかっていました。

とある勉強会で、当時のライフスタイルを紹介したことがありますので、そちらを掲載してみます。


働くママのタイムライン:保育園時編


週末お出かけをするにしても子どもが疲れすぎないように、少し控えめに時間にも余裕を持って過ごすようにしていました。
なにせ、子どもが元気でいてくれることが、親も安定して出勤・勤務することにつながるわけですから。(リズムを守るため、母は大変でした)

さて、現在そうした時期の真っ只中の方もたくさんいらっしゃると思いますので、メインは学童期の現在になります。

小学生以後のこと

休暇の調整が大変だ

まず、生活スタイルが変わりました。何事も「学校(行事)」中心です。
保育園時代は夏休みや冬休みといったものもありませんし、登校日数の規定や成績表などもありませんでしたので、両親の仕事の都合がつけば有給の範囲内で、好きなときに旅行・お出かけが出来ました。

それが、まずは学校中心のスタイルになりますので、平日混雑を避けての旅行...といったものが出来なくなります。
もちろん、ご家庭の方針によっては、「学校を休ませてでも家族との時間を大事にする」というスタイルの方もいらっしゃると思いますが、我が家は学校第一にしましたので、上の子が就学するタイミングでカレンダー通りの日・祝+春夏冬休み以外でのお出かけが難しくなりました。

当然、お出かけはGWや夏休みになってしまうので 旅行代金も繁忙期価格 になります。これは大きい!
料金も小学生から当たり前にかかるようになってくるので、保育園時代のようには行きません。
ですから、率直に申し上げて、IT業界の健康保険での 保養所・保養施設が利用できることの恩恵はとても大きいです...。
競争率上がるの覚悟していますが、これからの方は是非使いましょう!寿司だけじゃないですよ!!

連絡は伝聞形式・でもまだまだ信用できない!

日々短時間でも、朝会夕会のように毎日保育園の先生や、送り迎えの保護者さんと言葉を交わすのって、大きかったんだなあ...と思います。
小学校ではそんな時間はありません。
基本、子どもたちが記載してくる連絡帳と、学校からのプリントだけが頼りです。
それでも、ちゃんと毎日目を通せればいいし、親も毎日「出されたら」チェックすればいいのですが、それですらダメな場合があります。

  • 先生の言うことを「子どもが聞き取って連絡帳に書き取る」場合 情報の欠損や改ざん が多い(笑)
  • プリントは子ども本人が親に出さずにずっとお道具箱の中にしまわれたままの場合がある
  • 先生もたまに集金連絡やプリントの配布を忘れる
  • 連絡帳に返信を書いても子どもが先生に見せるのを忘れたり、先生も見る余裕がなかったり(黒ヤギさん白ヤギさん状態)

最近は学校から連絡用メールが来るようになりましたが、個人的な連絡は誤送信等や転送による個人情報の漏洩に気を使うため、クラスや全校一斉的な内容にとどまっています。

基本、何か重大なことがあったら電話で呼び出しになりますが、そこまで行くのは稀です。
おおごとになる前に、子ども自身から色々お話してくれればいいんですが、まだ子どもたちも自分の言葉でちゃんと説明する力はそこまで育っていません。自分の都合のいい解釈をしたり、記憶があいまいだったりします。
提出物を忘れた、明日急に〇〇をもってこいと言われた...というあたりはまだいいのですが、やはり子どもどうしのトラブルなどは気が滅入ります。

そういう時のフォローというのが、現状一番大変だったりします。

手は出さなくとも目をかけて

小学生になってからは、放っておいたら命に関わる(お風呂で目を離すと溺れるとか、なんでも誤飲しちゃうとかの)危険が減りましたし、衣食トイレ全般で子どもが自分でやってくれるようになったので、そういう「生活のお世話」と言ったことが減ったのはとても大きいです。

就学に伴い、送り迎えもなくなるので 「それなら時短じゃなくともフルタイムでも大丈夫ですね」と思われる方が多いかもしれません。
実際、わたしが勤めていた会社でも、時短勤務は未就学児までが条件でした。

そうは言っても、わたしは保育園時代はほぼフルタイムでやっていました。
残業は無しでしたが、保育園・送り迎えと必ず大人の目があったからこそ、安心して働けていたからです。

