Windows10Mobile機をリカバリしたときのメモ

#概要
子供向けに用意していたWindows10Mobileが急遽iPhone5になった
http://qiita.com/akazaru/items/ea0339e7bb17c195836d
ので、空いたWindowsMobileを自分用に作り直そうとしてリセットしてハマった。

#動機
WindowsMobile機はそれ自体でリセットが可能。工場出荷状態に戻せるが、Versionはそのまま。
個人情報はおろか、キーボードや言語も入っていない素の状態になる。

Windows10Mobile機は日本語他のキーボードや言語が簡単には追加できず、
InsiderPreview等のUpdateが発生したタイミングで一緒に導入される。
（http://qiita.com/tkprof/items/31828758647598b81a64 は試したがNGだった。。。）

しかし子供に渡すためにOSのUpdateをしていた為、最新になっていた(10.0.15063.540)。
http://www.itmedia.co.jp/pcuser/articles/1704/07/news098.html
https://www.microsoft.com/ja-jp/windows/windows-10-mobile-specifications
こういう話があり、そもそも対象外の機種＆これ以降のUpdateが期待できない
　　　　　　　　　→日本語キーボードを入れるチャンスがない。
という事態に。軽々しくリセットしてハマった。。。

#リセット前の状況
メール、Skype、Slack等コミュニケーションツールをインストールし、
メールアカウントも複数登録していた。（各サービスの断で連絡が取れなくならないように）
それをひとつひとつアカウントを削除し自分のアカウントを設定するのが面倒だったので
リセットを実施。（実はリセットした際にちょっと大変さを思い出したが手遅れ）

#手順

• Windows10Mobileのリセット手順

  • 設定 => システム => バージョン情報 => 電話のリセット
    　　これで綺麗さっぱりアプリ、個人情報とともにキーボード、言語も削除。Versionはそのまま

• Windows Device Recovery Tool

1. Download：http://go.microsoft.com/fwlink/p/?LinkId=522381
2. Windows7～10のPCにインストールする。
3. 接続すると接続機種の選択画面が表示されるので選択
4. 画面上で対象機器にインストールするファームウェアのバージョンを確認。
5. 対象機器へのダウンロード＆インストール

これでWindows8.1Mobileに戻るので日本語キーボードをインストールしつつ、Windows10へのUpgrade。
　　
　　
#結果
Windows Device Recovery ToolでWindows8.1へ
ストアアプリでUpgrade AdvisorをInstallし実行。
無事Windows10Mobileに復帰。
ただ、Upgrade Advisorで入るのは"Threshold 2"(10.0.10586、2015年11月)。
Update完了後に電話の更新をすると"Redstone 1"(10.0.14393、2016年7月)になる。
それから後はInsider Previewで。まずはスローにして更新すると”Redstone 2”(10.0.15063.2、2017年3月)が適用可能になる。
Lumia636では現在のところそこまで。

#備考
　Redstone 3 はいつくるのだろう？