『スバラシク実力がつくと評判の線形代数キャンパス・ゼミ 改訂3』(マセマ、馬場 敬之)P.226で、Pの逆行列($P^{-1}$)が存在することの証明の流れとして、以下の定理を羅列している。
\mathbf{x_{1}} と \mathbf{x^{‘}_{1}}が線形独立
\Longleftrightarrow 行列 \mathbf{P} = \begin{bmatrix} \mathbf{x_{1}} & \mathbf{x^{‘}_{1}} \end{bmatrix}のランクは2
\Longleftrightarrow \begin{eqnarray} | \mathbf{P} | \neq \mathbf{0} \end{eqnarray} \\
\Longleftrightarrow \mathbf{P^{-1}} は存在する。
この証明の流れは、どこから来たのだろうか。これは、線形独立と線形従属の定義の例題であるP.129-130から来ている。