AWS DRS (災害復旧)
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「DRSはDisaster(災害)に備えて、RegionをSwitchover」
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災害時に、フェイルオーバー(Switchover)でシステム全体を復旧
→ 大災害の全体復旧 → アプリケーション丸ごと切り替え
Amazon DLM (バックアップ管理)
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「DLMはDiskのLifecycleをMaintain」
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EBSのスナップショットを効率的に管理・維持する
→ ディスクの寿命管理 → スナップショットの自動管理
違い
No | 項目 | AWS Elastic Disaster Recovery (AWS DRS) | Amazon Data Lifecycle Manager (Amazon DLM) |
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1 | 主な目的 | 災害復旧(Disaster Recovery) | スナップショットの自動管理 |
2 | 対象リソース | サーバー全体(オンプレミスやAWSインフラ) | EBSボリューム |
3 | 特徴 | アプリケーションのフェイルオーバーと復旧 | 定期的なバックアップの作成・削除 |
4 | 主な用途 | 障害や災害時にアプリケーション全体を復旧 | EBSのストレージ最適化とバックアップ運用 |
5 | 構成単位 | サーバー単位 | ボリューム単位 |
6 | 使用するAWSサービス | Amazon EC2、EBS、ネットワーク構成など | Amazon EBS |
7 | 自動化機能 | フェイルオーバー/フェイルバックの自動化 | スナップショットの作成・保持・削除の自動化 |
8 | 代表的なユースケース | 別リージョンへの災害復旧 | EBSスナップショットの管理 |
9 | コストへの影響 | 災害復旧環境を構築するためコストが高め | スナップショット管理でコスト最適化可能 |
10 | 利用開始の簡便性 | 比較的複雑(詳細な設計が必要) | シンプルな設定で容易に開始可能 |
まとめ
AWS DRSはアプリケーションごと丸替え、Amazon DLMはディスクの交換!