ところが、小学生の場合、帰宅〜放課後は基本大人の目がありません。
学童クラブのお世話にもなりましたが、それもたいてい3年生までです。学童クラブからの帰りは子どもたちだけですし、学童クラブがなくなったら、夏休みはそれこそ一人で過ごさなくてはいけません。

上の子が4年生になった年は、夏休みはお弁当を置いておき、塾や区のイベントなどに参加したりして過ごしてもらうことにしました。
夫婦交代で有給をいただいて休みの日に付き合うこともありましたし、夏休みは家族旅行もして寂しい思いはさせないように...と気をつけていたつもりでした。

ですが、夏休みが終わったあと、上の子に聞いて見ると 「一人でご飯食べるのは、ちょっとつまんなかった...」とポツリと言われました。

箱入り母、転職する

子どもの一言で、それまでは「この子には、卒業まであと3年乗り切ってもらって、フルタイムで頑張ろう」と思っていた気持ちが、どっと崩れました...。
やっぱり子どもですし、10代の多感な時期に差し掛かっています。

わたしも10歳のころからの記憶はしっかりしているし、いろいろなところから影響を受けました。自分勝手にいろんなことをしましたが、なんだかんだで帰れば家族がいました。(自営だったので)
自分の手に負えないことがあったら、なんとか親に相談して、怒られながらもどうしたらいいかを学んでいきました。

そんな時期を覚えているからこそ、『手は出さなくとも、困ったらちゃんと助けてあげられるように、もう少し子どものために時間をとってあげたいなあ..』と思うようになりました。

実は、震災を経験してから、常々「子どもに近いところで働きたい、何かあったらすぐに行けるところで働きたい」と思っていました。
4時間くらいかけてやっと園までお迎えができた時のこと、故郷のことを思いだすと、本当に胸が痛くなります。

その後、優秀なエンジニアさんたちが次々と働き方を変えたり、リモートワークに踏み出したりすることを知りました。
羨ましく思いつつ 「わたしのような子持ちスキル無しおばさんでは、そんな自由な働き方ができるわけがない、許されるわけが無いよね...」と半ば諦めながら、それでも勤続年数が長い分、周りの皆さんも理解ある方が多かったですし、有給はそれなりに使えたので、こどもの学校や病気のときにはなんとか休みをやりくりしながら頑張ってきました。

それが、夏休み後の子どものその一言に動かされ、そして10歳を迎えたタイミングで、20代後半(しかも16進数・転職歴無しの箱入り社員)は、転職を考えたのでした。

現在のタイムライン

転職のことは、まあ機会があればどこかで。
(とても良いところですが、スキル無しのままエンジニア枠で入れていただいたので、だいぶヒーヒー言ってますw)

現在は、下の子も就学しまして、上の子も高学年になり、そこそこ塾に通ったりという生活をしています。わたし自身は、10時 - 17時、たまに18時で、リモートワークも状況によって可能な環境でお仕事をしています。

子ども自身でできることが増えた一方で、ちゃんと自分で稼いで食べて行けるために、ちゃんとした人間になってもらうために(笑)、宿題やら学校関係で時間をかけてあげないといけないことも色々増えていますので、朝ゆっくり出社になった分やリモートワークの日も、なんだかんだで学校関係で時間を使っていたりします。(もちろんPTAとかありますよ!)

参考までに、平日のタイムラインを書き起こしてみましたので、保育園編と合わせてよかったらご覧くださいませ。


働くママのタイムライン:小学生編


子育てを通して常にあること

ここからは、子育てを通して強く思ったことになります。

こども時代を追体験

わたしは小学生前のことはあまり覚えていないのですが、子どもの成長を見ることで、「ああ、こんなことしてたんだ」「こんなふうに遊んだり覚えていったんだ」という追体験をさせてもらっています。
そうすることで、少しですが、忘れていた記憶が蘇ってきたりしています。

