Google Colab上で、youtube-dl を動かしてみましたので、メモとして残します。

簡単3ステップ

その名の通り youtube-dl では youtube 動画を保存できるのですが、人によっては「よく分からないものを自分のPCに直接インストールするのは怖い」という人もいると思います。

そんな人向けに、自分のPCに直接インストールせずに機能が使えて、しかもノートブックを終了すれば全て自動的に破棄される、Google Colab を使った youtube-dl の使い方をお伝えします！

前提

Google Colab の利用開始には Googleアカウントが必要です。
また、ダウンロードした動画は直接PCにダウンロードすると異常に時間がかかるので、マウントした Google Drive に保存することをおすすめします。

それでは導入していきます。

from google.colab import drive 
drive.mount('/content/drive')

google Colaboratoryでファイルを読み込む方法
こちらなどを参照して Google Colab に Google Drive をマウントしてください。

以下のコマンドで youtube-dl をインストールします。

!pip install youtube-dl

または

!sudo wget https://yt-dl.org/downloads/latest/youtube-dl -O /usr/local/bin/youtube-dl
!sudo chmod a+rx /usr/local/bin/youtube-dl

以下のコードで youtube 動画をダウンロードします。
必要に応じて動画の映像のみ、または音声のみでもダウンロード可能です。

!youtube-dl "URL"

以上！

マウントした Google Drive の任意のフォルダに youtube からダウンロードした動画(音声)ファイルを保存していきます。

!cp -rf /content/[保存するファイル名] drive/'My Drive'/[任意のフォルダ]

これで Google Drive を確認すると、指定した任意のフォルダに動画(音声)ファイルが保存されているはずです！