この記事は下記の転載です。
YAMAHA APがBuffalo L2スイッチで動かない - Akchan's Note
はじめに
YAHAMA無線APをBuffalo L2 PoEスイッチで使用しようとしたところ、無線APは起動はするものの電力不足で電波が飛びませんでした。
正確にはクライアントからSSIDが数秒だけ見えるようにはなるものの消失する、という状況を繰り返していました。
機器構成
機器の構成は次の通りです。
無線AP
- YAMAHA WLX322
- PoE給電(802.3at, PoE+以上)
L2 PoEスイッチ
- Buffalo BS-MS2016P
- PoE対応(802.3at, PoE+)
- 2.5 GbE x16 ports, 10 GbE x2, SFP+ x2 ←10Gポートは少ないですが、PoE対応で10万円切るのでご家庭にオススメ。
ご覧のようにいずれの機器も仕様上は802.3at(PoE+)対応で問題なさそうです。
状況確認
WLXのsyslogを確認すると数分に電力不足と回復を繰り返しているようです。
2025-XX-YYT18:31:12.814831+09:00 192.168.100.Z [POWER] <6201> LowPower: Restrict the functions.
2025-XX-YYT18:31:22.191153+09:00 192.168.100.Z [POWER] <6203> FullPower: Cancel restriction of the functions
2025-XX-YYT18:34:42.531723+09:00 192.168.100.Z [POWER] <6201> LowPower: Restrict the functions.
2025-XX-YYT18:34:51.970422+09:00 192.168.100.Z [POWER] <6203> FullPower: Cancel restriction of the functions
2025-XX-YYT18:38:12.508591+09:00 192.168.100.Z [POWER] <6201> LowPower: Restrict the functions.
2025-XX-YYT18:38:21.952334+09:00 192.168.100.Z [POWER] <6203> FullPower: Cancel restriction of the functions
PoEスイッチ(BS-MS2016P)の設定画面で確認すると、無線APは"クラス4"、つまり802.3atとして認識されているようです。
解決
公式HPの「よくある質問」に対処法の提案がありました。
802.1at対応PoE給電APと組み合わせる場合、LLDP仕様の不一致となる場合があるため、当該ポートでLLDP off, "at"と設定せよと記載されています。
IEEE802.3at対応のバッファロー製PoEスイッチに他社製Wi-Fiアクセスポイントを接続すると給電力不足となり無線出力できません | バッファロー
設定変更後はsyslogでLowPowerのエラーは出なくなりました。
少し古い記事ですが、YAMAHAのFAQにはWLXは給電状況の判定にL1, L2(LLDP)の2種類を用いているとあります。
[https://www.rtpro.yamaha.co.jp/RT/FAQ/WLX/poe_warning.html]
LLDPではなくL1のみで判定させることで安定するのかもしれません。このあたりは今後、見守っていきたいと思います。
おわりに
未経験の組み合わせでしたが両機器とも仕様上は対応しているようだと油断していました。
やはりネットワークは検証してみるまで分からないことがありますね。教訓になりました。
皆さんもPoE関連でトラブル経験などありましたら是非コメントで教えてください。
