DNS, CDNについて
DNS
- 「A」レコードとは、URL(ドメイン)のIPアドレスを指定するレコード
- DNSのAレコードがドメインとIPアドレスの紐付けをしている
- 「CNAME」レコードと呼ばれるリソースレコードが存在
- 特定のドメインを別のドメインに紐付けることができる
- ドメインAのURLとドメインBのURLを紐付けられるため、ドメインAのURLにアクセスしたまま、ドメインBを表示可能
- CNAMEの仕組みを利用することで、自社のドメインはそのままに、別のサーバーからコンテンツ(データ)を配信できる
CDN
- サービスとしてはAkamaiやAWSのCloudFrontが有名
- CDNはDNSとオリジンサーバー、キャッシュサーバーの3つで成り立つ
- 下記手順
- ユーザーがDNSを経由する
- キャッシュサーバーへリクエストする
- データをキャッシュサーバーからオリジンサーバーに取りに来る
どうやって高速化を図っているのか
- ユーザーのアクセス: ユーザーがwww.example.comにアクセスします。
- CNAMEの適用: CNAMEレコードによってリクエストがcdn.example.comにリダイレクトされます。
- キャッシュサーバーの応答: CDNのキャッシュサーバーがリクエストを受け取り、キャッシュがあれば即座にコンテンツを提供します。
- キャッシュがない場合: キャッシュサーバーにコンテンツがない場合、オリジンサーバーにリクエストを送り、コンテンツを取得してユーザーに返します。取得したコンテンツはキャッシュとして保存され、次回以降のリクエストに対応します。
※オリジンサーバーにアクセスする回数が減る