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Git・Github基本的な使い方

Last updated at Posted at 2024-08-16

はじめに

 久しぶりにGitを使ってソースコードを管理しようと思ったのですが、使い方を忘れてしまっていたので、自分用のメモかねてGit、Githubの使い方を載せておきます。

※ご自身のPCにGitのインストールし、GithubアカウントにSSHキーの登録を済ませている必要があります。

改行コード変換について(やらなくても良い)

WindowsとMacなどOSが違う場合、改行コードが異なるため、Gitの設定で改行コードを自動変換できるようにしておく方が良いらしいです。

設定確認コマンド

git config --global -l

設定の表示

core.editor="C:\Users\YourName\AppData\Local\Programs\Microsoft VS Code\bin\code" --wait
core.autocrlf=false  /* ←改行コード自動変換設定 */
core.quotepath=false
user.email=test_user@example.comm
user.name=username

上記のように「core.autocrlf=false」になっている場合は自動変換設定がOffになっているため、設定の変更を行った方が良い

※Windowsの場合の設定です。MacなどのPCの場合は「true」ではなく「input」とするのが良いそうです。

設定変更コマンド

git config --global core.autocrlf true

上記を実行後、再度「確認コマンド」で設定がtrueになっていれば完了です。

Githubのリポジトリ作成方法

  1. GitHubへログイン

  2. Gitリポジトリ作成

    リポジトリ一覧の「New」ボタンをクリック

    画面イメージ-git使い方.drawio.png

  3. リポジトリ設定
    a. リポジトリ名、説明、公開設定を設定する。※公開:public、非公開:private
    画面イメージ-Git使い方2.drawio.png

    b. 下にスクロールすると、使用言語やREADME fileなどの選択がありますが、何もせずデフォルト設定のままで「Create Repository」をクリックします。
    画面イメージ-Git使い方3.drawio.png

  4. ローカルリポジトリとの紐づけ
    基本的には下記の上の「ローカルリポジトリの作成からpushまで」の手順を使います。

    ※初心者の方はgit add README.md の部分は解説を見た方が良いかもです。

    画面イメージ-Git使い方4.drawio.png

解説

※「ローカルリポジトリの作成からpushまで」の手順の解説です。

  1. ターミナルを開き、ローカルリポジトリまで移動してください。

    cd C:\your_local_repository_path\  ←ローカルのパス
    
  2. リポジトリ内に「README.md」(マークダウンファイルを作成する)コマンド
    ※「README.md」は作らなくても大丈夫です。

    echo "# test" >> README.md
    
  3. ローカルリポジトリの初期化

    git init
    
  4. ファイルをリポジトリのステージに乗せる
    ※上記手順では「git add README.md」となっていますが、すべてのファイルをステージに乗せるには、下記のコマンドに変えます。

    git add .
    
  5. リポジトリへコミットする

    git commit -m "first commit"
    
  6. ブランチ名を強制的に「main」に変更します。

    git branch -M main
    
  7. リポジトリをステージに乗せる

    git remote add origin git@github.com:username/test.git 
                            👆ここはユーザーによって変わります。
    
  8. ローカルリポジトリをリモートリポジトリにプッシュします。

    git push -u origin main
    
  9. 上記手順でリモートとローカルの紐づけし、ブラウザを更新すると、リモートリポジトリが表示されます。これで紐づけは完了です。

    画面イメージ-ページ8.drawio.png

ブランチを作らない運用

上記の「Githubのリポジトリ作成方法」特に詳しい記録やブランチを作る必要がなければ、移行下記の手順で、リポジトリの変更を保存できます。

手順

  1. ローカルリポジトリの編集

  2. 変更をステージに乗せる

    git add .
    
  3. コミットする

    git commit -m "(ここ内容は何でも良い)"
    
  4. プッシュする

    git push
    
  5. リモートリポジトリ確認

ブランチを使用する運用

ブランチとは複数人開発で同時に開発を進める際に、他の改修によって影響を受けないよう、作業場を分けるためのものです。

ブランチを作ってみる

作成コマンド

git branch <branchname>

ブランチへの移動コマンド

git checkout <branchname>

作成と移動を同時に行うコマンド

git checkout -b <branchname>

ブランチの削除コマンド

※別ブランチへ移動している必要があります。
※ローカルとリモート両方のブランチを削除する必要があります。

ローカル

git checkout -d <branchname>

リモート

git push origin --delete <branchname>

ブランチにて初めてのプッシュ

最初のブランチ作成後、「ブランチを作らない運用」の手順でリモートへプッシュすると、下記のようなエラーが出るため「←ココ」の部分をコピーし、再度実行してください。

fatal: The current branch test has no upstream branch.
To push the current branch and set the remote as upstream, use

    git push --set-upstream origin <branchname>  **←ココ**

To have this happen automatically for branches without a tracking
upstream, see 'push.autoSetupRemote' in 'git help config'.

ブランチとメインブランチのマージ

上記手順で、プッシュしたブランチをmainブランチへマージする方法

  1. 最新のmainブランチに移動する

    git checkout main
    git pull ←最新の状態をリモートから取得
    
  2. 他のブランチを作り、移動する

    git checkout -d test_branch
    
  3. ファイルを編集後、リモートへプッシュ

    • 方法
      1. 変更をステージに乗せる

        git add .
        
      2. コミットする

        git commit -m "test_commit"
        
      3. プッシュする

        git push
        
  4. Githubへアクセスし、ボタンをクリック

    画面イメージ-ページ9.drawio.png

    • ※上記の表示がない場合

      下記の手順で新しいプルリクエストを作成してください。

      画面イメージ-ページ10.drawio.png

  5. プルリクエスト作成

    ※作成したIssueを紐づけたい場合は、Developmentから紐づけることも可能です。

    画面イメージ-ページ11.drawio.png

  6. マージする

    ※マージせず、プルリクエストのみを閉じることもできます。

    画面イメージ-ページ12.drawio.png

    Confirm mergeをクリック

    画面イメージ-ページ13.drawio.png

    下記の表示が出れば完了です。

    スクリーンショット 2024-08-16 122640.png

最後に

 以上で終了です。上記のコマンドなどの操作方法を覚えておけば、最低限のリポジトリ管理は大丈夫だと思うのであまりGitを触ったことがない人のお役に立てれば幸いです。

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