目的・背景
会社やお客様からパワーポイントのフォーマットの指定を受けると、いつも元となるパワポから作成していた。しばらく経つと元となるパワポを見失い中々フォーマットに沿えないことがあった。
正しい手順をマスターしたい。
手順
会社から受け取った .pptx 形式のファイルを PowerPoint の「テーマ」や「テンプレート」として使うには、以下の手順で設定できます:
既存の PowerPoint ファイルをテーマとして使う方法
方法①:テーマとして適用する(新しいプレゼンに使う)
- PowerPoint を開きます。
- 「ファイル」→「新規作成」を選択。
- 「個人用」または「カスタム」タブに、保存済みのテンプレートが表示されていれば選択可能。
- 表示されない場合は、以下の手順でテンプレートフォルダに保存します。
方法②:テンプレートフォルダに保存して使いやすくする
- .pptx ファイルを開き、必要に応じて編集。
- 「ファイル」→「名前を付けて保存」→「PowerPoint テンプレート(*.potx)」形式で保存。
- 保存先を以下のテンプレートフォルダに設定:
- Windowsの場合:C:\Users<ユーザー名>\Documents\Custom Office Templates
- PowerPoint の「新規作成」画面で「個人用」タブに表示されるようになります。
既存のプレゼンにテーマを適用する方法
- PowerPoint で既存のプレゼンファイルを開く。
- 「デザイン」タブをクリック。
- 「テーマ」グループの右端にある「▼」をクリックして「参照」を選択。
- 会社から受け取った .pptx ファイルを選択。
- スライドのデザインがそのテーマに変更されます。
補足
- .pptx ファイルは通常プレゼン資料ですが、テーマとして使うには .potx に変換すると便利です。
- フォント、色、レイアウトなどが統一されている場合、テーマとしての活用価値が高いです。
結論
両方設定しておき、新規から作るならフォーマットを、途中で変更するならテーマを使うのが便利。