前回、『自社に関するニュースやSNS上のツイートを定期的に抽出して、
ネガティブな情報・誤った内容を検知することはできないか?』
にチャレンジしてみましたが、敢えなく撃沈しました。
前回のチャレンジはこちら
https://qiita.com/ak-ishi/items/39112287f6f815e234e4
あの後、改めて考えてみましたが、ふとGoogleのサービスをあれこれ
覗いてみたところ、Google アラートの機能が使えるのではないか?
ということに思い至りました。
そこで今回は前回とはやり方を変えて、ノーコード開発ツールの「Make」
と、Google アラートを組み合わせてスプレッドシートに出力する方式で
再チャレンジしてみたいと思います。
1.今回使用するツール
・Make
・Google スプレッドシート
・Google アラート
2.イメージ
Google アラートに事前にキーワードを登録し、抽出されたデータを
スプレッドシートに書き出すというものです。
3.シナリオ作成
① 出力先のスプレッドシートを作成
まずは、抽出した結果を出力するスプレッドシートを作成しておきます。
② Googleアラートを設定
本当は会社名などを登録するところですが、今回は「コロナ」で検索して
みたいと思います。
ここで配信先を「RSSフィード」にするところがポイントです。
③ 「コロナ」のアラートよりRSSのURLをコピーしておきます。
④ ここからMakeでシナリオ作成に入ります。
今回はGoogle アラートでRSSを取得し、Google スプレッドシートに書き出す
という流れです。
⑤ RSSのモジュール
今回は20回実行してみることにします。
⑥ スプレッドシートに出力するモジュール
①で作成したシートを出力先として指定し、項目も適当に選定します。
4.実行
シナリオができたところで、さっそく実行してみます。
さきほどの設定どおり、20件出力された模様です。
では結果を見てみましょう。
上位20件の記事が出力されました。
前回よりも、頭に描いたイメージに近いものができました!
5.今後の対応について
前回、Googleで検索した結果がうまく出力できなかったのに比べると、
今回は出力イメージはほぼ思ったとおりになったかと思います。
あとは、このアプリを毎日定期的に実行されるようタイマーでセット
する方法と、出力された記事やツイートがポジティブかネガティブかを
判定する方法を考えてみたいと思います。
ここまでくるとAIの出番になるのでしょうか?
だんだんハードルが上がってきましたが、もう少し頑張ってみたいと
思います。