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【Microsoft Fabric入門】5つのキーワードで全体像をつかむ(OneLake・ワークスペース・ワークロード)

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Last updated at Posted at 2026-07-17

「Azureでデータ分析をやりたいけど、Synapse・Databricks・Data Factory・Power BI と似たようなサービスが多すぎて、どれをどう組み合わせればいいのか分からない」——そう感じたことはありませんか。

Microsoft Fabric は、まさにその「バラバラの分析基盤」を1つにまとめるために生まれた、SaaS型の統合分析プラットフォームです。

この記事では、Fabricの全体像を 5つのキーワード でざっくり掴めるように整理しました。それぞれの詳しい解説は、記事末尾のブログ記事にまとめています(図解つきで丁寧に解説しています)。

📘 各項目の図解・詳細はこちら
【Microsoft Fabric①】Fabricとは? OneLake・ワークスペース・ワークロードの全体像


この記事でつかむ5つのキーワード

  • Fabricとは何か(SaaS型の統合分析プラットフォーム)
  • OneLake(テナント全体で1つのデータレイク)
  • ワークスペースと容量(Capacity) の関係
  • 主要ワークロード(Data Factory / Data Engineering / … / Power BI)
  • レイクハウスとウェアハウスの違い

読み終えたときに、この5つを自分の言葉で説明できることをゴールにしています。


① Microsoft Fabricとは?

取り込み・加工・分析・可視化までを1つの環境で完結できる、SaaS型の統合分析プラットフォームです。

従来のAzureでは、Data Factory・Synapse・ストレージ・Power BI……と複数サービスを自分で繋ぎ合わせる必要がありました。Fabricはこれらを「最初から1つに束ねた完成品」として提供します。

自作PC(部品を組み立てる)に対して、Fabricは電源を入れればすぐ使える一体型PC

② OneLake|組織にたった1つのデータレイク

Fabricの心臓部が OneLake です。

テナント全体で共有される「たった1つのデータレイク」で、公式は「データ版のOneDrive」と表現します。全ワークロードが同じデータをコピーせずに直接参照するため、データのサイロ化とコピーの無駄がなくなります。

③ ワークスペースと容量(Capacity)

この2つは役割が違います。

  • ワークスペース = 成果物を入れる「作業部屋」(レイクハウス・レポート等を置く入れ物)
  • 容量(Capacity) = 処理を動かす「エンジン」(F SKU で契約する計算リソース)

ワークスペースが容量に紐づいて、初めて処理が動きます。この分離が、後のコスト管理の考え方につながります。

④ 主要なワークロード

Fabricは役割別のワークロードの集合体です。

ワークロード ざっくりの役割
Data Factory データの取り込み・変換
Data Engineering Spark/ノートブックで加工
Data Warehouse T-SQLのウェアハウス
Real-Time Intelligence リアルタイム分析
Power BI 可視化・ダッシュボード

取り込み→加工→整理→可視化 という一本の流れで繋がっています。

⑤ レイクハウス vs ウェアハウス

初心者が最も混乱するポイントです。

  • レイクハウス = Spark/ファイル中心(何でも放り込める倉庫)
  • ウェアハウス = T-SQL/構造化中心(整理棚の図書館)

どちらもデータの実体はOneLake上の同じ形式。チームがSpark寄りかSQL寄りかで選ぶのが実務的です。


もっと詳しく知りたい方へ

ここでは全体像をざっくり掴むことに絞りました。それぞれの図解・具体例・Terraformでの構築例は、ブログのシリーズ記事で丁寧に解説しています。

Fabricは「触ってみると意外とシンプル」なサービスです。この記事で全体像を掴んだら、ぜひ手を動かしてみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。参考になれば LGTM で応援いただけると励みになります🙌

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