エンジニアの方から「これはできた方がいい」ということで、WEBサーバー構築を始めてやったのですが、途中詰まったところがありながら構築に成功したので、備忘録がてら書いていきたいと思います。
Linuxのコマンドやvimの操作に不慣れな部分があったのですが、その練習にもなったので良かったです!
1 VirtualBoxをインストール
こちらにアクセスして、VirtualBoxをダウンロードします。
「OS X hosts」をダウンロード。
2 CentOSをインストール
3 VirtualBoxを開いて、CentOSをインストールする
下記記事を参考に対応しました。
VirtualBoxを起動のタイミングでエラーが出た
VirtualBoxの設定をした上で「起動」を押すと
「Kernel driver not installed(rc=-1908)」というエラーが表示された。
調べたところ、これはMac側のセキュリティの問題のようなので
Macの「システム環境設定」→「セキュリティとプライバシー」から、
下の方にある「ソフトウェアの読み込み」を許可しなければならない。
これはVirtual Boxをインストールして30分以内でないと表示されないそうなので
30分以上経過して表示されなくなってしまった場合は、
VirtualBoxを再度インストールしなければならない。
「許可」を押すことで、上記エラーは解決しました。
4 WEBサーバーを構築
下記記事を参考にしながら、対応しました。
インターネット接続のエラーが出た
無事VirtualBoxの起動もでき、
$ sudo yum install httpd
を実行したところ、下記のようなエラーが発生しました。
sudo yum install httpd could not retrieve mirrorlist
調べたところ、DNS設定がうまくいっていないようでした。
下記コマンドを実行して、設定するネットワークファイルの名前を確認。
$ ls /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-*
/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-enp0s3 /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-lo
enp0s3という名前であることがわかったので、
下記コマンドでインターネット接続されているかを確認。
$ ip addr show
本来なら先ほど確認したenp0s3という文字が表示されるはずだが、
表示されなかったので、インターネットに接続されていないようだった。
なので、先ほどのネットワークファイルを編集していく。
$ sudo vi /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-enp0s3
TYPE=Ethernet
PROXY_METHOD=none
BROWSWE_ONLY=no
BOOTPROTO=dhcp
DEFROUTE=yes
IPV4_FAILURE_FATAL=no
IPV6INIT=yes
IPV6_AUTOCONF=yes
IPV6_DEFROUTE=yes
IPV6__FAILURE_FATAL=no
IPV6_ADDR_GEN_MODE=stable-privacy
NAME=enp0s3
UUID=***
DEVICE=enp0s3
ONBOOT=yes
DNS=8.8.8.8
GATEWAY=XXX.XXX.XXX.XXX
IPADDR=XXX.XXX.XXX.XXX
NETMASK=XXX.XXX.XXX.XXX
私の場合は「DEVICE」から下の表示の部分がなかったので、追加しました。
ホストOS(自分のPC)のIPアドレスは、「システム環境設定」→「ネットワーク」→「詳細」→「TCP/IP」タブから見ることができます。
GATEWAY
にはルーターのアドレス、IPADDR
にIPv4のIPアドレス、NETMASK
にはネットマスクのアドレスを入力すればOKです。
あとはONBOOT
は初期はnoになっていたので、yesに変更しました。
追記できたら、修正を保存します。
あとはこちらの部分を参考にしながら、NetworkManagerを動かないように設定。
設定終了後、再度
$ sudo yum install httpd
を実行したところ、エラーは解消されました。
成功!
自分のPCで http://XXX.XXX.XXX.XXX
と入れて、
このような画面が表示されたので、無事WEBサーバーの構築をすることができました!