公園の砂や泥の感触、雨の日ずぶ濡れになった時の記憶、学校を取り巻くいろんな音。(サウンドスケープというのでしょうか。オルガンや鍵盤ハモニカ、リコーダー、机を動かす音、チャイムの音)
給食の匂い、子どもが音読する「くじらぐも」や「ごんぎつね」。
いろいろなものが、子どもを通して追体験できて、懐かしさもこみ上げてきます。

どんなにITやネットの環境が変わってきたとしても、子どもにとっては「本をめくる」「鉛筆で字や絵を描く」「体を動かす」ことが大事なんだということも、強く感じさせられています。

わたしたちの仕事は、こどもにどんな影響をあたえるんだろう

さて、プログラミング教育が小学校の授業に組み込まれる時代になってきています。
ただし、その一方で、わたしが子どもの時にはあまり意識する必要や機会が無かった、「情報社会の中で自分たちの身を守る」「著作権や肖像権を守る」その他の ITリテラシー教育、IT犯罪やトラブルから身を守るという教育も、すでに3年生くらいから授業のなかに組み込まれてきていることも判りました。

通信業界で長く働いてお給料をいただいてきた立場ではありますが、果たしてそこで作り出された環境で、自分の子どもたちはどうやって大きくなっていくのでしょうか。「良かれ」と思ってやってきたことではありますが、ふと、人間に火をあたえたプロメテウスのような、そんな気持ちにもなっています。

自分も成長していきたい...

ここから先は、母親としてのつぶやきになります。

エンジニアであっても、そうでなくとも、妊娠子育ての期間を通して、どうしても働き方や時間に制限が出てきてしまいます。
子どもを産んでからは基本は残業無し、会社の飲み会や忘年会もほとんど出ない状態が続いています。

そうは言っても、生まれつき人付き合い苦手なところがあり、出たら出たで気疲れしてしまうタイプなので、「ああ、出てみたいなあ」と思っているくらいが丁度いいのかもしれません。

でも、エンジニアである以上、どこかでスキルアップの時間を作らないといけない、勉強会にも出たい...という気持ちもたくさんあります。
それこそ、Twitterなどで流れて来る勉強会のハッシュタグを目にしてしまうと、恨めしい気持ちになったりもします(笑)

そんな気持ちを受け止めながら、コツコツと自前の小さいプログラムを公開していたり、OSSの活動に触れたりすると、「別に直接出会ったりしているわけじゃなくても、世界中でいろんなところから、いろんな貢献・参加の仕方があるんだな」と気づかされることがあります。

子どもたちもまた、学校や塾でいつのまにか高度なことを覚えてきており、低学年の「手習い」的な所から、「学習、学問」の段階へと進み始めています。そんな姿を見るにつけ、「ああ、お母さんもがんばらなくっちゃ!」と刺激を受けるのでした。

そんなわけで、とうに『プログラマ・エンジニア35歳説なにそれ?』な状態ですが、頑張っていきたいなあと思っています。

働きやすい世の中になってほしい

最後に。
今回、少しだけ思い立って働く環境を変えたことに触れました。

わたし自身は清水の舞台から飛び降りるような、無謀な?ことをしたのかもしれませんが、これからの方は、特別なエンジニアでなくとも、必要や事情がある方がみんな柔軟な働き方ができるような、そんな世の中になって欲しいな...と強く思っています。

子育てだけでなく、大切な仲間や家族との時間を持つため。それから、自分自身を取り戻すための時間が持てるように。

それでは、長くなりすぎましたが、良い年末年始をお過ごし下さい!

追記:20161219

夫のことはあまり触れてませんが、実家サポートは無しの生活だったので、わたしだけのワンオペでは到底無理でした。家計管理とか掃除洗濯は、夫サポートが無いと回りませんでした...。
(この記事は、本人が目にすることはきっと無いかと思いますが、陰ながら夫には感謝感謝です)

機会があれば、タイムラインにパパ目線のフローも併記したいと思います。

また、帰宅後バタバタと過ごしながらも、子どもたちとの間で面白いことがあると、ふと「ああ、この場に夫もいてくれたら、もっと楽しいだろうな。こういうの、見せたかったな...」と思うことが何度もありました。
パパさんたちも、いろんな思いを抱えながらお仕事しているはず。

あらためて、色々な立場の方が、スタイルに合わせてお仕事できる世の中になることを願っています。