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PHP基礎 Part2

Last updated at Posted at 2019-12-02

概要

PHPの独学で学んだ内容をアウトプットしていく

前回の内容

PHP基礎 Part1

データ型

Part1でも出てきた文字列や数字といった値には、それぞれデータ型というものが定義されている。
下の図1はデータ型の一覧である

【図1】データ型と型名

データ型 型名
boolean 論理型
integer 整数型
float 浮動小数点型
string 文字列
array 配列
resource リソース
NULL ヌル値

変数とは

初学者向けに説明されている内容は、「データを入れる箱」とされている
これでもざっくりとした理解にはつながるが、個人的には以下の記事の内容にしっくり来るものがあった。
なぜ日本人はオブジェクト指向をなかなか理解できないのか?

変数の定義

PHPでは変数を定義するルールとして、頭に「$」を付ける
こうすることで変数の定義が可能となる
PHPでは「=」は右辺のデータを左辺のデータに代入することを示す
(上で紹介した記事の内容だと「代入する」より「割り当てる」がより適した意味ではないかと提唱している)

sample.php
<?php
  $number = 1; // 変数の定義を行う
  echo $number; // 定義した変数(1)を出力

  // 結果:1
?>

変数の役割

  1. データの命名
  2. 複数回使うデータをまとめられる

例えば直径の長さを求めるのに、変数を使う場合とそうでない場合とで想定する
変数を使う場合は以下の通りにコードが書かれる

sample.php
<?php
  $radius = 5; // 半径の長さを定義
  $diameter = $radius * $radius * 3; // 直径の長さを算出し、変数$diameterへ割り当てる
  echo $diameter; // 変数$diameterを出力

  // 結果:75
?>

これを使わないと以下のようなコードとなる

sample.php
<?php
  $diameter = 5 * 5 * 3; // 直径の長さを算出し、変数$diameterへ割り当てる
  echo $diameter; // 変数$diameterを出力

  // 結果:75
?>

両方とも出力される結果は同じであるが、
下の方は仮に半径の長さが変わった場合に2箇所修正する必要がある
一方で、上のコードは変数$radiusの値を修正するだけで解決する

変数名の付け方

  1. 英単語を用いる(変数で年齢を定義したければ「age」を用いる等、何を定義したいかが明確に判別可能な単語を使う)
  2. 2語以上の場合は、大文字で区切る(例:$userName)
  3. 数字から始まる命名は不可
  4. ローマ字や日本語での命名は望ましくない

変数の更新

変数は割り当てられている値を更新することが可能

sample.php
<?php
  $num = 5;
  echo $num; // 5が出力される
  // 結果:5
  $num = 10;
  echo $num; // 更新された変数の値が出力される
  // 結果:10
?>

また、現在割り当てられている変数の値に別の数字を足すことも可能

sample.php
<?php
  $num = 5;
  $num = $num + 5; // 変数$numに5を加える
  echo $num; // 10が出力される
  // 結果:10
?>

これを他の四則演算も考慮した上で、省略した形が以下の形式となる

sample.php
<?php
  $num = 10;
  $num += 5; // $num = $num + 5の省略系
  $num -= 5; // $num = $num - 5の省略系
  $num *= 5; // $num = $num * 5の省略系
  $num /= 5; // $num = $num / 5の省略系
  $num %= 5; // $num = $num % 5の省略系
?>

足す値、引く値が1のみである場合は、同じ記号を2度使うことで省略が可能
この形式をインクリメント、デクリメントと呼ぶ

sample.php
<?php
  $num1 = 7;
  $num2 = 3;
  echo ++$num1; // 値は8
  // 結果:8
  echo --$num2; // 値は2
  // 結果:2
?>

文字列や変数の連結

文字列や変数を「.」で繋げると、文字の連結が可能になる

index.php
<?php
  $term = "あいう";
  echo $term."えお"; // 変数と文字列を「.」で連結し出力
 // 結果:あいうえお
?>

文字列の連結は「.=」を用いることで省略した形で記述できる

index.php
<?php
  $term = "かきく";
  $term .= "けこ"; // $term = $term . "けこ"の省略形
  echo $term; //
  // 結果:かきくけこ
?>

変数展開

ダブルクォーテーションで囲われた文字列の中に、
変数を組み込むと変数に割り当てられた値が出力される
使い方は、変数を「{}」で囲うこと

index.php
<?php
  $today = "2019/12/02";
  echo "本日は{$today}です"; // 全体を「""」で囲った上で、変数箇所を{}で囲う
  // 結果:本日は2019/12/02です
?>

次回

  • if文
  • switch文
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