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お知らせ

こんにちは、愛知工業大学システム工学研究会です。
この記事は、2021-10-04に書かれた記事です。
間違った内容や古い内容が紛れていますが、過去の記事を残す一環として記事を書きます。
よろしくおねがいします。

Swiftについて

  • はじめに
  • Swiftとはなんぞや
  • HelloWorld
  • おわりに

はじめに

どうも、2021年アベントカレンダー二日目の西澤です。
今回の記事は前回のKotlinに引き続き、スマホアプリ開発に関連するプログラミング言語であるSwiftを紹介していきます。
こんなコードでこんな感じのすごそうなプログラミング、を紹介するわけではなく、「Swiftなにそれおいしいの?」という人に向けた内容になっています。なので物足りない人もいるかと思いますがご容赦ください。

Swiftとはなんぞや

SwiftというのはAppleが発表したオープンソースのプログラミング言語です。発表されたのが2014年と、かなり新しい言語となっています。
Appleが開発しただけあり、iOSやMacのソフト開発と相性よく作られていて簡単なものならかなり手軽に作れてしまいます。
何よりも特徴的なのはその動作の速さです。これまでのiOSやMacの開発に使われてきた言語、Object-Cの最大2.6倍もの高速処理が可能です。

HelloWorld

Swiftについてほんのりとわかったところで、みんな大好きHelloWorldでSwiftのコードがどんな感じか実際に見てみましょう。

1 var text = "HelloWorld" 2 print(sayello)

はい、これだけです。クラス関数を作る必要もありません。Pythonやjavascriptのように最初から処理を書いて動かせます。
とはいえこれだけでは説明することがなさすぎるので、関数も入れて冗長的に書いてみます。

1 func getText() ->String{ 2 var text = "HelloWorld" 3 return text 4 } 5 print(getText())

それでもかなり簡潔ですね。
それではそれぞれの処理を説明していきます。

関数の扱い

まずは関数からです。

1 func getText() ->String{ : 4 }

->Stringが特徴的ですね。関数の構成は以下のようになっています。

func 関数名(引数名: 型名) ->戻り値の型{return 戻り値}

これを先程のコードに当てはめてみると、関数名がgetText、引数がなし、戻り値の型がString、text変数が戻り値、そしてfuncは関数の宣言ということがわかります。前回紹介したKotlinと->以外がかなり似ていますね。

変数、定数の扱い。

次は変数(関数)についてです。

2 var text = "HelloWorld"

ここで引っ掛かるのはvarだけですね。とはいえJavaScriptを触ったことのある人なら馴染みがあると思います。
varというのは値を再代入可能な変数を宣言する時に使います。一方で、値を再代入不可能な変数(定数)を宣言をする時にはletを使います。
今回の場合はどちらで書いても問題はありません。しかし、実際にSwiftでコードを書く時にはvarとletをうまく使い分けるようにしましょう。
そして、ここまで聞いて勘のいい人は「型が入ってないやん!」と気づいたのではないでしょうか?そうですSwiftにも型推論が搭載されています。型推論がわからない人に向けて説明をすると、変数に代入された値から変数の型を推測し、自動で型を定義してくれるため、型を明示する必要がないというものです。
これにより、コードを簡潔に書けるという訳です。もし型を明示したい場合は次のようになります。

2 var text :String = "HelloWorld"

Swiftは型に厳格です。そのため、double型の変数にint型の変数を代入する、ということができません。型の宣言や値の代入には気をつけましょう。

文字列出力

そしてHelloWorldの出力です。

5 print(getText())

ここは簡単ですね。getText関数の戻り値であるtext変数の値をprintで出力しています。
とはいえこれだけだと寂しすぎるのでSwiftで文字列を扱う時のいいところを紹介します。
例えば、Javaで文字列と変数を同時に出力したい場合、以下のようにコードを書く必要があります。

Java System.out.println("私は"+age+"歳です");

このぐらいならいいですが、何度も+や””を入力することになったらかなり面倒です。
Swiftでも同様の書き方ができますが、Swiftでは+と””を使わずに、文字列の中に変数を差し込むことができます。それが次の書き方です。

Swift print("私は\(age)歳です")

(変数)という書き方をするだけで文字列の中に直接埋め込むことができます。見やすい上にしょうもないミスが減りそうで良きですね。
さらにもう一つ,便利な記述の仕方があります。
それが次です。

Swift var text = """ 今日は いい天気 です """ print(text) 出力: 今日は いい天気 ですね

このように"を三つにすると文字列が入力とまったく同じように出力することができます。

おわりに

以上でSwiftに関する説明は以上です。あまり細かいところには触れられませんでしたが、この記事でSwiftへ興味を持ってもらえたなら幸いです。
SwiftはiOSやMacのアプリ開発だけではなく、Androidアプリ、さらにはWebアプリにWebサーバーも開発することができます。
Swift自身もいまだにアップデートされ続けているので、これからまだまだできることが増えていくと思います。
Appleの公式サイトではSwiftについて細かい仕様や特徴が説明されているので気になったら、s是非みてみてください。
SwiftApple:https://www.apple.com/jp/swift/

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